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有名なフランス民謡「Sur pont d'Avignon」の歌詞の中に、『みんなで輪になって』の意として「tous en rond」という箇所があります。しかし現地ビジターセンターで見た原譜では「"tout” en rond」と表記されており、実際このように歌っている合唱団もあるようです。(YouTubeにて検索した結果、「tous」の方が圧倒的に多かったですが、「tout」も複数見られました。)

曲が出来上がった時代と現代とではフランス語(熟語)がもたらすニュアンスに違いが生じて「tout」よりも「tous」にシフトしてきたのかな、と思われるのですが、あくまでも素人の推測ですので、正しいところを知りたいと思い、ここで質問させていただきます。

また、「曲」自体を離れて、現代文法として考えて、どちらが自然な(正しい)フランス語と解されるでしょうか?
tout,tous,toute,toutes にはいつも悩まされているので、ここで一度はっきりさせておきたいという思いもあります。
ご教示いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

> どちらが自然な(正しい)フランス語と解されるでしょうか?



どちらも自然な(正しい)フランス語なので、両方あるのです。
ただ、もちろん、意味が違う。

tous en rond → みんなでまるく(踊ろう)
tout en rond → まん丸に(踊ろう)

tous は主語の同格で、en rond とは切り離して考える。
tout は強調の副詞で、en rond を修飾。

まあ、tout は確かに面倒くさい。
ロワイヤル仏和をみても、注が 1~11 まである。
習得には、辞書を繰り返し読み、いろいろなフランス語の文章を読み込み、自分でも書いてみるしかない。
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この回答へのお礼

Syntactic_Structures様

早速のご回答をありがとうございました。
「みんなで」を表現したい場合は「tous」、「en rond」(丸く)を強調したい場合は「tout」を使うのですね。

>習得には、辞書を繰り返し読み、いろいろなフランス語の文章を読み込み、自分でも書いてみるしかない。

はい。確かにおっしゃる通りです...。フランス語に触れないことには吸収もできませんよね。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2016/05/16 10:17

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