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京都府立大から大学院進学

京都府立大の日本・中国文学科から、日本語教育学を学べる国公立の大学院には行けますか?

A 回答 (2件)

他のご質問を見たところ、質問者さんは大学生ではなく、まだ大学受験を視野に入れている段階の高校生でしょうか。


まず、大学院というのは「研究」をする場所であって、研究者を育てる場所です。大学までのように、「学ぶ」(=教えてもらう)場所ではないということを知っておくと良いでしょう。

大学院受験というのは、大学受験と違って、大学の学部時代の専門性が大きく関係します。
学部で専門分野の基本的なことを学び、大学院で本格的な研究に取りかかるので、学部と大学院の専門分野が異なる、という受験の仕方は通常はやりません。大学院側も、学部の基本を知らない学生の受け入れには難色を示します。
これは、大学や大学院のレベルの問題ではなく、専門分野の違いの問題です。
大学院で研究が出来るレベルにあるかどうかは、ペーパーテストの他に、卒業論文や研究計画書の内容も重視されます。日本・中国文学の分野で書いた卒業論文では、その人に「日本語教育」の研究能力を量ることはできません。なので、いくらペーパーテストの成績が良くても、その他の部分で「専門分野の能力がない」とみなされて不合格になることもあり得るわけです。

また、外部受験よりは内部受験のほうが有利です。これは、学部時代からずっと同じ指導教員ならば「専門分野の違い」という問題は起こりえないですし、院試での出題傾向も掴みやすいからです。大学院側のほうも、何をやっているかわからない他大学の学生よりも、内部学生のほうが能力の有る無しを判断しやすいでしょう。
なお、文系の大学院受験では、他大学の院を受験する際には、学部時代の指導教員にまず相談するのが礼儀です。自分の大学の院に行かずに、他大学の院に行くと言うことは、「今の指導教員の指導では物足りないから、他所へ行きます」と宣言しているようなもので、とても失礼なことになるからです。指導教員と相談の上で「それならば、A大学院の××先生か、B大学院の○○先生のところが良いのでは」と言ってもらうべきであり、また、大学院側に「この学生は本当にここの専門内容を理解した上で受験しているのだろうか、指導教員を無視するような自分勝手なトラブルメーカーじゃないだろうな」と警戒されないためにも、学部の指導教員には話を通しておくべきなのです。

したがって、あなたが考えている「他分野+他大学の院」というのは、非常にハードルの高い進路であり、安易に想定するべきルートではありません。

なお、日本語教育というのは、外国人に日本語を教えるための学問で、教育学系の分野です。日本の学校教育における国語科教育(日本語を母語とする人に対する「国語」の教育)とも異なります。
そして、京都府立大学の日本・中国文学科では日本語教育学の分野を扱っていません。「日本語学」は国語教育とも日本語教育とも異なる分野です。

日本・中国文学も日本語教育も両方学びたい!というのであれば、両方の分野がある大学に行って、どちらかの専門分野をメインの専攻として在籍して、もう片方の分野は選択科目として履修する(大学の制度として可能ならば)、という方法が現実的でしょう。
日本語教育コースのある教育学部の国語教育専攻ならば、比較的「両方の分野を学ぶ」ことはしやすいと思いますが、その代わり、教員免許を取得しないといけない忙しいカリキュラムです。

※京都府立大学と京都府立医科大学は別物ですが、混同されてお気の毒です。
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反社会組織と繋がりのある人なんか信頼すると思います?

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