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植物性マーガリン(トランス脂肪酸低減タイプ)と動物性バター

どちらの方が体に害があるのでしょうか?

先日ちょっとした論議になったので質問です。

動物性の脂肪はできるだけ取らない方がいい。
トランス脂肪酸低減タイプだから、普通のバターよりも安心。

とある人からそう聞いたり、

植物性の油脂は動物性よりも体に残りやすい。トランス脂肪酸低減タイプでも、人工的に生成されたトランス脂肪酸と天然のトランス脂肪酸とではまた体に与える有害度が違う。マーガリンは風味が少ないし、バターを使用した方が良い

と聞いたりして、どちらを使用した方が良いのか悩んでしまいます。

どちらにしても、飽和脂肪酸などを多量に含んでいるのであまり多用するのは良くないのは分かっていますが全く使用しないわけでは無いので気になりました。

様々な成分を比較し、どちらがより体に有害なのか回答頂けましたら幸いです。

回答宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

食品の安全性についてはいろんなヨタ情報を流す方もいますので注意してくださいね。



 結論から言うと「どっちも摂りすぎはダメ」。根拠はFDA(アメリカ食品医薬局)のQ&A等です。

Q:トランス脂肪酸が怖いのでバターに変えたほうがいいか?
A:NO。どっちにしてもリスクは摂取量による。

 アメリカは人口の1/3が肥満か?しかも原因は脂肪の過剰摂取によると言われている国です。トランス脂肪酸には確かに心疾患のリスクがありますが、そもそもバターのような動物性脂肪酸に心疾患のリスクが高いからこそマーガリンなどの植物性脂肪酸への切り替えが進められてきたわけです。
 リスクの比較は様々な説があって一概には言えないのですが、世界最大の脂肪摂取国の一つであるアメリカの答えは(比較はさておいて)「総脂肪摂取量を減らせ」です。だからこそ食品表示の基準もメインは総脂肪の量となっています。トランス脂肪酸も表記する義務が定められていますが、これは後から動物性脂肪酸に匹敵(もしくは凌駕)するリスクがあることがわかったので追加されたというだけのことです。
 なお、トランスファットフリーの製品の原料にはパーム油脂が多用されますが、これは飽和脂肪酸の一種でバターと構造が似たものです。こっちだからといって安心するわけにはいきません。だからFDAのQ&Aでも「トランスファットフリーを選べ」とはなっていない。
 お母様はバター等の動物性脂肪の害とトランス脂肪酸の害の両方の情報を持っていらっしゃるんでしょうが、トランスファットフリーの原料であるパーム油脂の情報は持っていらっしゃらないのかもしれませんね。

 ちなみに、トランス脂肪酸関連で出回っている間違いの主なもの。
①食べるプラスチックだ!
 ⇒「可塑性」という意味の英語であるプラスチックを合成樹脂と勘違い。
②世界で禁止されている
 ⇒単純に禁止されている国はゼロ。アメリカではニューヨーク市とカリフォルニア州の「レストラン等で」提供するのは禁止。sこでもパッケージングされた食品は対象外。
③アメリカでは2018年に禁止になる(②と矛盾しますが)
 ⇒トランス脂肪酸を生成してしまう「水素添加」という工程を、代替手段を講じるか認可を受けて続行するかを2018年に選択しなさいという通達がなぜか「禁止」に。
④マーガリン業界の陰謀
 ⇒アメリカではそんな業界よりもバターを扱っている「全米畜産協会」のほうがよほど強大です。陰謀の黒幕ならこちらの方が力があります。

 余談ですが、白砂糖自体は単純に粗糖から精製しただけのものですから、それ自体になんの害もないですよ。過剰摂取は問題ですが、それは三温糖であれキビ砂糖であれ黒糖であれ一緒です。

 意に沿わぬ回答かもしれません。失礼いたしました。
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結論から書きますと



金銭的に可能ならば、ですが
香りや減塩優先の時は「発酵バター」を使用。
それ以外の際(例えば菓子作り)はオーガニックのトランスファットフリーショートニングを使用。
しかしどちらも、毎日摂取などの多量摂取は控えるのが前提。

