
3φ200Vの系統で線路長が長い為電圧降下の影響を考え、低圧タイトランスで400Vに一度昇圧し、負荷端で200Vに減圧するようにしました。その結果、低圧タイトランス1次側のブレーカを入れたとたん 3000A もの電流が一瞬流れブレーカ(250AT)がトリップしてしまいます(毎回トリップする訳ではない)。これってトランスの励磁突入電流の影響でしょうか?このような場合、どのように対処したら良いでしょうか?ちなみにトランスの仕様は
1次/2次:200/400V
容量:200KVA
定格電流:550/275A
%インピーダンス:3.5%
製造年月日:1988年
です。何かお分かりの方、よろしくお願いします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
突入電流でトリップしているのだと思います。
突入電流は一般的に7倍・10倍等といわれています。今回の3000Aは、若干低いような気がします。突入電流抑制タイプの変圧器・後付けの抑制装置があると聞いたことがありますので調べてみてください。又なぜ250ATなのでしょうか?定格電流は550Aでは?本来600ATのブレーカーでは?、とりあえず400ATのフルトリップに上げてみてはいかがでしょか、変圧器の2次側に負荷を接続していたほうが突入電流を抑制すると言う人もいます。ブレーカが適合していないのは低圧タイトラを後付けしたからです。タイトラにしても容量100KVAの在庫が無く苦肉の策で設置したため、少し違和感がある設備になっています。(負荷的には問題ない)最後の一文は機会があれば試してみたいと思います。御回答ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
変圧器の励磁電流は一瞬ですが定格の5~10倍となっていますので、保護協調の検討が必要です(時間と電流値のグラフ)現状ではトランス励磁電流とブレーカ遮断電流の曲線が交差しておりその点がトリップした点だと思います。
対策としては、負荷にあった変圧器を選定するか、変圧器にあった遮断機を選定するかだと思われます。
今回、電圧降下対策で複数のトランスを設置したと書かれていますが、トランスの損失があるのであまり得策ではないと思われます。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
-
新生活!引っ越してから困らないように注意すべきことは?
新しい職場や学校で元気いっぱいのスタートを切るためにも快適な生活環境を整えておきたい! >>
-
変圧器の励磁突入電流について
工学
-
励磁突入電流を抑制する為の方法
環境・エネルギー資源
-
変圧器の励磁突入電流について
その他(ビジネス・キャリア)
-
4
タイトランスとは
環境・エネルギー資源
-
5
トランスの突入電流について
環境・エネルギー資源
-
6
静電容量って何ですか?
環境・エネルギー資源
-
7
トランスの突入電流と発電機の関係において
環境・エネルギー資源
-
8
波高値(最大値)と実効値の計算についての質問
物理学
-
9
短絡電流電線インピーダンスについて
工学
おすすめ情報
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
人気Q&Aランキング
-
4
動力ブレーカーの容量計算
-
5
電流値の計算方法
-
6
単相3線式の定格電流の計算につ...
-
7
漏れ電流計算といろいろな謎
-
8
ブレーカの極数、素子数とは
-
9
電力ケーブルと弱電ケーブルの...
-
10
エアコンのケーブル選定
-
11
三相交流:二相のCTだけで一...
-
12
3,7KWコンプレッサーのブレ...
-
13
トランスのB種接地線のもれ電流
-
14
プラス接地をした場合の電流の流れ
-
15
鬼撚線
-
16
電線の太さについて
-
17
三相交流のショートについて
-
18
電線の焼損の仕方について。
-
19
動力機器(空調機)のブレーカ...
-
20
電圧降下 ケーブル2条引きの場合
おすすめ情報