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ボンバルディア・トランスポートはカナダのメーカーということになっています。

しかし、ドイツの大手の鉄道製造メーカー(アドトランツ社、タルボット社など)
を何社か買収しています。

そのためか本社はカナダではなくドイツのベルリンにあります。

それに今ボンバルディア・トランスポートが販売している車両は
買収される前のドイツのメーカーが製作した車両も多いです。

なのでボンバルディア・トランスポートが販売している車両でも
完全に〝メイド・イン・ボンバルディア(カナダ)〟とは言えないのではないでしょうか?

実態は〝メイド・イン・アドトランツ(ジャーマニー)〟であることも多いのでは?

A 回答 (2件)

>それに今ボンバルディア・トランスポートが販売している車両は買収される前のドイツのメーカーが製作した車両も多いです。


買収直後はともかくそんなに見込み生産はしていませんよ。

>完全に〝メイド・イン・ボンバルディア(カナダ)〟とは言えないのではないでしょうか?
誰が言っているのですか。
made by Bombardier (Canada) なら カナダのボンバルディアグループが製作した意味ですからそのとおり。

>実態は〝メイド・イン・アドトランツ(ジャーマニー)〟であることも多いのでは?
AD Tranzは名実ともに消滅していますから有り得ませんね。

made in Germany by Bombardier ex.AD tranz workshop
ならまだ解りますが。
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まあそうなんですが、事情はもう少し複雑です。



日本の話ですが、日立が英国の車両製造を落札して英国に工場を作ることはご存知ですよね。同様に川崎がフランス・アルトムスと折半でニューヨーク地下鉄から車両製造を受注して、アメリカに工場を持っているのもご存知だと思います。

鉄道というのは、飛行機と違って飛んでいってメーカーの整備工場で検査を受けることは出来ません。また車両もとんでもなく大量になることがあります(NYの場合は1000両)
こうなると、発注した国にとっても雇用の確保が大切であり、国際企業が受注しても、製造と整備の場所を発注国内に置くことを求められます。

こういう場合、結果として「メイドインその国」になることが多いわけです。

したがって、ボンバルディアがカナダの企業で、その一部門であるトランポーティーションがドイツの企業でもなにも問題ありません。ただ、ボンバルディアの機関車製造は元のアドトランツで行なうようですから、そういう一部分の製品はメイドインジャーマニーになるでしょう。

それ以外の車両製造は受注した国のほとんどに生産拠点をもっているようですので、最終的にはその国の製品として利用されていることでしょう。日本で使われているLRTもボンバルディア製が多いですが、日本の新潟鐵工所がライセンス生産していますので、事実上国内産のLRTということになります。
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