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直炊き吸収例温水の直炊きとは、どの様な原理ですか?
遠心式冷凍機は遠心ポンプで冷媒を循環するみたいですが直炊き式には こういったポンプが存在せず直接炊いた温度差による循環だけという事ですか?

A 回答 (1件)

まず、遠心式冷凍機は冷媒を循環させるのに、遠心ポンプでなく遠心式圧縮機を使っています。


なお、家庭用のクーラーや冷蔵庫は遠心式でないタイプの圧縮機を使っているので遠心式冷凍機ではありません。(圧縮機のタイプの説明が必要なら別途質問ください)

液体は低圧になるほど、沸点が低くなります。冷凍機の原理は低圧で冷媒を気化させ、その時気化に必要な気化熱を周囲から奪うことで冷熱を発生させます。(蒸気圧と全圧と沸点の関係は必要なら別途質問ください)

熱力学の第二法則より、低温で奪った熱とほぼ同じ熱量を高温側で放出しないと冷凍サイクルが成り立ちません。クーラーの室外機が熱風を出したり、冷蔵庫の後ろが熱くなるのはこのためです。この熱を利用して、水を温めれば温水機になり、クーラーでの暖房(ヒートポンプと言われるもの)になります。

吸収冷温機でゃ、特殊な溶液に水蒸気を吸収させることにより低圧/低温を得ます。このとき溶液が水を吸収するので、濃度が薄くなります。これをもとの濃度に戻すために、溶液の温度を上げると水が蒸発して元の濃度に戻ります。

直焚きとは、溶液の温度を上げるために直接ガスなどを焚くことを意味します。なお、蒸発した水(水蒸気)は高温・高圧で、且、凝縮させる必要があります。この凝縮熱を利用して温水を作ることができます。これで、冷凍機の中の水は液体に戻るので、サイクルが完成します。
これが直焚き冷温水機の原理です。
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