
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
実際に波の高さを測る機械(波高計という)があります。
大きく分けて,上から(空中から)測るものと,下から(海底から)測るものがあります。
上から測るものでは,空中に設置したセンサーから,海面に向かって超音波やマイクロ波(レーダーなどに使う電波)を発射して,海面までの距離の変化を測ります。
下から測るものでは,海底に設置した機械から上に向けて超音波を出すものや(電波は吸収されるのでダメ),センサーにかかる水圧を測るものなどがあります。
空中発射型の写真が見られるページを紹介しておきましょう(参考URL)。
左上の写真で,下向きに設置されたカメラのような機械がそれです。
ちなみに,波の高さもたえず変化していますので,天気予報などでは「有義波高(ゆうぎはこう)」というものを使います。
これは,繰り返し観測された波の高さを,高い方から並べたとき,上位3分の1の波の平均のことです。
たとえば波が300回押し寄せたとしたら,そのうち高さの高い方から100回分だけを数えて,その平均です。
したがって,「波の高さは1mです」といわれたときは,当然ながらそれより高い波も,低い波も来ます。
経験的に,1000回に1回は有義波高の2倍の波が来ると言われていますので,ご注意を。
No.1の回答では,まるで実測していないかのようですが,そんなことはありません。
たとえば,いま台風16号が近づいている鹿児島では,昨日(8月29日)20時40分~21時00分の観測で,有義波高6.89m,最大波波高11.38mを観測しています。
もちろん,天気予報で発表される波の高さは,未来の話ですから,過去のデータも用いて予測を行なうことになるのですが,それにしたって実際の波の高さを観測できなかったら,予測すら立てられないじゃないですか。
参考URL:http://const.civil.chuo-u.ac.jp/lab/ryutai/equip …
No.4
- 回答日時:
もっとわかりやすく言うと、波高は気温、降水量、降雪量、海水温等と共に気象観測の中で毎日調査しています。
その波高の調査方法は、#3さんが詳しく回答していますので省きます。
そして、その観測データを元に、例えば「海上で風速○○mの風が東南から吹くと、△mの波が発生する」というようなパターンが確立されます。
さらに毎日毎時間、気象観測を行っているわけですから、最新の観測データを元に、過去のパターンを照らし合わせながら、この先の予測を立てます。
例えば今回の台風16号では、
・現在この位置に台風がいる。
・現在の波の高さはこれくらい。
・風は毎秒○mでこの方向に吹いている。
このデータを元に過去のパターンを照らし合わせ、今後の台風の進路からすると、この位置の波は今後このようになるでしょうという予測が立てられます。
No.2
- 回答日時:
実際に計る方法として、波の色を見ることもあります。
#1様のおっしゃるように、風の強さで変わりますが、風が強い場合、波も大きくなり白波が立つこともあります。
この波の立ち具合によって、何mかを計ります。
白波がどれくらい立っているから、これくらい、白波がないからこれくらい、という風に。
実際、私がこれをやったのは、大西洋のど真ん中でしたけれども(^^;)
No.1
- 回答日時:
波高は一般的に風の強さで変化します。
おそらく予測される風力と過去のデータから波高を予測しているものと思われます。
あくまで予測ですからね、天気の晴れとか曇りとかと同じように過去のデータと予想と思いますよ。
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