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下顎の歯肉癌切除の手術を受けました。
 主治医からインプラント治療が保険摘要できると
 勧められて義歯担当のお医者さんの部署へ行きました。
 その先生からインプラントは普通の入れ歯の台を作るのと
 固定式の入れ歯(これをインプラント治療と思っていました)の
 台との二種類があり「どちらになさいますか?」と聞かれました。
 口の状態にもよるのでしょうが、一般的にそれを選ぶ基準のような
 ものがあれば教えて下さい。それとも好みによって選ぶのでしょうか。

A 回答 (1件)

全く参考にならないかもしれませんが、アドバイスしてみます。




一般的にインプラントは全て自費であると思われがちですが、
腫瘍や外傷などの広範囲に及ぶ顎骨欠損等の特殊な症例に対して
インプラントを行う手術は保険適用です。
本来の名称としては「広範囲顎骨支持型装置埋入手術」といい、
算定要件として、歯周病や加齢によるものを除いて、連続した
1/3顎程度以上、又は、上顎の場合は上顎洞や鼻腔への交通、
下顎の場合は下顎区域切除以上の骨欠損となっています。
このため、症例によって対応は大きく異なります。
また、施設基準のひとつに「病院であること」とあるので、
一般の歯科では行わないために知らない歯科医もいます。

前述のように、症例によって大きさや形態が千差万別なので、
補綴方法も多種多様になります。
http://square.umin.ac.jp/~jamfp/general/section_ …
(「日本顎顔面補綴学会」補綴装置について)
(注:保険導入が最近なので、たぶん保険導入前に記載されたもの)
一般的に、ブリッジ形式の方が固定されているため咀嚼しやすく、
入れ歯形式の方が床部(ピンク色の部分)での欠損部の機能回復や
術後の調整を行い易いことが多いと思います。
形態によっては両方の性質を持つ可撤性ブリッジの選択もあります。
私が見たことがある顎補綴は口蓋に穴が開いていたので、
あえて義歯にしてその部分を床で被覆していました。
余談になりますが、ブリッジの場合18000点、義歯の場合13000点で
(この場合の名称は「広範囲顎骨支持型補綴」になります)
普通の入れ歯と違って一連の処置を合算した点数なので、
保険算定でも一般のブリッジや義歯とはかなり違います。

内容が判らない状況で安易な事は言えませんので、
この辺の事情は担当医が最もご存知でしょうから、
担当医に利点・欠点をよく聞いて、しっかり相談してください。



私は口腔外科どころか歯科医でも歯学生ありませんので、
これくらいしかアドバイスできませんが、
おだいじになさってください。
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この回答へのお礼

焦点の定まらないような質問にご丁寧な回答を頂きありがとうございました。
咀嚼のし易さと顎の骨のメンテナンスの両方から選択するように解釈しました。
あとは主治医の先生と相談しながら治療を受けます。

お礼日時:2016/03/04 22:16

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