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体育の授業のあとに、脈を取る時は心臓に直接当てずに手首か首に手を当てて取るようにいわれたのですが、どうして心臓に直接あてちゃいけないのでしょうか?

A 回答 (2件)

こんにちは。

病院職員です。

胸に手を当てたり、聴診器を当てて心臓の拍動を数えたものを「心拍数」と言います。心臓の収縮の回数を数えたものです。
脈拍とは、心臓の収縮によって押し出された血液の波動が血管の中を通って手首や首まで伝わったものを数えたものを言います。
健康な人なら心拍も脈拍も数値は同じです。
ただし、不整脈があれば違ってきます。ある種の不整脈では、心臓の中に十分血液がたまりきらないうちに心臓が収縮して血液が押し出されてしまうので、その波動が手首や首の血管まで伝わらず「脈が飛んだ」「脈が弱い」と認識されます。
心拍では、飛んだり弱くなった拍動も認識されるので、不整脈が出た場合に発見しにくいと思います。

その他、医師は脈拍の状態(左右差、強弱、リズムなど)で、心臓の状態や血管の異常をある程度把握できます。

それと、心臓に手を当てるより手首で脈拍を測るほうがはっきりして数えやすいと言うのもあるかもしれないですね。
病院では患者さんに指導する時は、手首で脈をはかる方法を指導します。
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この回答へのお礼

早速の回答をどうもありがとうございます☆

お礼日時:2004/07/17 14:28

 あなたは心臓の音を直接聴いたことがありますか。

その音は、1回の拍動で3つから4つの音がします。なぜなら、心臓には4つの部屋があって、それぞれが動いて、はじめて1回の拍動になるからです。ですから、1分間の拍動数を数えるには、ややこしくて不便なのです。

 心臓の音を聴くには、服を脱いでもらって直に耳を当てるか(聴き取りにくい)、聴診器を当てるかしなければなりません。手首や首の動脈に指を当てる方法だと、服を着たままでできるし、道具は要らず、手軽です。
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この回答へのお礼

早速の回答をどうもありがとうございます☆

お礼日時:2004/07/17 14:27

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