パンに塗る目的ではショートニングは不適正なので、そこは上質なオリーブオイルにする等の工夫を。
コールドプレスのオリーブオイルがあれば完璧です。


私は、医師に指示を受け体質改善中なのですが、バター含む乳製品は身体に悪いと言われました。
動物性脂肪なのもありますが、牛の乳はとにかく人間(特に日本人)の体質に合わないとのこと。
加えて日本の牛のエサは基本的にアメリカ等の遺伝子組み換え植物(粗悪品)を使用しており、
それからくる毒素が身体に蓄積された牛から絞る乳など、身体に良いわけがないだろうとのこと。
身体が弱い人ほど、弱っている人ほど、牛乳の毒素が排出できずに体内に溜まるそうです。

人間のお母さんのお乳もそうですが、基本的に母体の食事や生活が顕著に表れるのが「乳」なので、
伸び伸びと育ち、自然なエサを与えられた素晴らしい牛から絞った乳から作るバターでない限り、
とても人間の身体に良いものにはなりえないそうです。

また、昔から牛乳を飲むとお腹を壊す人がいたかと思いますが、
そういう方は「乳たんぱくを分解できない体質(≒乳アレルギー)」と
乳を搾る牛の粗悪な飼料(エサ)に反応する人の二種類がいて、
日本人には前者の割合が高く、つまり そもそも身体に合わない人が多いのです。
(勿論後者も見逃せる問題ではありませんが)

しかし、一転してヨーグルト、発酵バターなどの乳の発酵食品になるとまた変わってきます。
発酵バターとは、牛乳ではなくヨーグルトをバターにしたもの。
(ヨーロッパでは、発酵バターが主流らしいです。)
食品は、発酵をしたり、漬け物にしたりすると性質がガラリと変わるそうで
多量でなければ逆に身体に良いとのこと。(毎日摂取するべし、というわけではありません)
そもそも発酵食品自体が、身体に良いのでヨーグルトに限らず積極的に摂取せよと言われ
その中の一つにヨーグルトを入れておりました。発酵バターは油分が多いので、ごくたまに。
※勿論、乳タンパクを分解できない体質のアレルギーもちの人は食べてはいけません。


余談ですが、
動物性脂肪の危険性を挙げるならば、同時に
白砂糖を筆頭に、糖分の摂りすぎも身体に害悪をもたらすという事を忘れてはいけません。
多くの人は、「無添加」の中に「白砂糖」を含まない考えをお持ちですが、そうではありません。
白砂糖も立派な「添加物」なのです。化学物質と同レベルの危険な食品の一つ。
普段から自然由来の糖分を少量摂るくらいの気持ちでいないと、後々健康被害が出てきますのでご注意くださいね。
(私は医師の指示で白砂糖含む糖分を普段の1/10くらいにしたところ、劇的に体調改善しました
 また、指示を受けてから1年以上経ちますが、白砂糖だけは一切摂っていません)

…なんて、食品の害悪を考え出したら、まさにキリがないのですが、
なんでも摂りすぎは良くない、という辺りで落ち着くのが無難ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

色々と参考になりました。

今回、なぜトランス脂肪酸に焦点を当てた質問をしたのか、ですが

トランス脂肪酸は、体に蓄積され排出されない。
そう聞いたからです。

そのほかのものについては、食生活を改善するなどすれば良いものが多いですね。

我が家には幼児がおり、長い目で見て蓄積してしまうトランス脂肪酸を取るべきではないのか?と疑問に思ったのです。

旦那の親と同居しておりますが、義理母からバターではなくトランス脂肪酸低減タイプのマーガリンを使うように言われます。

そのため、詳しく知りたかったのです。断るにも根拠が必要だと思ったので。

白砂糖は一切使用していません。
私は子供の頃から砂糖キビで育ったので今もキビ糖を使用しています。

詳しく回答ありがとうございました!

お礼日時:2017/03/17 09:29

なにかトンデモ情報が多くて混乱しますね。


体に良い、悪いだけを議論しても始まらない。なぜ、体に良くて悪いのかを正しく理解していないとなりません。様々な情報を「科学的な見方や考え方を養う。( http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youry … )」が理科の教育目標でした。

 以下が端的かと
【引用】____________ここから
・脂質は、全カロリーの25~35%までとし、大部分は一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸とすべき。
・飽和脂肪酸とトランス脂肪酸を含む食物を、一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸を含む食物に替える。
・飽和脂肪酸の摂取を制限するために、肉は皮が取り除かれていて脂肪の少ないものを選ぶ。また、低脂肪の乳製品を選ぶ。
・少なくとも週2回は魚を食べる。魚の油は多価不飽和脂肪酸のω-3脂肪酸を含み、心臓疾患のリスク低下と相関関係がある。
・トランス脂肪酸を含むものを減らす。固形マーガリンを含む食べものや、フライドポテトを制限する。
・コレステロールは1日に300mg以下にする。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ここまで[脂肪酸 - Wikipedia( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%82%E8%82%AA … )]より

