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誰でも答えられそうな質問ですが、一応文科系の知識のある方向けの質問です(;^_^A
ある専門家は、日本の家族はボロボロで崩壊寸前であるという。
実際そうなんでしょうか?データ、海外との比較、戦前との比較、等を踏まえて、
どのくらいボロボロになっているのか説明していただけると
嬉しいです。
またなぜボロボロになってしまったのかも知りたいのです。
よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

徐々にではありますが、親子の確執は改善されつつあると思います。

これから10年先には、イクメンブームの中で育った人達が社会に参画していくでしょうから、更に変化していくでしょう。私は、期待しています。人格形成の研究も進んでいますから、これからもっと父親と母親の役割が、解明されるでしょう。会社の事業承継についても、最近は講習会がよく開かれています。それだけ親子関係に関心が高くなったし、良い関係を保つノウハウも広まりだしたのだと思います。
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初めまして、よろしくお願いします。

日本がボロボロであるというデータについては、最近出版された『世界平和の作り方』(著者:真幸)という本に上手くまとめてあるので、そこから抜粋します。『アダルトチルドレンと共依存』(著者:緒方明)では、アメリカの95%が機能不全家族に育っているという諸説が紹介されています。『機能不全家族』(著者:西尾和美)では、日本の家族も80%近くが機能不全を起こしているといっているそうです。機能不全家族の定義には、虐待が日常的に起きているだけでなくあれこれ批判される家庭、期待が大きすぎて何をやっても期待に添えない家庭、お金・仕事・学歴だけが重視される家庭、親が病気がち・留守がち、親と子の関係が反対、両親の仲が悪い、嫁姑の仲が悪い、も含まれます。
 さて、何でそうなるのか?少し古いですが、総務省の統計局『社会生活基本調査』(2001年)によれば、男性が家事の中で子育てに関わる時間は、フランスで一日当たり2時間30分のうち40分、イギリス:2時間46分のうち1時間、ドイツ:3時間のうち59分、スウェーデン:3時間21分のうち1時間7分、アメリカ:3時間26分のうち1時間13分、日本では37分のうち7分です。日本では、極端に父親が家事・育児にかかわる時間が少なく、それだけ母親に負担が一気にのしかかっている状態です。『弧母社会』という本では、より詳しくこの問題に踏み込んでいます。日本の労働時間は昔から長く生産効率が悪いことで有名で、データが示す通り父親が全くといって良いほど子供の人格形成に関われていません。アメリカでは離婚率が非常に高いので、おそらくこの統計データ通りには子育てにプラスの影響を与えていないはず。
 では、これがどういう事態を引き起こすのか?国民のほとんど全てを「アダルトチルドレン」と呼ばれる状態にします。詳しい定義は、ネットや書籍でお願いします。情緒面の特徴は、恐怖・怒り・痛み・恨み・不信・寂しさ・等です。思考面の特徴は、黒白思考(全か無か、0か100か、という両極端な考え方しかできないことを指す)、強迫思考、優柔不断、警戒心過剰等です。身体面の特徴は、肩こり、腰痛、性機能障害、胃腸障害、等です。行動面の特徴は、危機的思考な生き方、(他人に対して)操作的振る舞い、親密性の問題、生真面目、過剰反応、強迫的・嗜癖的行動が、挙げられています。(『アダルトチルドレン・シンドローム(著者:ウェイン・クリッツバーグ)』より)いわゆる、「ネトウヨ」や差別的かつ暴力的な人達の言動と重なるように思えます。
 この状態に国民の八割以上が陥るのですから、当然ポピュリズムの罠にかかって抜け出せなくなります。すると、世論は過激な議論で埋め尽くされます。ちょうど「ヤ〇ー知恵袋」やこのサイトが、いわゆる「ネトウヨ」に占領されつつある状態と全く一緒です。これが政治の世界で実際に起きたのが、第二次世界大戦時のドイツと日本です。ナチス・ドイツは、選挙でちゃんと選ばれた政党です。なんであんな政党を選んでしまったのか?それは、当時のドイツ国民が貧困と第一次世界大戦の後遺症でほとんどの国民が精神的に病んでいたからではないか?と言われています。一方の日本でも、軍部の暴走を当時の日本人が支持していた面が指摘されています。腐敗にまみれ、世界恐慌後の対策を一向に打てない政権に嫌気がさした当時の国民が、過激な軍部の言動に期待してしまったのでしょう。あの時の日本人も、明治維新の際から繰り返される戦争や貧困によって、ほとんど全ての国民が疲弊して「アダルトチルドレン」に陥っていたのではないか?もしくは、さらに状態が悪化して神経症や人格障害の範疇にまで進んでしまったのでは?また、そのような人が政権や軍部の中枢を占めてしまっていたのでは?と言われています。実際にヒトラーやスターリン、毛沢東は、自己愛性人格障害であると言われていて、けれども政権のトップを取り、非常に猜疑心が強いために仲間でも次々と粛清していきました。そして、国外の人々(特にユダヤ人)を次々と殺害(侵攻)していきました。名著『失敗の本質』を読むと、当時の日本の軍部も同じような状況だったのでは?と思います。また、これらの事象をさらに複雑にして生まれたのが、現在のテロ戦争の中心地である中東の国々ではないでしょうか?彼らの言動や物事の解釈の仕方を見ていると、当時のドイツや日本は比ではないのかもしれません。
 さて、現在の日本を形作ったのは、間違いなく戦後の「父親不在」でしょう。死んでしまったのだから、存在しようがない。しかも、あれだけの戦死者を出したのだから、父親の喪失率は相当の数字だったでしょう。一方で、父親が子どもの人格形成に参加すると、自立心・冒険心を育み、社会性を向上させ、暴力性を低下させる効果があるそうです。それらが全く施されなかった人々が、どんどん育っていった。そして、その人達が子どもを育てるのだから、上手くいく筈がない。そこへバブル経済に至るまでの好景気が幾度か訪れる度に、父親は「企業戦士」として家よりも仕事を優先し続けたため、また「父親不在」が繰り返された。アダルトチルドレンがアダルトチルドレンを育てることが、繰り返され続けてきたと言えるでしょう。
 ただ、バブル経済が弾けた頃から、父親のあり方が見直されて、それから人格形成の格差が生まれたと考えています。いわゆる「育メン」パパの誕生です。父親が子育てに関わった子どもと、相変わらず機能不全家族で育つ子どもと間に、埋めがたい差が生じているのではないでしょうか?「リストカット」を繰り返す青少年がなかなか減らない、理解し難い凶行に及ぶ犯罪が増えるなどの背景には、上記の歴史的事実が深く関与していることでしょう。
 その解決策としては、『世界平和の作り方』で述べられているように、女性中心の社会になるぐらいの大きな変革が必要でしょう。それぐらいインパクトの大きい政策が実施されないかぎり、これからもずっとこの悲劇は繰り返されていくのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。親子の確執の増加は今以上なレベルにあるのでしょうか?昔からよくあるので当たり前と考えた方がいいのでしょうか?

