店員も客も斜め上を行くデパートの福袋

タイトルの通りなんですが、

「飲むと途端に人が変わる」「飲んだ瞬間人が変わる」
「帰宅した途端に眠くなった」「帰宅した瞬間眠くなった」
「声を聞いた途端に思い出した」「声を聞いた瞬間思い出した」

など、どちらが正しいのか、使い分ける法則があるのか、
詳しい方のご教授をお願いいたします。

A 回答 (7件)

No.1~No.4の回答で十分だと思うのですが、蛇足すると、


「途端にBとなる」は、「あることを契機としてBになる」ようなことを表現したいときに使います。
「瞬間にCとなる」は、変化に関わる時間が短いことを表現したいときに使います。

◎「思い出した途端に、恥ずかしさで顔が真っ赤になった」「右に曲がった途端に、目の前に見事な景色が」
×「思い出した瞬間に、恥ずかしさで顔が真っ赤になった」「右に曲がった瞬間に、目の前に見事な景色が」
◎「水素と酸素の化学反応は、瞬間に終わる」「容疑者が逮捕される瞬間にでくわした」

◎「立ち上がった瞬間によろめいた」・「立ち上がった途端によろめいた」
「立ち上がった瞬間によろめいた」⇒立ち上がる動作の短い時間によろめいた 
「立ち上がった途端によろめいた」⇒立ち上がっため立ちくらみしてよろめいた

「Dした瞬間Eとなる」は、「瞬間にCとなる」と同様です。
(「に」は、Dした結果での変化や結果としての状態がEというのを表すとき、その変化の様子が「瞬時、とても短時間で主観的あるいは誇張的・修辞的には《瞬間的に》ということを表現するときに使う格助詞です)」
◎「倒産すると聞いた瞬間、頭が真っ白になった」「倒産すると聞いた途端、頭が真っ白になった」
ほとんど同じに使えますが、途端の方が、自然な表現だし、イメージが湧きやすいです。

◎「飲むと途端に人が変わる」  : ×「飲んだ瞬間人が変わる」
◎「帰宅した途端に眠くなった」 : ×「帰宅した瞬間眠くなった」
×「声を聞いた途端に思い出した」: △「声を聞いた瞬間思い出した」:◎「声を聞いて思い出した」
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この回答へのお礼

より深く理解できました。
ありがとうございました!

お礼日時:2016/06/07 23:10

瞬間は時間のみの概念、限りなく0に近い時間。


途端は、急激な状況等の変化、不連続点、破断点を表現します。
不連続点、破断点の例、断層、カンブリア紀が続いていたのに断層のところで途端に・・・・紀になりますね、これ、時間は無関係です。
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この回答へのお礼

なるほど。
ありがとうございました!

お礼日時:2016/06/07 23:11

どちらもほとんど意味は変わりませんし


どちらが正解ということもないでしょう。

途端にも「間をおかずに直ぐに」という意味が
含まれてますが「瞬間」よりは僅かに間がありそうに感じられます。
また、瞬間は「すぐ」の誇張の意味で使うことも多いですし
本当に「瞬間」の意味で使われることもあります。

文脈によりこめられる意味に違いがあると思います。
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この回答へのお礼

曖昧ですね。
ありがとうございました!

お礼日時:2016/06/07 23:10

質問中の例文だと両方正しく、意味も変わらないと思います。


「~瞬間眠くなった」をその瞬間だけ眠いと取りかけましたが、
その解釈では「なった」が余計になってしまいますね。
「~瞬間は眠くなった」だと不自然ですね。

ただ途端には、Aの出来事の後に別のBの出来事という
状況/状態を転換する意味合いが増えていますね。
ということは、A→Bが意図的な転換の場合や、
自然な流れの場合には瞬間が好まれることもあるのでは。

「勢いよく沸騰した瞬間火を止めた」
途端だと自動的に火が止まったような感じがしませんか。
「勢いよく沸騰した瞬間火が立ち消えた」
のように勝手に起きたことならどちらでも構いませんが。

「ボールがゴールに入った瞬間どよめきが巻き起こった」
途端は思考に一呼吸置く感じがあります。
読み手の意識が滑らかに繋がっていくという点で、
どちらかといえば瞬間の方が相応しいと思います。
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この回答へのお礼

外国人に説明するには難しそうですが
日本人の私にはよく分かりました。
ありがとうございました!

お礼日時:2016/06/07 23:07

「瞬間」は瞬きする間という短い時間を示します。

瞬時、刹那(せつな)、一瞬という言い方もあります。
「途端」は(「に」を伴うこともあり、多く副詞的に用いる)ほんの短い時間の経過を表わす。ちょうどその瞬間。はずみ。ひょうし。おり。また、ある事柄があって、直ちに続いて別の事柄が起こるさま。(日本国語大辞典)
 
 「途端」の説明の中に「ちょうどその瞬間」というのがあるように、同じように使うことはあり得ます。しかし、二つを並べて比較するとおのずから違いが出てきます。

(1)「飲むと途端に人が変わる」  (2)「飲んだ瞬間人が変わる」
(3)「帰宅した途端に眠くなった」  (4)「帰宅した瞬間眠くなった」
(5)「声を聞いた途端に思い出した」  (6)「声を聞いた瞬間思い出した」

(1)は多少大げさですが、言えないわけではありません。(2)はこれはさすがに大げさで笑われるでしょう。(3)、(4)についてもほぼ同様のことが言えます。第一、「帰宅した瞬間」とはどの時点か思い浮かべるのが難しいでしょう。
 (5)、(6) はどちらも言う人があり、(6)は大げさではありますが、強調した言い方と思えます。
 以上は、わたしの語感からくるもので、人によっては違う印象を持つ可能性があります。
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この回答へのお礼

詳しく分かりやすいご説明
ありがとうございました!

お礼日時:2016/06/07 23:04

「瞬間」は「そのとき」であり、「途端」は「それを端緒に」「それ以降」を指します。



飲んだ後、思い出した後は、しばらく様子が変わることはないのでどちらもほぼ同じですが、2番目の例では「帰宅した途端に眠くなった」のはその後眠気が継続したことを示し、「帰宅した瞬間眠くなった」は「その後(ひょっとするとすぐに)眠気は覚めた」こともあり得ます。
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この回答へのお礼

非常に分かりやすいし
外国人に説明しやすいです。
ありがとうございました!

お礼日時:2016/06/07 23:03

瞬間とは、時間の長さ。


瞬きする程の間という意味です。
途端とは、物事が起きた(起こった)瞬間といつ意味です。
ですから、瞬間的にも言う事はあっても、途端的に何て言葉はないわけです。
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この回答へのお礼

なるほど。たしかにそれはいえますね。
ありがとうございました!

お礼日時:2016/06/07 23:02

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