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起業のことについて質問です。

ここ最近は若い起業家も増えているようですが、海外みたいに多くはないし一般的でもないように思います。なぜなんでしょうか?
日本で起業するのはやっぱりまだ難しいんでしょうか。

A 回答 (7件)

起業で成功するかどうかは、業界にもよるかもしれませんね。


質問者様がどのような業界のアドバイスを求めているのかは文面からではわかりません。
もう他の方の素晴らしい内容のアンサーが出尽くしている感があるので、
それとはちょっと違う視点で回答します。(もしお求めの回答内容になっていなかったら申し訳ありません。)

日本で私が今応援したい起業家はアズホールディングスの松田元さん。まだ30代前半と若い方です。
http://asz-holdings.jp/message/

まず経歴が異質です。中学は中退。高校に至っては3日で行くのを辞めたとか。
。『時給800円のフリーターが3年で年収1,000万円に変わる仕事術』という本も出している通り、フリーター時代から一念発起して、現在の起業家としての地位を確立された方です。

自分が高く評価したいのは、フリーター再生に力を入れている点。日本は未だに学歴重視、挫折者を敬遠する傾向にありますが、松田さんはそういった社会的弱者を積極的に採用して人材を育成する事業に取り組んでいる点に好感が持てます。それも彼の中学・高校中退、フリーターという挫折経験があってこそでしょう。実際彼は「フリーターを再生させることが僕のライフワーク」と明言しています。起業家というと金遣いが荒く、派手なイメージがありますが、彼自身は高級車を買ったりヒルズ族になったりすることに関心がないようです。そんなことをするよりは会社の買収にお金を遣いたいとか。そんなところにも今の時代の空気を感じます。

挫折を知っている人間は強さと優しさがあります。「困っている誰かの為」の起業は、自己中心的なそれよりずっと人を引き込む力、パワーを持っています。起業はリスクと捉えられがちで制度もまだまだ整備されていませんが、私は松田さんのような方が日本にもっと現れて、持続的に活躍できるような社会になることを強く望んでいます。
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この回答へのお礼

多くのご回答ありがとうございました!どの回答も勉強になるものばかりで、全てベストアンサーにしたいくらいですが、個人的に今後に希望が見いだせそうだなあと思ったこちらの回答をBAとさせていただきました。

お礼日時:2017/07/19 09:08

そうでしょうか?



私の周りには個人事業や法人など形態をこだわらなければ、独立・起業する人は結構多いですよ。私の親戚にも事業を自らしている人も多いですね。

起業は年々簡単になっていますが、起業できても続くかどうかは別問題です。
起業できずにいる知人がいますが、起業=リスクと考える家族なども多く、その反対意見を覆すだけの起業のメリットなどを説明できないため、起業できないという人も多いのかもしれません。逆に独身者は起業しやすいのかもしれませんね。

日本だからと言えるかわかりませんが、起業とその維持のうえで、役所関係の手続きがいろいろありすぎますし、人を雇用するとなれば、雇用するうえで必要な知識も簡単ではないということです。いろいろな専門家を活用することで賄うこともありますが、専門家もある意味起業者でありビジネスですので、費用が掛かります。
これらに足を引っ張られている人もいるのかもしれませんね。

私の兄が起業する際には、私が税理士事務所や社会保険労務士事務所で働いた経験と知識からサポートができるということで、起業しやすかった面もあろうかと思いますね。
ただ、たまたまそのような経験を持つ家族がいるだけであり、そういう起業者は少ないことでしょう。
どうしても起業する事業のノウハウや技術を持っていても、販売・営業力があるとは限りませんし、経営者として必要な知識や専門家の活用方法を学べているとは限りません。
それを適宜学んだり調べることができる自信があるか、行動力があり何とかなると思える人というのが日本人の性格上、起業家に向かない人も多いのかもしれませんね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
実際独立・起業している人も多いという意見、とても参考になりました。
周囲の環境や経験、サポートも大事なんですね。

お礼日時:2017/07/18 10:01

起業すること自体は簡単です。

以前は株式会社を設立するのには資本金を1千万円を用意しないといけませんでしたが、いまはその縛りもありませんから。でも起業するのと会社を運営して順調に業績を伸ばすのとはまったく別です。起業してもやっていけないんですよ。

