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自動車設計の面白い話。

自動車に使用される剛板加工は直角に曲げる方が難しいそうです。

直角に曲げても折れない、強度も落ちないようにするのは相当な鉄鋼技術が必要だそうです。

だから車体は丸っこいU字に湾曲させている車の方が簡単なんだそうです。

私は湾曲技術の方が難しいので各社の車体は丸っこい型を競っているのdと思っていました。

昔はもっと科学技術が発展していなかったので自動車は丸かった。

で、科学技術の進歩によって直角に曲げる技術が進んだがカクカクした車の方が製造技術が難しいのにカクカクした車を製造しているのはメルセデスベンツとランドローバー?レンジローバーぐらいしかない。あとボルボもカクカクしている。

この3社が鉄鋼業従事者から見たら鉄鋼の加工技術が優れているメーカーと映る気がします。

トヨタ自動車は直角に曲げて強度も落ちない技術はまだ取得出来ていないのでしょうか?

A 回答 (5件)

>この3社が鉄鋼業従事者から見たら鉄鋼の加工技術が優れているメーカーと映る気がします。


気のせいです。
ついでにあなたが鉄鋼業従事者ではなく技術についても自動車についても無知であることが判ります。
メルセデスベンツもボルボも今時はカクカクしていない。
ローバーのような車は車体が強度メンバーでは無いから自動車用鋼板ではなく普通鋼板に近いものを使い強度不足は板厚で補っているだけですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2017/05/27 17:26

一度90°に曲げて伸ばしますと折れてしまいます

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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2017/05/27 17:25

直角というか、曲げRが小さいほど難しくなります。



※機械構造用鋼板の曲げ部分は、『板内にて板圧R』が基本です。金型を使わないナイフエッジベンダーで曲げると、特に深く考えなくても板内で板厚Rになります。

※もっとシャープに折る場合(例えばt=3.2の鋼板を、板内R2で曲げる様な場合)はイッパツで正確に曲げるのは困難で、コイニングという『曲げ部をブッ叩く』追加工が必要になります。

※最近使用例が増えた高張力鋼板では、硬過ぎるためにシャープに折り過ぎると折れてしまい、曲げ加工が更に難しくなります。

>昔はもっと科学技術が発展していなかったので自動車は丸かった。

 それは全く違います。
 昔のクルマが丸かったのは、デザインモデルの製作法によります。

※昔は石膏でデザインモデルを作り、その外形を計測してボディパネルの図面を起こしていました。
 石膏を盛ったあとに削り込んで車体のデザインを決めますが、基本的に石膏は削りすぎると失敗になります。(削り過ぎたところに再度石膏を盛る方法もなくなないですが、どうしても古い部分との境界が出来てしまい、滑らかな一体の面が作れません。)
 こういうモデルでは、シャープなプレスラインなど削りで失敗し易い形状は極力避け、結果、緩やかなカーブの面がなんとなくつながっている丸っこいデザイン、悪く言うと『アクセントのないボケたデザイン』になってしまいます。
 石膏モデルで作られた代表はVWビートル、ローバー・ミニ、フィアット500などで、いずれも石膏モデルの特徴がよく出ています。

※その後アメリカのGMが開発したインダストリアルクレイ(工業粘土)でモデルを作るようになり、クルマのデザインが一変します。
 インダストリアルクレイは、常温ではチーズぐらいの固さで、40℃まで温めるとフツーの粘土の様にグニャグニャになります。
 コイツを温めて山を作っておき、シェイパーという工具で冷めた粘土を削っていきます。
 シェイパーにはヒゲが剃れそうなほどの刃がついており、チーズ様としたクレイをキモチよく削ぐことが出来ます。
 チーズを薄く切るように削れるので、シャープで連続性のあるプレスラインなどは造形屋(デザインのスケッチから立体モデルを作るヒト。彫刻家の技術を持っています)のウデの見せ所で、削り過ぎたところで40℃に温めたクレイを上から盛って削り直せばOKです。
 クレイでは薄く削ぐ作業がメインになるので、必然的に豊かな曲面よりもクリーンな平面を多用したデザインになります。

※現在では粘土の模型など作らず3Dのグラフィックを直接起こすので、車体への写り込みの美しさを競う様に丸っこいデザインが主流となりました。(今のCADは、背景の写り込みなども表示出来る様になりました。)

>トヨタ自動車は直角に曲げて強度も落ちない技術はまだ取得出来ていないのでしょうか?

 既に30年ほど前から、トヨタに限らず日本の製造技術は世界一になっています。荒っぽいプレスしか出来ないレンジローバーやボルボなど、ずっと昔から相手ではありません。(日本の鋼板プレス技術者で、ローバーに感心するヒトなどいませんよ。)
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2017/05/27 17:25

作ると作れるは別の話です。



1980年代、日本の自動車メーカのほとんどが、直角で無いにしろ角のあるカクカクの車を生産していたのを知りませんか?
トヨタがカクカクにデザインされた初代ソアラを販売し、ヒットして他のメーカーも追従したため、カクカクの白い車が流行したのです。

その時点で日本の加工技術は確立されていました、直角に近い国産車では「三菱デボネア」が最たるものだと思います、逆に当時は曲線加工は出来ても、クロソイド曲線の様な微妙な曲線に加工する方が苦手だった様です、この曲線についてはヨーロッパメーカーの方が確立していました。

時代が変わり、燃費や空力が重視され、曲線加工もさらなる進化を遂げ自由な形に作れる様になり、もはや車には直角加工を必要としなくなりました。

作れるけど作る必要が無い、よって作ると作れるは別の話なのです。

面白い話ですが、結構知られた話で話題にする程ではありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2017/05/27 17:25

ベンツは量産車でも、手作業でプレスしてますからね。


トヨタなどでは到底まねできません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2017/05/27 17:24

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