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 原子力は本当に必要なのか?どうして国が原発をつくろうとしているのか分かりません。メリット、デメリットを教えてください。

A 回答 (4件)

メリットは小さな核燃料の固まりだけで膨大なエネルギーが発生し、ほかのエネルギーより一つのウラン燃料からとれるエネルギーは大きい。

また、日本にとっては資源がなく核燃料は手っ取り早い電力自給元となる。事故を起こさなければ、最高の発電でもある。

デメリットは、核燃料の最終廃棄物は処理のしようがなくこれから何万年も放射能を放出する。(そのためアメリカでは核燃料ではなく核兵器だが地下深くに埋められる措置がとられている、また核燃料もそうされることがある)
メルトダウンが起これば、下手をすれば何億人が犠牲者となり、さらに後遺症で苦しむ人は・・・数え切れないであろう。
さらに、日本では最悪の場合、かなり距離的に原子力発電所が近いため一カ所が事故を起こせば誘爆の危険性も否定はできない。
私としては、原子力に金かけるなら、安全で代替えとなりうる次の発電システムの研究ややソーラーパネルの家庭への補助金にもっと金かけてほしいと思うが・・・
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メリットとしては、一つの炉で大きな出力を得やすいという事は言えるでしょう。

開発当初は、ウランを燃料として使い、再処理をして再度プルトニウム燃料として使うことで、燃料枯渇の問題を避けられるというのが最大の売りでしたけど、再処理技術の頓挫ですでにこのメリットは消滅しています。

デメリットは、もう既に回答で出ているものの他、現在の原子力発電は蒸気をわかしてタービンを回す方式を取っているので熱効率が悪く、この蒸気タービン発電では、30~40%程度の数字です。
炉自体が小出力の小型炉には向かないので、大出力の物を作ると、仮に熱効率50%を達成しても、100万キロワットの電力を出せばその他に100万キロワットの熱を出さなければいけません。この熱が地域の環境を変えてしまい、自然や生態系、気候に影響を与える、熱汚染という事が言われています。

日本では電力に関しても「大量生産・大量消費」の方向しか向いておらず、この方針で進む限り、大規模・大出力の発電所が必ず必要になります。その点で、原子力が便利であった事、もう一つは、貿易不均衡是正という名目で、アメリカの原子力産業の原子炉売り込みに応えて日本の国内ですすめられていた基礎研究を潰してきた経緯があります。開発当初は非常に着実な研究がやられており、ナトリウム冷却方式の研究では、実際に同規模の模型炉で温度を上げたナトリウムを爆発させる実験までやられ世界でも注目されていたのですが、日本の政府が実用を急ぎ国内の研究では遅いという名目で、アメリカの商業炉を購入してきた事実があります。

ですから、炉を輸入する事で貿易赤字削減の効果があるというメリットも存在するのかもしれません。
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 原子力はクリーンではないと思います。

前の人の書いているとおり、廃棄物が問題になるからでしょう。しかも、原油は限りがあるという言い方に比べて、ウランにももっと限りがあるという報道はされていないのが不思議です。
 では、ほかのエネルギー源で代替になるものはあるか? と考えると、またこれが難しい問題でしょう。
 原油による発電もやはり二酸化炭素やNOXやSOXを発生するので、やはりクリーンとはいえません。この方式は実績があるというのが救いでしょうか。ただ、ウランと同じように原油も限りがあるし、たとえエネルギー源として原油を使わないとしても、その他の原料の確保……プラスチックなど……のために、結局は原油は必要になるのかと思います。
 ほかに、水力、風力、太陽熱、どれも今の火力(原油)や原子力の発電量をまかなうだけの能力は持っていないのじゃないかと思います。

 結局、ヒトの生活にとって電気(を含め、エネルギーの)需要が爆発的に増えてしまった今、原子力に頼らざるを得ないというのが実情かと思います。
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現在使われている原子力発電は、クリーンとはいえません。


東海村の事故などを見てもわかるとおりです。
メリットは、化石燃料を使わなくてすむということかな、と思います。
中東の原油産出国に依存するエネルギー政策から脱したいのでしょう。
デメリットは、廃棄物が出るし、事故があったら大変だし、いろいろありますね。
一方、核融合を利用した発電も研究中ですが、それを原子力と分類するとしたら、そっちはクリーンだと思います。
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