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いつもアドバイスをいただきありがとうございます。
3Dプリンタを使って機械の駆動部品を作りました。その部品には若干ですが圧力がかかるため、徐々に3Dプリンタで作った部品が割れてしまいます。
ネットで調べると「Mrサーフェイサー500」で後処理をすると、積層部分の隙間が埋まるため「強度が増す」と書かれており試してみようと思っているのですが、どれほど強度が増すものなのでしょうか?
また、Mrサーフェイサーには瓶タイプとスプレータイプがあるのですが、どちらが良いのでしょうか?性能的に変わらないのであればスプレータイプにしようと思っているのですが・・・。
アドバイスを頂けないでしょうか。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

プリンタの修理屋です。



3Dプリンタはいまだに直接触ったことはなく、以前に勤務していたプラスチックの射出成型の会社での知識からのアドバイスです。

POM というのは、「ジュラコン」とか「デルリン」という商品名で販売されていて、どちらが正式名称かわからない位、(業界では)浸透している樹脂です。

模型の世界では「ジュラコンギア」という名称で部品を売っていることもあるようです。
耐摩耗性は高いことで有名な素材です。

3Dプリンタ用でもフィラメントとして販売はされているようです。

PLA という樹脂は、私が勤務していた時代には聞かなかった樹脂です。


「 上記3つの条件を満たすことができれば、どのような3DプリンタでもPOMを印刷することはできるのでしょうか?」

3Dプリンタは、簡易型の射出成型機ととらえています。
ただ、射出成型機は金型に樹脂を送り込みますので、かなりの高圧で射出します。
3Dプリンタは、フィラメントを押し出すだけなので、現実的には無圧と考えていいですね。
また、3Dプリンタは製品の台(テーブル)が動いて、品物の形状を作っていくわけです。

温度に関しての変化は樹脂によって異なります。

プラスチックは、熱硬化性と言われるものと、熱可塑性という2種類があります。
熱硬化性というのは、金型などの中に樹脂(あるいは材料)を入れて、加熱することで化学変化を起こしてしまう樹脂で、再び熱をかけても溶けることはありません。
コンセントのプラグなどで使われていたはず。(自分で接続するタイプのもの)


熱硬化性は、成型後に熱を加えると、再び溶け出し、再度成型することが可能な樹脂です。
ただ、加熱するごとに分子の破壊が進み、物性は落ちていきます。

熱可塑性には2種類の樹脂があります。
結晶性のものと、非結晶性のものです。
結晶性のものは、比較的はっきりした融点があって、そこを越えるといきなり液体のような状態になります。

ナイロン樹脂が代表ですね。
金型に流し込むならいいですけど、3Dプリンタでは使いにくいはず。

POMも結晶性なのですけど、ナイロンほどはっきりした融点はなく、溶けてもある程度の粘りも持っています。
着色していない原色のものは常温では白色ですが、融点付近になると透明っぽくなります。
常温で白いのは、結晶構造が光を乱反射させているかと聞いています。

溶かす温度はABSよりは少し高めだったと記憶していますが、私が勤めていた会社では精密部品の成型が仕事でしたので、金型の転写性をよくするために、成型温度は高めでした。

調べたら、こんなサイトがありました。
https://www.nc-net.or.jp/company/72724/product/d …

生産は終わったそうですけど、
http://www.3dprint-sale.com/item/pom.html


こういったところで、素材の相談をしてみては?

やはり、餅は餅屋です。
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この回答へのお礼

4G52GSさん

何度もアドバイスをありがとうございます!調べてみましたが国内でPOMフィラメントを入手するのは、なかなか難しいようですね。
ロット数が決められていたり、割高だったり・・・。国外で探してみたところ安価で手に入りそうなので、実際に購入して試してみたいと思います。
うまく出力できればいいのですが・・・。

お礼日時:2017/07/09 00:11

ABSならアセトンで磨けば固着面が溶解して強度が増しますよ



参考 ・アセトンでの表面処理

http://www.tokyovirtualworld.com/03-column
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この回答へのお礼

virtualworldさん

アドバイスをいただきありがとうございます!アセトン・・・初めて聞きますね。リンク先を見ましたがコンプレッサーが必要になりそうですね。投資が必要になりますね(涙)
気になるのはアセトンで溶かすことで、寸法がずれてしまいそうなのが怖いですね。しかし、試してみる価値はありそうですね!アイデア、ありがとうございます!

お礼日時:2017/07/05 13:46

アメリカだと3Dプリンターで作る銃の設計図がアップされて話題になりましたが、


そう言う所を参考にされてはどうでしょう?
肝心な部分は元々の強度が必要だった気がします。
完成すれば人が殺せますので問題になりましたが、
写真が完成品です。
「3Dプリンタで出力したものにサーフェイサ」の回答画像2
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この回答へのお礼

w_katuoさん

アドバイスをいただきありがとうございます!なるほど、銃だとかなりの強度が必要になりますよね。英語圏のサイトを調べてみます。アイデアをありがとうございます!

お礼日時:2017/07/05 13:38

プリンタの修理屋です。



かなり守備範囲を超える話なのですけど、強度が増すというのは言い過ぎじゃないかな?
商品説明でも、表面の傷などを消して・・・ というような内容でした。
http://www.mr-hobby.com/itemDetail.php?iId=242

自動車の塗装で使う「プラサフ」(プライマー・サーフェーサー)と同じようなものじゃないかな?

3Dプリンタですから、積層した側面は細かい段ができるのは当然で、細かい山がたくさん並んでいるようなもの。
その面に何か負荷をかけるもの(こするものの方が分かりやすいかも)を当てると、山の先端から削れてきて、あっという間に1mmや2mmは摩耗してしまうのでは?

そこをサーフェーサーで平らにすれば、辺りが均等になって摩耗が防げる、という程度じゃないかな?

駆動部品という事ですけど、どんな部品でしょうか?
表面を仕上げるだけで摩耗が防げるものなのかな?

材料を耐摩耗性の高いものに変えることはできないでしょうか?
PLAとかABSを使うことが多いんじゃないかと思いますけど、POMはいかがかな?
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この回答へのお礼

4G52GSさん

アドバイスいただきありがとうございます!
なるほど・・・サーフェサーで強度は増さないんです。薄々、気付いてはいたんですがフィラメント自体を変えないといけないですよね・・・。

「POM」初めて聞きました!アイデアをありがとうございます!
そこで、追加で質問させてください!

(1)フィラメントの太さ
(2)ノズル温度
(3)テーブル温度

上記3つの条件を満たすことができれば、どのような3DプリンタでもPOMを印刷することはできるのでしょうか?

私は、FlashForgeのCreatorProという3Dプリンタを使っていますが、下記のPOMフィラメントを使うことはできるのでしょうか?

http://flashforge.co.jp/cre_pro/
http://www.3dprint-sale.com/item/pom.html

お礼日時:2017/07/05 00:42

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