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最近は若者の間で「非常に」「とても」の意味で「超」を使うことが増えており、若い人の間ではあまりにも普及しすぎて他の強調の意味の言葉が駆逐されているような感じになっています。

20世紀まではそこまでこの言葉が使われていたようには思えませんが、この言葉が一般で使われるようになった契機は何でしょうか。

私は1964年に開業した新幹線を「超特急」と表現したことが契機なのかと思っているのですが、どうでしょうか。
軍事関係・建設関係では戦前から「更に上のクラス」の意味で「超」が使われていたようですが(例:超弩級戦艦)、その時は専門用語だったようです。

A 回答 (9件)

ざっくり探してみたのですが、



2000年にモーニング娘の「恋愛レボリューション21」という曲の中に「チョー チョー チョー チョー いい感じ」という歌詞が出てきます。
この前後に「チョー」が一般的に使われるようになったのでしょう。

すでにこの時には「超」という漢字はなく「チョー」というニュアンスが強かったように感じます。

そして北島康介氏が「チョー気持ちいい」と言ったのが2008年ですね。話題にはなりましたが、不適切な言葉とはされなかったので、大体2000年代には定着したのだと思います。
私は90年代に20代を過ごしましたが「チョー」というのは女子高生ぐらいが多様する、少々おつむの弱い若者言葉だと認識していました。
 その当時の若者の言葉が「超」から「チョー」に変化したのは、80年代や90年代の戦隊モノのテレビ番組などで「超○○」というのがけっこうあったからだと思います。子供の頃に「超○○」という言葉を「最も上級の」という意味で認識した子供たちが、そのまま「チョー」で使い始めたのが90年代ということなのではないでしょうか。
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「超+名詞」は少なくとも戦前からありました。

「超弩級」だけでなく「超党派」なども。
ゼロ戦などの構造材に使われたアルミ合金「超々ジュラルミン」は住友金属が「超ジュラルミン」を改良したもの。
第二次大戦で米軍が使っていた「超短波(VHF)アンテナ」は戦前に東北大学の八木博士が発明した「八木アンテナ」。

「超+形容詞」や「超+副詞」など「チョー」と仮名書きが似合うような語は近年の用法です。
近年と言っても昭和の頃からあったと思いますけど。発端は何かの若者用語でしょうかね。
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下記サイトに詳しく書かれています。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85

 大正初期に使われた例があります。(ただし接頭語として)ご質問の場合は「副詞としての用法」

〔接頭〕
名詞に付いて、程度がそれ以上であること、また、それをさらに逸脱するものであることを表わす。「超満員」「超高速」など。
*善の研究〔1911〕〈西田幾多郎〉一・一「抽象的概念といっても、決して超経験的の者ではなく」
*二つの手紙〔1917〕〈芥川龍之介〉二「一警察署長の身を以て、超(テウ)自然的なる一切を否定するのは、恥づべき事ではございますまいか」([日本国語大辞典])
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超合金あたりから乱用されるようになったんでは?

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>普及しすぎて他の強調の意味の言葉が駆逐されているような感じになっています


 昔からこういうことはありましたが、諸般の事情でこういう傾向が強くなっているような。

 おそらく古い使用例は「超弩級」でしょう。「専門用語」でしょう。ただし、これは「非常に」の意味ではありません。
「弩級を超越した」くらいでしょう。
「超特急」も契機のひとつでしょう。これも「特急を超越した」だと思いますが、「非常に特急」ともとれるかもしれません。
 ↑の2つは「名詞」につく接頭語なので、まだ正統派の使い方です。
 昨今は用言(「形容詞」など)につく「超」は「チョー」と書きたくなります。すでに定着した感じです。辞書はまだ「俗用」「若者言葉」扱いですが。
 北島選手の「チョー気持ちいい」が流行った頃には、すでに定着していた気がします。
 当方が頼りにしている語源のネット辞書に記述がないということは、相当古くから定着している気がします。

 詳しくは下記をご参照ください。
【「チョー」「超」「ド」「激」】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2192. …

 ずいぶん前に書きかけて、ずーっと放置していたネタ。トピでのやり取りを見て引っ張りだした。
 近年目立つ表現のひとつに「超○○」がある。この表現自体は相当古い歴史があるはずだが、近年使われ方がかわってきた。
 以下は一部の抜粋(重言)。

 まず辞書をひく。
■Web辞書(『大辞泉』から)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E8%B6%85&stype …
================================
ちょう〔テウ〕【超】
[接頭]名詞に付いて、程度が特に普通以上であること、また、普通をはるかにこえたものであることを表す。「―満員」「―音速」
◆俗に「超きれい」「超むかつく」などと副詞的にも用いられる。
================================

■Web辞書(『大辞林』から)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E8%B6%85&stype …
================================
ちょう[てう]【超】
1(名)
数字の下に付いて、ある数値を超える意を表す。
  一万円―(一万円ヨリ多イ)
  60kg―
2(接頭)
〔1〕名詞に付く。
[1]程度が特に極端なものである意を表す。
  ―満員
  ―高層ビル
  ―弩級(どきゆう)
[2]あるものから極端に逸脱している意を表す。
  ―現実主義
  ―心理学
〔2〕動詞・形容詞・形容動詞などにつけて、程度がはなはだしいさまを強調する現代の若者言葉。すごく。とても。
  ―むかつく
  ―うまい
================================