 食品中の飽和脂肪酸の量は
「食品中の飽和脂肪酸( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%BD%E5%92%8C … )」にあります。植物は右のボタンをクリック。

 ご覧のように、植物由来だから、動物由来だからという区別は意味がないことがわかりますね。

 よく誤解されるのが、植物由来だからという言葉、植物油は不飽和脂肪酸が多いために、液体のものが多いので、水素添加をして飽和に近づける。その時点で不飽和度は下がる・・。元は良いかもしれないが、

★飽和脂肪酸は単にエネルギー源ですが、不飽和脂肪酸は体内の様々な活性に関わっていること。
★不飽和脂肪酸の内、ω-3とω-6は食品から必ず取らなければならない必須脂肪酸であること。
★トランス脂肪酸は、本来自然界に存在しないし、体内で利用することもできません。
 自然界に全くないわけではないが・・本題とは関係ないので
 いわゆるマーガリンやショートニングは、不飽和脂肪酸を飽和化する過程で必ずトランス脂肪酸が含まれます。

 トランス脂肪酸は有害ですから、マーガリン・ショートニングは体に良くない。ただし、日本人はそんなに大量に摂らないので・・・
 植物由来と言う言葉に騙されないように、要はどんな脂肪酸を含んでいるかということ。動物性油脂の一つの魚油は不飽和脂肪酸、特に高不飽和でω6のEPA,DHAを含んでいる。植物油でもω3やω6を多く含むものにしないと意味ない。ヤシ油やチョコレート(ココナツ油)は飽和脂肪酸が多い。

 私はバター派ですが、マーガリンに比較しての話です。何でもかんでもバターではなく、他の料理にはあまりバターは使わない。
 そして、魚はたくさん食べるようにしている。

ちょっと情報量は多いかもしれませんが
不飽和脂肪酸 - Wikipedia( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E9%A3%BD … )
を読まれるとよいでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

成る程、総評すると使用するなら、バターの方が良さそうですね。

我が家では私が魚派なので、魚が多いです。その点は良かったと思います。

旦那の親と同居していますが、義理母からバターではなく、トランス脂肪酸低減タイプのマーガリンを使用するように毎回言われます。
何だかんだ目を盗んでバターを使用していましたが、拝読させて頂き、やはりバターの方が良いのだと実感しました。
バターにもトランス脂肪酸が含まれている事は承知していますので、今後も多用は控えたいと思っています。

マーガリンの使用を断るにも根拠が必要なので大変参考になりました。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2017/03/17 09:35

>どちらの方が体に害があるのでしょうか?


 適量以下であれば、どちらも害は無いと言える。
 マヨラーのように「何にでもバターやマーガリンを使う」人は危ないが、
 日本人の食生活においては、どちらも過量以下の消費らしい。

 まぁ、マーガリンは「発売禁止」になっている国もあるから
 どちらかと言えばマーガリンが×になる。
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マーガリンにも動物性脂肪である牛脂や豚脂や魚脂が含まれていますよ。


そこに大豆油やコーン油等々植物性の油脂が混ざって人工的に乳化させて練り合わせたものです。
パーム油が使われてるものが多く、このパーム油には発がん性が認められています。
トランス脂肪酸を低くしたところでゼロではないし、所詮人工物ですから100%安全とは言えないと思います。

その点、バターの原材料は生乳のみです。
まあ牛の餌に何を使ってるかまで追及しだしたら際限のない話になりますが、私はだんぜんバター派ですね。
コレステロール等が心配と言っても、日本人が一日に使うバターの量はたかが知れています。
バターを丸かじりするような事でもしない限り、問題はないです。

気をつけるべきはマーガリンやバターそのものではなくパンや菓子などの加工品ですね。
多くの加工品にマーガリンやショートニングが使われています。
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植物性マーガリン(トランス脂肪酸低減タイプ)



 成分比較じゃないですが、こちらを摂取するとオナラの量が多く出るようになるからです
バター・バター製品ではそういうことがありません。
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