dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

なさしめ給え
栄えしめ給え
得さしめ給え
行わしめ給え
励ましめ給え

これらの しめ給え の使い方は正しいでしょうか?

詳しい方よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

使役尊敬「しむ」下二段型活用・未然形接続



未然形に付いているかだけチェックすればOKです。


なさしめ給え=「なす」未然形
栄えしめ給え=「栄ゆ」未然形
得さしめ給え=「得(う)」未然形+使役「す」未然形
行わしめ給え=「行ふ」未然形は「行は」
励ましめ給え=「励む」未然形

すべて未然形に付いているのでOKですが、行わしめ給え、これのみ表記の間違い、他はOKです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

勉強になりました。サンクスです。

お礼日時:2016/12/03 22:06

簡単に言えば、私ををして、そうならしめたまえ、または、そうさせたまえ。


なさしめ給え・・・私がなる(なるのは私)・・・・なさせる
栄えしめ給え・・・私が栄える(栄えるのは私)・・・栄えせる?
得さしめ給え・・・私が得る(得るのは私)・・・・・得させる
行わしめ給え・・・私が行う(行うのは私)・・・・行わせる
励ましめ給え・・・私が励ます(励ますのは私)??、たぶん私を励ましてほしい、不自然。
これだけ取り出しては、現在文の感覚では違和感が出ます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうなのですか。勉強になります。サンクスです。

お礼日時:2016/12/04 19:04

助動詞「しむ」は、「す・さす」と並んで使われる「使役・尊敬」の助動詞です。

ご質問の「~しめたまへ」の形は「祝詞」によく使われる形ですが、まず第一に使われた時代が上代に多く、(祝詞によくつかわれるのは「祝詞」が上代のことばに習って成立したからです)平安時代以後には「す・さす」に押されて、漢文の「訓読専用語」のようになってしまいます。第二に、使役・尊敬の両方があるために次に来る「給えへ」と関連して尊敬か使役か紛らわしい事があります。従って「文脈」が大切になりますが、質問の内容から言えば「使役」に限定されているのでしょう。
 「為す+しむ」で「なさしめ給へ」はあり得ます。→「させてください」の意。
 「栄ゆ+しむ」で「栄えしめ給へ」→「栄えさせてください」
 「得さしめ」ではなく「得+しむ」で「得しめ給へ」→「得させてください」 
 「行ふ+しめ」で「行はしめ給へ」→「行わせてください」
 「励む+しむ」で「励ましめ給へ」→「励まさせてください」

とはいいましたが、「せ給へ」「させ給へ」の場合にも「尊敬」の例が多いので、「尊敬」の場合も考えなければならないなと思います。やはり文脈を考えなければ結論は出にくいです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

おお・・お詳しい・・・難しくなってしまいましたが。サンクスです。

お礼日時:2016/12/04 19:03

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!