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No.1
- 回答日時:
マグネシウムとカルシウムは同じ2族の元素ですが性質が違うことに起因しています。
2族の元素は最外殻のs軌道に電子が2つの配置を持ち、この電子が元素の性質に強く影響を及ぼしています。
マグネシウムは冷水と反応しませんが、カルシウムは冷水と激しく反応し、
また、炎色反応Be,Mgは炎色反応を示しませんが、Cr,Se,Br,Rdは炎色反応を示します。
このような性質は、原子核の電荷が最外殻の電子にどのような影響を及ぼすかで決まっています。
反応性が低くいマグネシウムの水酸化マグネシウムは、水に難溶でOH-を放出し難く弱塩基性を示します。
反応性が高いカルシウムの水酸化カルシウムは、水に難溶とはいえ、水酸化マグネシウムよりもよく溶けるので、OH-を多く放出するので強塩基性をしめします。
塩基の強弱は水酸化物が水に溶けやすいか溶けにくいかで決まっていますね。
昔は、Be,Mgもアルカリ土類金属に含まれていたのですが、今は、アルカリ土類金属に厳密は含まれていません。
それでもBeやMgをアルカリ土類金属としている文献や教科書等は多いです。
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