認識と意識は同じ意味となりますか。
私の考えでは、
認識という心の働きはすべての生物に備わる能力。
下等生物では、物の存在をキャッチする働き。たぶん五感という事になりますかね。
高等動物では、五感に何か加わりますでしょうか。
さしあたり、結論としては五感の作用を認識と云う、と。
そして意識という心の働きは、人間にのみ備わる能力。
〔・・・・・・・・・・・〕
〔・・・・・・・・・・・〕
と、〔 〕内にはいろいろと補助的な一文、を入れられるかも知れません。
ご意見いただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
No.16
- 回答日時:
こんばんは
追加の質問について、答えようと思うのですが、
質問の意味が本当はよく分かっていないので、
適切な回答であるかどうかは分かりません。
現象心理学の分野では、私が注目しているのは、
「法感情」という概念です:
人間は抽象概念=言葉で対象を認識し、思考しますが、
実際に物事の判断をする時は、または意識的に行動しようとする時は、
言葉で考える前に、善悪を判断したり、動作を開始します。
このような判断や作為は、思考の結果ではなく、
感情レベルで判断している。
これが存在するのは、私たちの日常生活、そして、
身近な動物の(高度な)行動をみれば、明らかだと思います。
これぐらいでよいでしょうか?
後は自ら学習してください。
私も学習中です。
認識と云う作業には判断という意志的作業も同時的に行われているのかな、と思い始めています。
もう少し、教えてほしいところですが、この質問も冷め切ってしまったので、そろそろ閉めようと思います。
有り難うございました。
No.14
- 回答日時:
>「人間の感覚こそが宇宙を形作っている」という所が、どうしてそうなるの?
赤が赤いのは、赤が赤いからじゃなくて、赤を赤にして見ているから。
球が丸いのは、球が丸いのではなくて、球を丸く認識しているから。
屁が臭いのは、屁が臭いのではなくて、屁を臭いと嗅いでいるから。
宇宙が宇宙であるのは、宇宙が宇宙だからじゃなくて、宇宙を宇宙にしているから。
じゃ、本当の、赤は、球は、屁は、宇宙は・・・・突き詰めると何も残らない。なにもありはしない。あるなんてことはない。
あるものはその外側からみると何もなく、何もないとはその外側からみるとびっしりとものがつまっている。
外側、と云うのは自分から離れて、ということですよね。
結局、自分にとっての宇宙はその場限り、と云う事を云っているのでしょう。
有り難うございました。
つぶやき・・・(なぜ、赤となるのか。これが問題だ!)
No.13
- 回答日時:
今晩は
他の人の繰り返しになりますが、意識と認識は別のものと考えるべきです。
特に「認識」の明確な意味を知りたければ認識論を学ぶべきです。
「意識」の明確な意味(明確な定義はおそらくないこと)を知りたければおそらく現象論を学ぶべきです。
認識について理解するには、「感受」と知覚」と比較するべきです:
1.刺激(データ)を感受する。
2.対象・事象(情報)を知覚する。
3.事象が真であること(知識)を認識する。
すなわち、
感受---データ
知覚---情報
認識---知識
という対応に対して狭義の「認識」は定義されています。
認識論を学べば分かりますが、上の説明も1つの立場です。
この狭義の定義で重要なことは知識は真である命題ですが、
データも情報も真であるとは言えないことです。
すなわち、「~が真であることを認識する」というのがこの狭義の定義のみそです。
よって、人間以外の動物は感受したり知覚したり出来ますが、認識することは出来ません。もしそのような動物がいたら、それは人間(ヒトではない)と呼ばれます。
回答、有り難うございます。
認識論、そして現象論が有るんですね。学んでみます。
itshowsunさんは、人間以外の動物の感受し、また知覚した結果の行動、に付いてはどう説明されますか。
よろしくお願いいたします。
No.12
- 回答日時:
こんばんは。
>「美醜」の感覚を変えるのは難しいと思います。
それこそ昆虫の様に、脱皮して変体しなければなりません。
>今の自分を棄てることは出来ますか?
いや、それは無理でしょう。
わたしは芸術家ではありませんが、例えば「生き辛さ」を感じていたゴッホやゴーギャンが、彼らの「感受性」「美意識」を変化させることが出来たら、最早それはゴッホでもゴーギャンでもありません。
ゴッホやゴーガンが絵であったとすれば、Yuriyさんのそれは"言葉"ではないでしょうか。
Yuriyさんの"言葉"にはいつも魅了されます。
No.11
- 回答日時:
23. 世界と我れとは 身が互いを物理的に(生命存在の単位体として)
分けており さらには心(精神)における世界認識が――その認識の自己
認識たる意識が――互いを別のものとして捉えている恰好です。
24. ほとんど人間の観点からだけ述べますが わが身と世界との接触
は 知覚です。五感をとおしての感性です。
25. むかしは 《感覚の・対象と器官とその感覚そのもの》といった
ように三点セットとして理解されていました。いまは どうなんでしょう?
