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1998年外為法改正で、証拠金取引が可能になったそうですが、具体的にこれはどのような取引方法なのでしょうか。為替取引に興味を持ったので、教えてください。

A 回答 (3件)

 下のHPにわかりやすく説明されています。

なお、この手の取引は危険が大きいので、自己責任で行ってください。

参考URL:http://www.ashitaba.co.jp/push/fx/kiso/kiso1.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございます。実際の取引は怖くてできません。

お礼日時:2001/06/27 21:34

取引に必要な資金「証拠金」は総取引金額の約10%相当額で、取引契約の履行を保証するために差し入れる担保金となり、少額の資金で大きな取引が出来るのです。



素人には、危険な取引です。

詳細は、参考URLをご覧ください。

参考URL:http://www.meijibussan.co.jp/fx/fx.html
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この回答へのお礼

有り難うございます。実際には取引は考えていませんが、興味をもったので、質問してみてよかったです。

お礼日時:2001/06/27 21:35

まず、外為法の改正で可能になったのは、外国為替の取引そのものです。

98年以前の外為法では資本移動を監視するといった視点から、外国為替業務(異国間通貨の両替業務)は為銀と呼ばれる銀行でしか出来ませんでした。私が海外旅行から帰ってきて、使わなかった財布の中の100ドルを、明日から海外旅行に出かける友人に対して実勢レートの124円を適用して1万2千400円で両替する、という行為が違法行為だったわけです。
為銀主義が撤廃されて街のディスカウントストアでも外貨の両替が可能になったわけですが、証拠金取引はこれに派生して法的な規制根拠が無くなったために可能になりました。

証拠金取引の代表的なものとして、株式の信用取引や株式指数の先物取引などがあります。
具体的にこれらの取引をご存知であればおそらくこの質問自体をなさらないと思いますので、概要をご説明いたします。
時価1000円の株を1000株購入するためには、100万円が必要です。
この株が1300円になったときに売却すれば、130万円で売却できますので30万円が利益になります。一方、700円になったときに売却すれば、70万円で売却することになり、30万円の損失です。
証拠金による信用取引とは、例えばこの100万円の価値のある株を、30万円だけ預けて買うという取引です。
この場合100万円の借入れが発生するわけですが(70万円ではない)、手持ち資金として100万円を用意する必要が無く、例えば証拠金として預託した30万円を除いた残りの70万円で別の株を買っても良いことになります。
100万円の借入れに対する担保は、購入した株式そのものが充当されていると考えて下さい。このため信用取引で購入した株式は手元に引き取る事は出来ません。
証拠金は英語で「マージン(余裕)」と呼ばれたりします。
仮に株価が全く変動する可能性が無い(1000円のまま固定である)場合には、借り入れている100万円と等価値の担保が差し入れられているのでこれ以上担保を請求する必要はありませんが、株価は変動します。ハッピーサイドに変動する可能性もアンハッピーサイドに変動する可能性もありますが、アンハッピーサイドに変動した場合、担保価値(株式の価格)が貸出額を下回る不良債権化のような状態が発生する可能性があるため、"アンハッピーサイドに変動する可能性に対する「余裕の」担保"が「証拠金」の役割です。

外貨の証拠金取引についても基本的には上述の構造をそのまま為替取引に適用した取引であると考えて下さい。
例えば100万円で10万ドルの取引が出来ます。
10万ドルというと評価レート124円で1240万円の価値になります。1円変動すると10万円の差損益が発生しますので、10万ドルを買っている場合、10円の円安になれば100万円の元手で100万円の利益を得ることができます。反面、10円の円高になれば100万円が全て無くなります。11円の円高になれば10万円分の借金です。
概略こういった取引であると考えて下さい。

以下蛇足ですが、参考にして下さい。
1万ドル単位や10万ドル単位で取引を行なっている会社があります。仮に10万ドルの外貨預金を行なっている方なら、100万円だけ預託して10万ドル分を買っておけば為替変動リスクは外貨預金でも外貨建てMMFでも同じですからリスクに神経質になる必要はありません。然し、1200万円で120万ドル買ってしまうとリスクは12倍になります。つまり10円の為替変動で1200万円が無くなってしまう恐れがあるということです。
リスクマネジメントをかなり厳密に行なうことが出来ないのなら、外国為替取引に限らず証拠金取引は行なうべきではないでしょう。リスクマネジメントが確りできるのであれば外貨預金やMMFなどと比較して非常に使い勝手が良く、且つ取引コストも低額であると評価できる取引です。
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この回答へのお礼

大変わかりやすい説明をどうも有り難うございます。なるほどそういう取引なのですね。

お礼日時:2001/06/27 21:36

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