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【「世界一薄い防刃ベストの長袖タイプ」と「世界一薄い防弾ベストの長袖タイプ」を教えてください】


防弾ってことは多少防刃も効きますよね?

防刃も多少は防弾になる?

A 回答 (1件)

ボディアーマーに対してかなりの誤解をお持ちのようですのでその辺も含めて説明していきます。



まず、ボディアーマー(特に防弾ベスト)は偶発的に飛来した砲弾の破片等から身体の致命傷となり得る部位を「防護し被害を低減」することが目的です。
ですので、致命傷となりにくい部分は省略され、多少なりとも軽量化が図られています。
また、「防護し被害を低減」と言いましたのは、ボディアーマーは「飛来物等の効果を打ち消してけがを完全に防止するものではない」のです。
その辺はよく誤解されるところなので、ご注意ください。

ボディアーマーの基本構造は繊維(主にケブラー等のアラミド繊維や高密度ポリエチレン繊維が使われます)と金属やセラミック製のアーマープレートからなっています。
防刃ベストの場合はアーマープレートのみのものもありますし、防弾ベストにも繊維のみのものがあります。

そして、防刃ベストは防弾効果は皆無です。
また、防弾ベストは物によってはセラミックや金属プレートを併用しないと防刃機能はありません。(軍用のものですらそうです)

ボディアーマーはその機能上、ある程度の厚さと重量が必要です。ですので、袖を付けるなどということは不可能です。せいぜい、大鎧(おおよろい:平安期から室町前期にかけての武士の鎧)の大袖(おおそで:肩から上腕部にかけてを防護する部分)のように上腕部を外側から防護するくらいが関の山です。

ですので、長袖タイプのボディアーマーは実用レベルでは存在しません。
まぁ、防刃ベストでジャンバーやコートに偽装したものはあるでしょうが、せいぜいその程度です。

ただし、唯一の例外としてQuadgard IVという重防御タイプのものとか爆発物処理に使われるEODスーツ、ボム・スーツと呼ばれるものがあります(ともに全身防御用です)が、ボム・スーツのあるものではフル装備で30キロにもなりますので実用的でないのは言うまでもないでしょう。
これらすら、被害の低減が目的であってけがを完全に防止するものでないのは言うまでもありません。

ほんの参考程度に。
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この回答へのお礼

みなさん回答ありがとうございます

お礼日時:2017/02/11 15:36

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