」～ない（否定形）＋というわけではない」は変な文書ですか。

Question

日本語の作文を練習するときに、こういう文書を書きました。
「消極的な姿勢が表れている社員は内面も消極的である。しかし、そう表れていない社員は内面も消極的でないというわけではない。」は自然ですか。ちょっとくどいかなと思っています。
それとも、「消極的な姿勢が表れている社員は内面も消極的である。しかし、そう表れていない社員は内面も積極的というわけではない。」の方が自然ですか。
作文はあまり得意でありませんから、ご指導ほどよろしくお願いします。

hakobulu · Accepted Answer

「消極的な姿勢が表れている社員は内面も消極的である。しかし、そう表れていない社員は内面も消極的でないというわけではない。」
：
二重否定としては全く問題のない構文です。
むしろ、二重否定にすべきです。
「消極的な姿勢が表れている社員⇒内面も消極的である」
と最初に述べているのだから、読者としては、
「消極的な姿勢が表れていない社員⇒内面も消極的ではない」
という予測をする可能性が高い。
しかし、その『内面も消極的ではない』という推測は違いますよ、という意味で、
「『内面も消極的でない』というわけではない」のような二重否定にするほうが妥当なわけです。

しかし、他の点では不自然さが残ります。
自然な文になる例をいくつか挙げます。
a.「消極的な姿勢が表れている社員は内面も消極的である。しかし、そうでない社員が内面も消極的でないというわけではない。」
b.「消極的な姿勢が表れている社員は内面も消極的である。しかし、それが表れていない社員が内面も消極的でないというわけではない。」
c.「消極的な姿勢が表れている社員は内面も消極的である。しかし、消極的な姿勢が表れていない社員が内面も消極的でないというわけではない。」

このようにすれば自然な文になります。
他にもあるかもしれませんが、「そう表われて」という表現は使わない。また、「社員は」ではなく「社員が」とする点は必須です。
個人的には、対応関係がわかりやすく、すっきりしている点で、c がお勧めです。

jzajza · Answer

「消極的」が出て来るなら、反対語の「積極的」にすると分かりやすいと思います。
「消極的な社員は、内面も消極的である。
が、積極的な社員が、内面も積極的であるとは断定できない。」
上記が、ごちゃごちゃと飾りたてずに、本筋を言い当てていると思います。
「消極的」のひと言に、態度や姿勢が組み込まれています。
また、「積極的」の言葉にも、態度や姿勢が組み込まれています。

hanzo2000 · Answer

「〜ない＋というわけではない」の表現は、比較的よく使われます。
おっしゃるとおり少々くどいですが、
変な文章だとまではいいません。

おいしくもまずくもない料理を食べたとき、
「おいしくないわけではない」とか言ったりしますね。

しかし例文はやはりくどいですね。

「しかし、そう表れていない社員は内面も消極的でないというわけではない。」

これは、
「表れていない」
「消極的でない」
「というわけではない」
という3つの否定が連続しています。
文法として問題はありませんが、否定の連続でもう何が何やらわけわからん、という感じです。

しかも「消極的」という単語も積極的の反義語であり、
否定的意味合いを持ってしまうので、なおさら否定の連続感が高まります。

さらに、「そう（消極性が）表れていない」という表現もあまり適切とはいえません。
積極性が表れてない状態を消極的というわけであって、
消極性はあまり表すものではないからです。

よって、
「しかし、積極性が表れている社員の内面が積極的とは限らない。」
などの表現が無難かなと思いました。

白水2015 · Answer

初めの文章。時には消極的な部分がある……その後の言葉は消極的な人を助言する少し深い意味。
次の文章は二極端。消極的な姿勢の人は内面も消極的である。と決め付けてる。
一番の文章の方がいいとおもいます。今は消極的だが積極性を持たせる意味が入ってます。

」～ない（否定形）＋というわけではない」は変な文書ですか。

「消極的な姿勢が表れている社員は内面も消極的である。

「消極的」が出て来るなら、反対語の「積極的」にすると分かりやすいと思います。

「〜ない＋というわけではない」の表現は、比較的よく使われます。

初めの文章。

似たような質問が見つかりました

関連するカテゴリからQ&Aを探す

デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング

マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング