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瞬時停電がどのようにして起こるのか、出来れば発生原因別に教えて下さい。私の知っている範囲には柱上のPASにあるSOG(蓄勢過電流遮断装置)とか落雷がありますが、特に変電所の遮断機がどのような働きをするのか教えていただけないでしょうか。

A 回答 (4件)

瞬時停電とは、変電所域内ではなく、送電線切り替えなどによる同期はずれによるものと思います。


変電所内での遮断機動作とかでは安全確認の復旧時間が必要なため、停電という長時間になると思います。
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瞬停は、完全に停電(0V)になることではなく、一定の電圧を下回った状態の事だったと思います。


100V電源が90V以下とか・・・
原因として多いのは、電源供給コンセント周辺や近隣で、大きなモータなどが回り始めた時や、溶接機などを使ったときで、とても大きな電流が瞬間的に流れ、その電圧降下により電源電圧が変動します。
その変動の幅が一定以上になると、その状態を瞬停と呼ぶようです。
モータは会社や家電製品、エアコンなどに多く使われていますが、あれは回転している状態で一定のインダクタンスが発生する仕組みになっていて、停止している状態では、ただの銅線のような状態ですので、スイッチが入って回転運動し始めるまではとても大きな電流が流れる(突入電流)のです。
また、溶接機などは放電開始はキャパシタンスの電荷を使いますが、溶接が下手で溶接棒がくっついてしまったりするとショートしたのと同じような状態になり、やはり大きな電流が流れます。
つまり、変電所から主さんの家までに電気を供給する電線の途中にある工場やビルなどの状態で、大きな電流を消費すると、電圧降下によって主さんの家の電圧が下がってしまうような状況です。
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送電路の切り替えのために入り切りするときにどうしても交流波形が乱れるのだ。


瞬時停電を起こさないように切り替えるには、元の送電路の交流波形に一致させた波形に切り替える必要があるのだが、この時どうしても双方にわずかな進みと遅れが生じる。
すると、タイミングによっては交流波形の1周期が長くなったり短くなったりして、実効値が大きくなったり小さくなったりする。
この大きくなったり小さくなった実効値が瞬時停電として現れる。
このような1周期前後の乱れはほとんどの場合人が感じることは無いが、同期電動機はこの影響をまともに受けるので対策(瞬停補償)された同期電動機も製造されている。

遮断時にアークを引いて、その間だけ直流になってしまうことも影響する。
このときは1秒以内の瞬時停電なので人によっては気づかないくらい短いものもあれば、ほとんどの人が気づくようなものもある。


・・・
高級な機能を持ったUPS(無停電電源装置)は外部から供給される交流の周波数に同期した形でバックアップの電力を供給し、瞬時停電を起こさないものがある。
この機能はパソコン向けなど一部のUPSにも搭載されていることがある。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
瞬時停電でも負荷にとっては実効値の変化になるのですね。少し理解しにくいのですが・・・直流も出てきますね。又よろしくお願いします。

お礼日時:2016/06/25 06:17

電圧降下でも瞬低はあります

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。電圧降下の中にも瞬時停電状態があるのですね。

お礼日時:2016/06/26 05:56

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