お礼日時:2016/09/13 06:26

原因は物質的な飽和でしょうね



簡単に物が手に入り

少しの労働で自立できる
家族が協力し合わなくても各個生きていける

なので、家族としての連帯意識の損失につながると思います

もちろん、全ての家族がそうではないですが、貧困な国に比べてやはり、繋がりは薄いと思います

少子化はまさに典型でしょう

自然のなかでは生存力が低い個体ほど子沢山
強いものほど子のかずは少ない

戦争が起こると女性比率が上がり、出産率が上がるとなにかで見た気がします
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> ある専門家は、日本の家族はボロボロで崩壊寸前であるという。


文化系でも、どのような専門家が、どのような文脈で、何を述べていたのかと確認した上で、その内容を検討するのが常道でしょう。
「日本の家族が崩壊」の単語の並びは、「日本での、家族の崩壊」という場合も「日本の家族というスタイルの、崩壊」という場合もあります。「日本での、家族の崩壊」に関しても、「色々比較しての日本の状況」を対象にしている場合もあれば、「自分が調べた範囲、ここで記載し述べる対象にした範囲は、日本の中のさらに一部ではあるのだが」という断り書き的な場合があります。
また、家族という概念は、結構やっかいなものです。
「家族の崩壊」の前に、「家族概念とはなにか、歴史的、文化的に家族にどのように違いがあり、家族概念が変化しているのか」を一応はみるというのが文化系的な思考でしょう。
そうした上で、何がどうなることを崩壊というのか、崩壊と崩壊寸前とをどう認識して表現使用としているのか、文化というもの社会集団のあり方やその認識というのは、結構変化するものという前提に立つのならば、それを「ボロボロで崩壊寸前」と表現するヒトは、誰に向かって何をアピールしたいと考えているのか、そのようなメッセージを受けてなにがしかの反応を示す層や集団をどう考えているのかなども考えた方がイイと思います。
「血縁者や姻族が食住面で共同生活し、団らんする」ようなイメージを抱いて「家族」と考えているなら、それが二世代家族であるか、核家族であるかに関係なく、また使用人等も含めて食住面で共同生活するものであるか、は関わりなくて、個食、個室、すれ違い生活を基本としている生活スタイルに変化するなら、その変化を「家族がぼろぼろ・家族が崩壊」という感慨をもつヒトもいるでしょう。
「家族はボロボロで崩壊寸前」というメッセージングでアピール出来る対象層がある程度の人数いるはずだという認識があれば、そうしたことを言って集客をねらうことは出来ると思います。 また、中国や韓国、ベトナム、インド、シリア、トルコ、イラク、イタリア、スイス、仏蘭西、ドイツ、ロシア、米国南部、米国西部、狩猟民、遊牧民、漁労民、農民などでも、そうした家族の変容の実態は個々に違っても、その社会で旧来の家族概念・家族の生活スタイルに懐かしさなどを感じるヒトがいれば、「このくにの家族はボロボロで崩壊寸前、、、」というアピールは有効に同調者や共感者を呼べると思います。
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戦争が終わり、衣・食・住も満足できない状態になると、唯一の行為はSEX。

子供が大量に生まれる。子供を食わさなければならない、とにかく猛烈に働く。子供の躾など余裕はなし。どうにか衣・食・住が耐えうるものになったころに、躾なしで育ったのが成人になり、子供を作る。

そりゃ、躾なしで育った人間が、家庭を持っても、ボロボロの家族関係しか作れないですよ。

海外で生活してみれば、すぐに気が付くと思いますが、家族の絆を一番にします。そのために働く。一人暮らしを極力避けます。
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質問の前提からして穴だらけです。



何を持ってして日本の家族はボロボロで崩壊寸前であるのか? その辺の具体的な事象や例が全く無いのでは検証すら出来ません。如何様にボロボロであるのか、どの様に崩壊寸前であるのか、全体のどれ程の割合で発生しているのかを明確に示す必要があります。

ある専門家とありますが、どこの誰でしょうか? 出典すら不明な持論は上記の様な裏付けもとれないため、検証不可能です。データ云々と言う前に、誰のどの様な論文であるかを明らかにしなくてはなりません。学術的検証の出発点とはそういうものです。

文科系の知識云々以前に、出題者の学術的な常識の欠如の問題です。
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この回答へのお礼

少子高齢化とか有名な話からしてもボロボロだし特に説明はいらないと思うのですが。親殺し子殺しも増えているというし。

お礼日時:2016/09/06 12:09

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