ちょっと先の未来クイズ第4問

感電、地絡事故は何故起きるのでしょうか。
地面には電流が流れないので、電源や電線が完全に地面から電気的に分離されていた場合に一部を触ったりしても足から先や地絡ポイントから先は地面なのでその先は開放された回路になり、電線が流れないのではないでしょうか

よろしくお願いします

A 回答 (7件)

一般的に電流がグルーっと廻って流れる経路があると、「閉じている」と言うと思います。



質問者さんはご自分の理解で結論を出せているので、以下は説明不要ですが、端的に問われているので述べてみます。
直流的に閉じていなくて、交流的に閉じているとは、早い話が 前述経路の途中にコンデンサが直列に入っている場合です。この世界ではそういう言い方をします。断線していれば回路がオープンだとかいう言い方もしますよね。

そんな事は分かりきっているでしょうが、もっと現実的な話をすれば 回路が断線していても その回路自体が浮遊容量を持っているとして扱わないと行けない周波数帯もあります。この域になると、回路を切ろうにも 切り離せない訳です。 だから条件を付けたり 基本理論だけで話をすれば…となってしまいます。

もう一つは「回路が解放されていると電流は流れない」も一般には正しいです。ブレッドボードの回路ならもの言いを付けられることは先ずありません。
しかしこれも 「大地」を話にだして来れば突かれます。
もし電位の基準を大地にしないとしても、大地は電荷が100個や1000個流れ込んでも電位がかわりません(と言うことになっています)。
大地から電線でどっかに繋いで流れ込んだ電荷を逃がさないと流れ込まないと言うこともありません(と言える程 容量がデカい)。

余計な話で長くなりました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

よくわかりました。丁寧にありがとうございました!

お礼日時:2016/05/31 02:41

「地面には電流が流れない」というのが基本的な理解の誤りです。

大地のことをearthって言うでしょ。水回り(とくに)の電気機器はアースしなさい、ってよく言われると思いますが、大地は電流が流れるんです。

「電源や電線が完全に地面から電気的に分離されていた場合」って言っていますが、電力会社から供給される商用電源は一端がアースされています。家庭で使っている電気機器は、勝手に設置していればアースしていない(大地から浮いている)かも知れませんが。

アースされていない(大地から浮いている)と対地電圧がゼロというわけではなく、電磁誘導や静電気で幾らの電圧になるか不定なので、これが異常な対地電圧にならないようにアースしているんですよ。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2016/05/31 02:41

ご質問の条件としては電源が大地に対して完全に浮いていた場合ですよね?


(これとて 現実的な話か、理論的な話かによって ごちゃごちゃ注釈が付いてきますが…)

仰る通り感電しません。
「完全に浮いている」電源から電流が流れるとはどこにも書いていないと思います。

但し直流的に回路が閉じていなくても 交流的に閉じている時は感電します
雷がその例と言うことが出来ます(雲と雲の間に電圧が生じても大地に対して電圧が生じていなければ 無論そこから雷は落ちませんけどね)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
交流的に閉じている、直流的に閉じていないとはどのような意味なのでしょうか?

お礼日時:2016/05/29 12:05

我が国の高圧配電線は、電源が非接地となっています。


ですから、どこかで地絡しても接地線を介して戻るということはありません。
(実際には配電所などで接地形計器用変圧器が動作するように高抵抗を介して接続されています。)
しかし、配電線と大地との間には静電容量があるので、それを通して地絡電流が流れます。
静電容量は配電線が長いほど大きくなるので、地絡電流も大きくなります。
なお、配電線に直流を流した場合は、ご存じのように時定数できまる短時間電流が流れます。
実際には、接地点や配電線と大地間には抵抗もあり、電流が0になるということはありません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2016/05/29 11:42

高圧電線と大地間にコンデンサーが形成されています。

実際にはコンデンサを介して大地に結合される回路になります。
非接地で配線しても、コンデンサを介した接地回路になっちゃいますから。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ありがとうございます。では直流だと電流はほんの一瞬だけであとは流れないのでしょうか

お礼日時:2016/05/29 09:33

コンセントなどの片側は必ず接地されています。

チャントした工事をされている壁のコンセントならば左側が接地極になっています。よく見てみると左側の穴が上下に長くなっている事が多いはずです。こちらを触っても感電はしません。(電気工事業者が正規の工事をしている場合なので、たまに逆に接続されている物もあるので注意してください)
では、接地されていなければ、確かに閉ループになるので感電しないはずなのになぜ接地しているかというと、完全にオープン状態だと静電気などがたまってしまい対地電圧が100Vどころではなく相当な事になる可能性があるので片側を接地しています。
「感電、地絡事故は何故起きるのでしょうか。」の回答画像2
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。そう言う意味で接地させて安定させるのですか!勉強になりました。ありがとうございます

お礼日時:2016/05/29 09:34

>地面には電流が流れないので…



それが大きな間違い。
大地は良導体です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。すみません大地の先に電流の行き場がないので開放状態→電流が流れないという意味でした。
電流はループがないと流れないので、接地箇所からは勝手に電流が漏れないと…

お礼日時:2016/05/29 07:58

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報