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世の中には2.5Lクラスのエンジンで、4気筒の物と6気筒のものがありますよね?直列・V・水平対向限らず。
4と6でどのように違うのでしょうか。どこが有利で、どこが不利なのか。詳しい方がおられたら情報下さい。お願いします。

A 回答 (6件)

概ね他の方の回答で足りると思いますが補足です。



2.5リッターで「振動」のことを考えるとベストは「5気筒」なんです。一時、ホンダがFFミッドシップレイアウトの車に採用していましたよね(今もあるのかな?)

これはクランクシャフトを正面から見たときのクランクピンの位置関係で説明できます。

四気筒の場合は点火順序が1-3-4-2が一般的ですので1と4を上にしたときに3と2が反対(180度)の向きになりますよね。(1と4が上死点のとき3と2が下死点ですよね)

6気筒の場合は1-5-3-6-2-4としましょう。1と6、5と2、3と4がそれぞれ同じ向きになっておりそれぞれの組が120度ずつずれた位置関係になります。(1と6が上死点の場合、3と4が上死点前120度、5と2が上死点後120度の位置にあります)

細かい話はここでは説明できませんが、四気筒と六気筒ではこの間隔の違いが振動に影響してきます。

5気筒の場合は同じ向きになっているクランクピンがなく、5つのピンが72度ずつずれた位置関係になっています。よって振動では5気筒が一番有利なんです。

エンジンのスムーズさを考えれば1つあたりのピストンの重量が軽い6気筒の方が軽く回るのは想像できますよね。
ただしコストがその分増えますので同じ排気量でも車格の低い車には四気筒が多いのです。

あとはエンジンの特性でもかなり変わってきます。四気筒のショートストローク(ボア×ストロークの比がボアの方が大きい)と6気筒のロングストローク(ストロークがボアより大きい)であればまるで違うものになってしまいます。4気筒はピストンが重いためにあまりロングストロークにはできません。(慣性重量が増してしまうため)そのため高回転でトルクが出るエンジンが多いですよね。6気筒はロングスロトークが可能なため、1回転あたりのピストンスピードが速くなります。(ややこしい話ですが)そのためセダンやワゴン等、低回転でもトルクが出やすい車に採用されるのです。

かなりややこしい話ですみません。。

この回答への補足

お返事ありがとうございます。
静寂性などはよく理解できました。
しかし、トルクに関しては皆さん意見がわかれているようですね?
結局どのような感じなのでしょうか。吹き上がりなども。

補足日時:2004/07/25 12:21
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技術的概要は他の回答者の通りいろいろあります。


初心者向きに書かせてください。

一般市販車レベルで、
6気筒の方がスムースで振動が少なく快適。
4気筒の方がトルクフルでコストが安い。

これ以外の気筒数も概ねこの傾向になります。
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熱効率がオットーサイクル機関である以上、最高出力に大きな差は出ませんが、そこに到達するまでの過程に差があります。



振動と、フィーリングに集約されますので、搭載する車両に合わせて使い分けることになります。
なお、気筒数が多いと、メカ的に複雑になって重くなります。(すでに、他の回答者の方々が回答済みですね)

そうそう、2リッターを超えるガソリン・直列4気筒のエンジンがある時期から国内外を問わず雨後のタケノコのように発生したのをご存知ですか?
それまでは、ミツビシの2.6リッター(マツダもOEMで使用)とポルシェの2.5リッターしかなかったんですけどね。
これは、ミツビシの「サイレントシャフト」 の特許が切れたからなんですね。
各社、いろいろな名称のシャフト使用で振動打消しを謳っていますが、結局はミツビシのパクリなのでした。
ちなみに、ポルシェは、この特許を買ってまで使用せざるを得なかった、というのは、有名な話です。(V8の5リッターエンジンの片側4気筒でエンジンを作ったものの、どうしても振動が消せななかったが、サイレントシャフトで見事解消した。)
なお、私は、ミツビシの回し者ではありません。
いいものは、どこでも使うということがいいたかっただけです。

この回答への補足

ありがとうございます。
最高出力に原理的な差はないとのことですが、
それまでの過程はどのようになるのでしょう?
6気筒の方が吹き上がりが良いなど、違いは出るのでしょうか。
また、イメージ的には6気筒の方がトルクが太くなるような感じがあるのですが、どうでしょうか?

補足日時:2004/07/23 12:29
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今も乗っています...笑


4気筒と6気筒についてですが、「peugeot307さん」が書かれた
ように1気筒当たりの容量が変化します。
容量が大きいと大きな爆発力が得られて、瞬発力が良くなります。

しかし、気筒数が少ないとそれだけエンジンの回転にバラつきが
出てしまいます。 360度の円が回転しているとして、4気筒と6気筒で
割ったら、当然連続している6気筒の方がスムーズになると思いませんか?
なので、振動や音、パワーの出方にも癖がでてきます。

構造については、ピストンの動きからどの方向に対する振動が
大きくなっているかと考えれば良いと思います。
直6は真下に振動を逃がしているので、安定していました。
構造が単純でメンテ性が良いのですが、エンジンが大きくなります。
V6だと横の振動が若干加わりますが、構造を斜めにしているので、
その分だけエンジンがコンパクトになっています。
対向については横に動きますが、互いのピストンで打ち消し
あっていると考えれば良いと思います。
後、平べったいエンジンになるので重心が下がるかな。

これは昔の雑誌で読んだ事なので、今の技術はもっと進んで
いるとは思います...なので参考として下さい。
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エンジンの振動等を抑える為に水平対向等の形にしている場合が多いのですが、4気筒の物と6気筒の物という事だけで比べると、6気筒は振動が少なく(1気筒当たりの振動が小さく、振動のサイクルが短いので感じにくくなる)、高回転型の場合が多い。

4気筒は6気筒よりも燃費で勝る場合が多い。
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合計で2.5literなので、気筒数が多くなると、


1気筒あたりの容量が小さくなります。
1気筒あたりの容量が小さくなると、爆発音が小さくなります。また、爆発の間隔を均等に割り振ることで振動が抑えられます。
反面、当然、機構が複雑になります。
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