 これは『大辞林』のほうが詳しい。以後、基本的に『大辞林』をベースにする。
 名詞(主として漢語系)につく形は昔からあった。「超ド級」(語源的には「ド」なんだろうな。ド阿呆の「ド」とは無関係です)は、100年以上前。「夢の超特急」も死語に近いんだろうな。この2つに関してはネット上の語源関係の辞典に出ていた(末尾参照)。
 名詞につく「超」は、2種類ある気がする。
『大辞林』の定義がわかりにくいので、ちょっと書きかえる。
  1)「とっても」の意味(「とても」よりこのほうが感じが出る)
    超満員/超高層
  2)「○○(のレベル)を超えちゃっている」の意味
    超現実主義/超心理学/超人/超高校級

 1)は「超」の後ろが「程度を含む言葉」でないとおかしい。
 なかには微妙なものもある。『大辞林』は「超ド級」を1)にしているようだが、2)のほうが素直だろう。「とってもド級」ではなく「ド級(級≒のレベル)を超えちゃっている」という意味(「レ」か「ミ」か、とか言わないように)。「超高校級」に近い。
「超音速」「超特急」あたりは、「速」「急」という「程度を含む言葉」だけど、1)と考えるのは異和感がある。「超音速」は「とっても音速」ではなく、「音速(のレベル)を超えちゃっている」のほうが近い気がする。「超特急」も同様。
 まあ、こんなことを厳密に分類しても意味はないか。
 名詞につく「超」だけを考えても、気になることがいろいろある。

●超ベテラン
 1)で「とってもベテラン」だと思うが、2)で「ベテラン(のレベル)を超えちゃっている」ととれなくもないような……(どういう意味だ?)。「超」を使わずに言いかえるなら「大ベテラン」だろうな。

●超初心者
 これは1)。2)と考えると訳がわからなくなる。「初心者」だけど妙に鋭い着眼点をもっている「スーパー初心者」……ちょっとイヤだ。
 元々ある言葉だと思うが、最近の言葉のようにも思えて訳がわからない。「チョー初心者なんで、やさしく教えて。ヨロピク」あたりだとカタカナ書きが似合う。
 困るのは、うまい書きかえが見当たらないこと。
 アイデアを募ったら、「ズブの素人」というのを教えてもらった。これはアリ。ほかに、「ド素人」なんてのもアリだろう。「門前の小僧」とかも可愛い。門外漢。半可通。トーシロー。ヒヨ(ッ)コ。

●超レア
 2つの解釈ができる。
1)肉の焼き方などを示す
 言いかえるなら、「うんとレア(でお願いします)」くらいかな。
 この場合の「レア」の品詞が微妙。名詞と考えるなら本来の用法だけど、形容動詞なら近年の使い方になる。昔はマティーニを頼むのに「エクストラドライで」なんて言ったもんだ(ほぼジンのストレート)。酎ハイを頼むのに「アル中用」って裏メニュー?を頼んでたこともある(ほとんど焼酎のロック)。いまじゃ焼酎の水割りを「うんと薄くして」だもんな。情けない(泣)。
2)コレクションなどを示す
 これは近年の用法だろう。「激レア」のほうが一般的な気がする。「激レアの品」は、要は「珍品」のこと(ミもフタもない)。
 この意味で「超レア」と言う場合は、たとえ「レア」を名詞と考えても本来の用法とは……。

 ここまでの例は微妙ではあってもまだ許容範囲かもしれない。
 近年、超急ピッチで広まったのが用言につく用法。
〈〔2〕動詞・形容詞・形容動詞などにつけて、程度がはなはだしいさまを強調する現代の若者言葉。すごく。とても。〉(『大辞林』)
〈◆俗に「超きれい」「超むかつく」などと副詞的にも用いられる。〉(『大辞泉』)
 いつ頃から広まったかは定かではない。元々はギャル語だったと思う。とにかくなんにでもつくから、定着した観がある。名詞につく例も激増し、適用範囲が格段に広がった。
「形容詞・形容動詞」に関してはたいていのものにつく。ただ、上品な印象のある言葉とは相性が悪い気がする。「チョーきれい」はアリでも「チョー美しい」はヘン。「チョー美人」は微妙。名詞についているので「超美人」かもしれない。このあたりを調べはじめると気の遠くなる作業になる。
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超特急は1930年に営業開始した特別急行列車「燕」の広告でも使用されていますし、同時期に愛知電気鉄道(現在の名古屋鉄道)、京阪電鉄新京阪線(現 阪急京都線)、阪和鉄道(現 JR阪和線)などでの最高速列車の正式種別として使用されています。


超弩級も専門用語とは言えず1920年代には非常に大きいものを指す一般的な用語になっています。
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個人的には、軽薄短小症候群の一つ?。


会話の中でも、一番・・、とか、ごっつい・・・とか、とにかく最上級を使いたがる人がいます。
なんの基準もなく、超をつければ、すべてを超える、だから最上級になると、思い込んでいる?。
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「非常に」「とても」の意味じゃないけど、超人や超能力とかは?


アニメの超時空要塞マクロスは1980年代だし。
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>新幹線を「超特急」と表現したことが契機なのかと…



いやいや、名詞の上に超が付くのはごく普通の日本語です。
おかしくありません。

>若者の間で「非常に」「とても」の意味で「超」を…

「チョーうれしい」などと形容詞の上に超を付けるからおかしいのです。

>20世紀まではそこまでこの言葉が使われていたようには…

水泳の北島康介じゃなかった?
あれは北京オリンピックでしたっけ。
もうちょっと古かったかも知れませんが、とにかく平成になってからだったでしょうね。
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