どう思う？

本願とは与えられるものではありませぬ

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質問者：hitonomichi34
質問日時：2016/01/12 16:14
回答数：3件

しかるに南無妙法蓮華経と唱えるはこれをこしらえた者にのみ意味があるのでございまする。
それ以外の者にとってはたとえ１億回南無妙法蓮華経と唱えたとしても無意味なのでございまする。
本願とは自らが悟り、自らが生み出すものではございませぬか。
そーでなければ誰にとっても無意味なのでありませぬか。

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回答 (3件)

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No.3

回答者：釋典儀
回答日時：2016/01/16 11:25

浄土真宗大谷派のものですが、たまたま女房の一族に日蓮宗が多いので、コメントいたします。

本来浄土三部経の体系では、葬式等の法事を通じて仏法を受け取らせていただく「他力」だからこそ本願他力で往生するのであって、そこで受け取る信心とは、自分が「生きてきたのではなく、生かされてきたのだ」と火葬場の白骨を前に感得することが「他力」のポイントです。しょせん極楽浄土のイメージそのものは方便化土にすぎず、真実報土は涅槃海であることを教えたのが親鸞です。
ところが愚か者が関東の法然の弟子に多く、火葬も法事も真面目にせず、当時は天台宗日蓮派の立場の日蓮さんを襲うようなとんでもないことをしでかし、親鸞とて法華経の行者であったことを忘れておった。そこで親鸞は嘆異抄や書簡で関東の弟子の過ちを糺し、蓮如に至っては、「ただ口に称えたらば往生すべきように思えり。それは覚つかなき次第なり」「当流においては、信心を先とされれたる！　そのいわれを知らずばいたずらごとなり！！」と御文で大糾弾しているのです。（おまけに蓮如最後の妻は、熱烈な法華経の信者蓮能尼です）
浅学ながら、法華経を読みますと、薬王菩薩本事品が重要としか思われません。方法論として、自力修行が前提ですので、唱題撃鼓し、身延山に登ったりする努力に徹底しないと、意味がないと思います。よって、自らが悟る＝自力なら自力で徹底しないと、そもそも意味がないと思います。法華経に徹することが必要でありましょう。合掌！

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この回答へのお礼

＞浅学ながら、法華経を読みますと、薬王菩薩本事品が重要としか思われません。

私も私なりに法華経を読みましたが、法華経は単に「妙法に帰依します」という以外は如何なる意味内容も含んでいないと思っています。
結論から言うと法華経には意味内容というのが全く皆無と捉えています。

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お礼日時：2016/01/16 21:49

参考程度に

No.2

回答者： NemurinekoNya
回答日時：2016/01/15 21:03

どうもお久しぶりでございます。

☆それ以外の者にとってはたとえ１億回南無妙法蓮華経と唱えたとしても無意味なのでございまする。
◇無意味かどうかは別にして、１億回「南無妙法蓮華経」とただ唱えても何の功徳もないでしょうね。菩薩行を実践しなければ何の意味もない。

確かに法華経の中では「この経典を賛嘆する者の功徳は計り知れない」というようなフレーズが数多く書かれておりますが、これは泣く子供を泣き止ますための飴玉（方便）のようなもの。
人によってはこれで味をしめて、「泣けば新しい飴玉をもらえる」と学習し、それまで以上に泣くようになるかもしれないし、嘘泣きまで始めるかもしれない(^^ゞ
であるとすれば、むしろ逆効果。

私が思うに、「南無妙法蓮華経」というお呪（まじな）いが意味をもつとすれば、「私は、法華経に帰依します。そして法華経に書いてあるような菩薩行を実践します」と毎日、新たに誓い、そして、それを実践するときに初めて意味を有するようになるのでしょう。
そうでなければ、「チチンプイプイ」というお呪いと何ら変わらない。

☆本願とは自らが悟り、自らが生み出すものではございませぬか。
◇浄土系の宗派ではそうは説かないと思うけれど、まぁ、そうでしょうね。
このことを、真宗さんあたりだと、「阿弥陀様からいただく」と言うじゃないだろか。
そして、これは表現の仕方の違いだと思うね。

まっ、そういうことで。