26. 世界を見たときの知覚は:
世界たる対象と
眼なる視覚器官と
その視覚そのもの
とで形成されているのだと。
27. 視覚なる感覚をひとは――身体から精神へと移して捉えるかのよ
うにして――認識します。言葉で表わせるように・何らかの意味内容(概
念)として捉えます。
28. うつくしい。あるいは 見にくい。
29. 美醜の感覚とその認識は――言葉≒概念による把握と区別が 生
活上のクセによって民族ごとに異なって来ることを別とすれば―― おお
よそ自然本性なる心身のハタラキそのものである。と考えられます。
30. そのあと 美意識や審美眼は 事後的に育つものではないでしょ
うか。
31. それは 生まれつきそなわった自然本性の能力とそのハタラキの
さらにその上に・ほかの要因として 言葉化としての《文》化がはぐくま
れ その発達に応じて 培われたものではないかと。
32. ちなみに 自然本性そのままの――文化以前なる――美醜の感覚
は あるか無いか。あるとしてそれは 把握できるか。(保留しますが)。
33. 周りにどんな自然の環境があるかや 同じくどういう社会的な環
境――つまり人間関係――の中に育ったかをとおして 同じ言語=民族の
中でもさらに 美醜の感性――つまり文化的な――は違って来るものと思
われます。
34. 同じ一人の人間にあっても 歳を取るとともに変わって来るので
はないか。いろんな世界体験をつうじて。
35. すなわち 《われと世界との関係〔がどういう展開を経たか〕》
によって その人の美学はさまざまに形成されて来るものと考えられます。
36. 特に後天的≒文化的な美意識は そもそも可変的であり 再形成
・再々形成が可能であろうと思われます。
“認識”は理性に拠らずとも。また“意識”は理性の範ちゅうとなる。
と、いうのはどうでしょう。
生物の認識した物事から生じる作業は“判断”であり、それを行為と為すのは意志である。
“判断”は理性に拠るとしたら、生き物の本能的行動は理性に拠ると云えるか。
先ずは生物の認識作業について、皆さんの意見を聞いて見たくなりましたね。
有り難うございました。
No.10
- 回答日時:
言い捨て似て失礼します。
自分の属する「世界」を「うつくしい」と思い、また「醜い」と感じる。
これは「美意識」という「認識」方法でしょうか?
また「醜さ」「美しさ」という認識(?)意識(?)は何に依って生まれるのでしょうか?
またその「美醜」の意識(認識)というものは変えられるものでしょうか?
これは“情”の世界ですね。
霊魂の魂。
これの仕業でしょう。
たぶん命の核は、すでに“色”が付いているはず。
「美醜」の感覚を変えるのは難しいと思います。
それこそ昆虫の様に、脱皮して変体しなければなりません。
今の自分を棄てることは出来ますか?
No.9
- 回答日時:
№6を承けます。
14. 思いっきり飛躍してみましょう。トンデモ認識説です。
15. 《認識存在》説にとっては 人間の能力を超えた《メタ認識》が
あるかどうか。これが 鍵を握る恰好になっていると思います。
16. ですが そういうまだるっこしいことを考えなくても われわれ
の認識は――いちいち意識しなくても―― 世界の中にあるなら すぐさ
ま しかるべき・必要な認識は――意識になおまだのぼらなくても――得
られているのではないか? という飛躍の道です。
17. どういうことか? すでに縁起が起きているのですから わざわ
ざこれに聞き耳を立てることもない。
18. どういうことか? 縁起の起きた世界のその場に 認識の妖怪は
すでにわれわれを取り巻いてつねに出来上がっている。のではないか?
19. 認識のお化け あるいは 認識の天使 あるいは 世音を観ると
いう(?)観音菩薩。
20. だから わたしたちは 必要に応じて このようなスペクターた
ちにちょっと 尋ねてみればよい。
21. 認識にかんする情報を 必要なときに・必要なだけ かれらのク
ラウドからぬすんで来ればよい。
22. われらが認識と意識 また 感性(知覚) これらは こういっ
た妖怪たちの織り成すファンタジーの中に位置づけられる。のでは?
No.6の続きです。
投稿した後で気になりました。下等生物に“本能”なんて言葉は使わなかったでしょうか。
認識って、対象物を捉える、ということですよね。対象物を捉える、というのは“主体が”ということですよね。
主体にとっての“問題”ですよね。
その主体は精々が百年程しか存在しないんですよね。
とりあえず、有り難うございました。
No.7
- 回答日時:
認識と意識は別でしょうね。
まず、認識とは、五感はもちろんですが、言語にしろ何にしろ、その前提となる感覚も含めた総てを結集して得られた結果だと考えます。
時間感覚、空間感覚、質量感覚、硬度感覚(気体、液体、柔らかい個体から剛体まで)、熱感覚などの総てです。
これらは、勿論、外界から刺激がによって働きますが、そもそも備わってしまっている感覚がそうであるから、人間はそのように認識するということ。重要なのが時間感覚と空間感覚。これらが五感全ての土台のようになっています。
この二つの感覚は当たり前すぎて気づかないかもしれませんが、未だ解明されていませんが超絶な機能なのです。
こういったことから、人間の感覚こそが宇宙を形作っていることが分ります。
外界からの刺激と書きましたが個人が受けるこれらの総体が宇宙でないことは明らかです。
しかも、これらの刺激をひもといてゆくと曖昧で特定が困難となり、結局何も見いだせなくなります。
また、認識は全て過去であると言えます。たとえ、今見ている1m先のモニター画面も3.3ns過去です。
一方、意識は、感覚、言語、認識がどうあれ、ものごとに対して、今、自覚や注意が向いていること。
「人間の感覚こそが宇宙を形作っている」という所が、どうしてそうなるの?と、いつも思います。
心は鏡(かがみ)。
これをキーポイントにして見ようと思います。
有り難うございました。
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