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大学の経済学部で学ぶ統計学は、統計学というよりも計量経済学ですよね?やたら経済学関連のものばかりやりますから。

A 回答 (2件)

経済学部出身ではありませんので常識的な理解ですが、経済学と統計学との関係は、以下の通りだと思います。


国の経済状態を客観的に知るためには、各種のデータを取る必要があります。どのようなデータが必要か、それをどのようにして集めるか、得られたデータから必要な指標をどのようにして得る科などのことを学ぶ必要があります(必要な指標を得るには、統計的な処理が必要ですから、今日では、コンピュータの利用法も必要になると思います)。
そのためには、統計学を学び、十分に理解していなければ肝心の経済状況を客観的に知ることができません。つまり、統計学という本丸に迫るためには、統計学は必須の科目です。
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「経済学部で学ぶ統計学」と「普通の統計学」がどう違うのか知りませんが、統計学には大きく分けて「記述統計」と「推測統計」とがあります。



質問者さんが言っている「計量経済学」は、おそらく「記述統計」のことでしょうか。つまり「収集したデータを集計して、データの示す傾向や性質(平均、分散、分布、相関など)を知るもの」です。

統計学がその威力を発揮するのは、むしろ「推測統計」の方でしょう。限られた「サンプル」のデータから「全体」を推測したり、過去のデータから将来を予測したり、あるデータが「妥当」か否か(外れ値かどうか)を判定したり、2群のデータが「異なる」と言えるか検定したり。
経済学においても、「推測統計」をかなりの程度利用すると思います。
http://www.kibanken.jp/nikkanbla/expert/category …
http://hs-www.hyogo-dai.ac.jp/~kawano/HStat/?200 …

経済学部で学ぶ統計学が、「経済」を題材に論しられているとしても、それは何ら不思議はないと思います。単なる「使ってなんぼ」の「ツール」ですから、経済にどう使えるかを手っ取り早く学ぶのは方法論として問題ないでしょう。
それとも、統計学は数学であるべきだ、などと「かたい頭」で考えていますか?
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