No.2
- 回答日時:
まず、ビックバンにより、それ以前の状態はすべて痕跡として残っていないとされています。
したがって、ビッグバン以前の状態は誰も、推測できないと言う事です。
物理学者が、ビッグバン以前の状態を想像できても、物理的状態として推測する事は不可能です。
無から有が生じることが無いとは、言い切れませんが、少なくともビッグバンが起こる状態のエネルギーが存在していたと言う事は推測できるでしょう。
したがって、いわゆる完全な無ではなかったと言えます。
ただ、物質や気体がある必要性は無いです。(純粋なエネルギーだけでも良いわけです)
エネルギーと物質は等価と考えれば、それが物質と言えば、そうと言えなくも無いです。
No.4
- 回答日時:
物質でもない空気でもない何かが存在した
何かと言われても、現代物理学の法則の枠外なのでそれを定義できない
定義できないのと何も無いのとは別
No.5
- 回答日時:
誤解をしている人が多いのですが、
何も無いのではありません。
全く何もない「無」というのは、現実の宇宙には
存在しません。
存在するのは人間の頭の中だけです。
少なくとも、現代科学はそう説明しています。
何かあるからビックバンも起こったのです。
その何かについては議論があり、まだ判って
いません。
エネルギーの一種みたいなモノがあったのだ、
とする説が有力です。
No.6
- 回答日時:
現代科学は経験科学と言われるように、私たちが日々の生活を送る中で経験的に(見たり測定したり…して)知ったことを法則化しています(たとえばニュートンはリンゴが木から落ちるのを見て万有引力を知りました)。
ですが、観測・測定技術の進歩でその経験科学では説明できない現象がこの世にあることも判明しており、経験科学で得た法則に修正を加えたり、常識(経験)に従わないまったく新しい理論を組み立て、常識外のその理論が正しいことを実験や測定で検証してきました。アインシュタインの一般相対性理論では私たちの想像を絶するような現象を予言しており、その理論が正しいことが実証されてきています。アインシュタインの理論では時間も空間も相互に関係しているという取り扱いをし、それを時空と称しているわけですが、そのあたりになると私たちの想像を絶する世界になります。アインシュタインが予言した重力波が検出でき観測できるようになると、宇宙の素顔や宇宙の成り立ちも分かってくるものと期待されますが、ビッグバン(もしあれば)っていったいどんなものなのか、理論的に解明できても私たちの経験科学では想像を絶し、常識的な感覚では理解しえないかも知れません。
> 物質とか空気とかそういうのがないならビッグバンできないと思いました
そう思うのは、いまの私たちの知識や理解が経験科学の粋を出ていないからです。アインシュタインの一般相対性理論では物質もエネルギーもお互いに関連しており、物質がエネルギーになったりエネルギーが物質になったりします(物質とエネルギーとは相互に転換されます)ので、経験科学に洗脳された頭をいったんリセットしないとビッグバンも理解しえないと思いますよ。
たとえば、宇宙が出来る前にエネルギーの塊があり、それが一気に物質に変わって(僅かなエネルギーで膨大な物質ができる)、爆発的に宇宙が広がった…なんてこともありえます。
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
アインシュタインは、「空間の重力ポテンシャルエネルギーの符号は負であり、それは物質(正エネルギー)の分布に比例するから、全宇宙のエネルギーの総和は常に0である」と指摘した。
つまり、存在と空間が同時に生じる場合は、先入的なエネルギーは不要である。
全ての存在は、量子的な不確定性に基づいており、無限に詰め込むと存在確率の山が平らになって、無と等しくなる。
この「絶対無=不確定性無限」において、その無限の闇に認識体の仮定断面(潜在的認識可能性)の運動(時系列化=プランク定数hの収束=物体収縮=宇宙膨張)を想定すれば、相対的に無の風は光になり、認識体はその光(感受表面(潜在的認識可能性)での量子相互作用パターン)の向うに、自己の補完(相補的不確定性)としての宇宙を認識するのだ。
自我仮説(記憶=時間の流れ=過去=超光速)と空間仮説(予測=空間の広がり=未来=光速下)の相補分化。
相対性理論の四次元時空の方程式において、時・空軸は虚数関係にあり、空間軸と時間軸の等距離点で相殺され、“ゼロの面(界面原点)”が生じる。
それが「ライトコーン」、すなわち光量子子の形成する面であり、光速以下の領域(未来)と超光速の領域(過去)を分ける界面原点なのだ。
そこにおいて、存在の階層現象性において超弦(量子定常波=光速)に還元される時、存在の依存する時空的広がり=非光速性は、物事を階層現象表面的に(=いい加減に)捉える事で二次的に派生している幻想だと言える。
(不確定性原理において、存在を確定化しようとすると無限不確定に発散する=いい加減に捉える事で有限な値(存在性)が可能になる事に通じる)
即ち、「何か有るんじゃないの?」という疑問(自我仮説)の相補として生じた時空仮説に対して、「本当はないんだけどね」という無の射影として、量子=存在は生じていると言える。
無いとは分からない事が有なのだ。
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