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現在は、日本では、無宗教と自任している人が、大半です。
戦前(太平洋戦争)では、どのような状態だった、のでしょうか?

A 回答 (6件)

当時の状況を「今」に置き換えれば「無宗教」と答える人が多かったでしょう。

でも、当時はそういう価値観がありませんでした。ですので、今とまったく違うのです。

そもそも、現代の日本人がなぜ「無宗教」と答えるのか、それは「宗教」の価値観が「一神教」をイメージしているからです。「キリスト教のよには聖典も読まないし、教会やお寺・神社には行かない」「イスラムの人のように宗教規律に縛られた生活はしてないし、出来ない」と考えるから、自分のよりどころの宗教がないように感じて「無宗教」と答えるのです。

戦前でも江戸時代でも、この価値観を日本人に当てはめればほとんどの人が「じゃあ、オレには宗教はないな」と答えるでしょう。元々日本の宗教観は「いわしの頭も信心から」というぐらいアバウトなんです。
そういうことを説明せずに「貴方の宗教は?」と聞けば「うちは○○宗だよ」とか「この村は○○神社の氏子がほとんどだね」という回答が帰ってくるでしょう。つまり今の日本人と同じなのです。

じゃあ実際のところ日本人の宗教はどうなのかというと
「キリスト教のよには聖典も読まないし、教会やお寺・神社には行かない」に対しては
お盆や彼岸には多くの人が墓参りし、正月には参拝で人がたくさん、七五三や十三参りなど、たくさんの人が経験しています。ですから、宗教的な行動はしているわけです。

「イスラムの人のように宗教規律に縛られた生活はしてないし、出来ない」
神棚にはかならず手を合わせないとその部屋から出られない。実家に寄ったら必ずお仏壇に手を合わせる。毎日炊き立てのご飯を仏壇に上げないとみんなご飯を食べてはいけない。というような地域や家族の宗教行動や、箸を立てない・箸渡しをしない・喪中のはがきを贈るなどの宗教的マナーまでそれなりに守っています。イスラムほど強烈ではありませんが、たしかに宗教的規範はあるのです。

戦前も同じです。ただ、それを宗教的な規範とも考えず、道徳的なものと分けることもせず、ましてや一神教のようなものを基準に考えることも無かったわけです。

ただ唯一意識があるのは、天皇が現人神である、ということだけ、でもそれも日本人的な考え方からすれば人間だって知っているけど、偉い人なんだよね。という意識です。

当時の日本人も今の日本人も宗教を空気のように感じているのは同じです。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<「宗教」の価値観が「一神教」をイメージしている>
ことであり、そこから見たら、今の人も、戦前の人も、江戸時代の人も、
<「じゃあ、オレには宗教はないな」と答えるでしょう>
になるのですね。しかし、昔から
<宗教的な行動はしている>
のですね。宗教の捕らえ方が違うから、無宗教と自認するのですね。

お礼日時:2016/10/13 17:48

宗教には自然宗教と創唱宗教がありますが


戦前の日本の状態は自然宗教が優勢です。
(ちなみに神道は自然宗教の1つです)
ですから、神隠しや憑き物やあの世などが
現在よりは信じられていて庶民の間で語り継がれていた。
あと、大本教というのが戦前の最大の新興宗教でしたが
当時の政府による徹底的な弾圧を受けて潰されました。
現在の新興宗教の多くは大本の信者によって設立されいます。
生長の家、世界救世教、神道天行居などですね。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
戦前は、
<自然宗教が優勢で>
<神隠しや憑き物やあの世などが現在よりは信じられてい>
たのですね。
<大本教>という<最大の新興宗教があり、>
戦後に繋がっているのですね。現在と戦前とでは、言うまでもないのでしょうが、変わった面もあるが、変わらず維持された面もあるのですね。

お礼日時:2016/10/13 21:35

日本固有の宗教は神道です。



この神道は、キリスト教などとは異なり
教義も経典もありません。
江戸末期、一部の学者が体系化しようと
していますが、あれは本来の神道では
ありません。

本来の神道は
先祖や自然を敬う、というだけの宗教です。
信者には、信者であるとの「自覚」すら要求
されません。

文科省の調査では、日本人の90%が神道の
信者であると言われています。

また、国民の9000万近くが仏教の信者
でもあります。
歴史的にいっても、神道の親分である天皇が
仏教に帰依していたこともありました。

このような、日本人の宗教観は、連綿と続いて
来たもので、戦前も戦後も変化ありません。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
神道では、
<信者には、信者であるとの「自覚」すら要求
されません。>
<神道の親分である天皇が仏教に帰依していたこともありました。>
キリスト教やイスラムから見たら、
<日本人の宗教観は、連綿と続いて来たもので、戦前も戦後も変化ありません。>
表面はともかく、深層では変わりない・変われないのですね。、

お礼日時:2016/10/13 20:06

今も戦前も変わりません。


さすがにバレンタインデーやハロウインは無いと言っても過言ではありませんが、クリスマスは昭和初期には一般家庭に普及していました。
大正天皇は12月25日に亡くなられたので12月25日が休日となったのも大きかったそうですし、戦時中でもクリスマスを祝ったようです。
お葬式は仏式で、お祝いごとは神式でなどは現在と全く同じです。

ということなので、現代の日本人は無宗教ではありません。
お葬式や仏壇、墓などの手を合わせない人、お正月に初詣に行かない人。これらを無宗教といいます。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<今も戦前も変わりません。>
ですね。そして、宗教を信じている人と、本当の意味での無宗教の人との間に、多くの日本人がいるのですね。

お礼日時:2016/10/13 17:55

>現在は、日本では、無宗教と自任している人が、大半です。


根拠は?

>戦前(太平洋戦争)では、どのような状態だった、のでしょうか?
今と同じ。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
根拠は、井上寛司著”「神道」の虚像と実像”P228,1973年に信仰・信心を持っている人は34%、から。
<今と同じ。>
ですね。

お礼日時:2016/10/13 17:39

天皇が神さま。

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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<天皇が神さま>
ですから、国民は紳道の信者と自認していたのですね。

お礼日時:2016/10/13 10:14

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