起業(というより会社運営)するのが難しいのは、やっぱりお金(資金)の工面でしょうね。

私も起業は2回しました。でも、大手企業に在職中に知人と一緒に起業した会社は1年で清算しました。そこを30年勤めたあとに脱サラして起業した会社(資本金1千万円)は、いま18年目に入ったところです。

その経験で言うと、アメリカなどではお金持ちが若い起業家に投資して育てられる制度(節税にもなる)がありますが、日本ではそういう仕組みがありません。インキュベータなる仕組みはありますが、起業(と会社運営)するにはとにかくお金がいります。そういうお金は金融機関はまず貸してくれません。なぜならいつ潰れるか分からないところにお金を貸すバカはいないからです。どんなに立派なもっともらしい経営プランを出しても、それは紙の上の絵空事ですから。

国税庁と日経新聞の統計によると、設立した会社が生き残れる確率は3年で38%、5年で15%、10年で6%、20年で0.3%です。しかも生き残れているのは親会社が作った子会社みたいに支援がたっぷりと貰えるところで、何の後ろ盾もない会社はほぼ確実に(資金面でショートして)潰れます。しかも悪いことにほとんどの場合、経営者は借金まみれになって生きる地獄を味わいます。

最初に起業した会社は1千8百万円の資本金でスタートしましたが、売り上げが立ったのが創業から半年たってからなので、その間は無収入でしのがないといけませんでした。その後も十分な売り上げが立たず、1年目で総資産がマイナスになる前に清算したんです。
日本で起業し会社を運営するためには、それに必要な資金はすべて自分で工面しないとダメです。そのためには、土地家屋を売り払ってでもしないとね(そこまでの覚悟がいります)。そんなヤバイことは出来ないと言えば、他の人が貸すわけがありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
起業した後が大変なんですね。参考になりました。

お礼日時:2017/07/18 09:59

会社経営者です。



起業そのものは簡単です。1円で会社を作れますから、アイディアと多少の資本があれば起業はできます。

でも「大きくするのがとても難しい」のです。たとえば、屋台で始めたような店なら数十万円の資金で始められますが、それを店舗にしようとするだけで、数千万円のお金が必要になります。

 自分の手持ち資金が無ければ、借りることになりますが、銀行はなかなか貸してくれません。銀行が貸してくれなければ、エンジェルと呼ばれる起業支援家から借りることになるのですが、これがなかなか仕組みとしてうまく回っていません。

また、行政による規制も非常に大きく、許認可が必要な事業はとても大変です。

たとえば、日本ではすでに「中にのって操縦するロボット」が存在します。足は二足歩行ではなく、タイヤなのですが、これを私有地以外で走らせようとすると、法律の規制がとても邪魔になります。

ちょっと極端な例ではありますが、なにをするにも規制が強く、それを交渉するには個人的な起業レベルではかなり難しいのです。

アメリカの場合、エンジェルも行政の規制に対するサポートもしっかりとあります。

そして、意外かもしれませんが、日本の起業家のゴールとアメリカの起業家のゴールは全然違います。
日本は一旦起業したら「なんとしても自分の手で大きくしたい」ということになりやすいのですが、アメリカでは「大企業が高値で買ってくれればOK」なのです。

ですから、むしろマイクロソフトやアップル、フェースブックのような企業はまれで、逆にマイクロソフトなどが吸収した有能な起業家と起業アイディアはたくさんあるのです。

日本では大企業が、起業家のアイディアを購入して使うという文化がほとんどありません。ですから、大企業は最初からライバルでしかないため、起業しても一定の年商やシェアを取るようになると、つぶしにかかってくるのです。

ホリエモンなんて、アイディアはいいのに、真っ先につぶされた一人でしょう。ホリエモンは刑務所に行きましたが、東芝は誰も刑務所に行きませんね。


外国なら、つぶす前に「うちで高値で買うよ」という交渉も結構あるようですので、そういう環境の違いが、起業家を育てる文化につながるかつながらないか、という違いになっていくようです。
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この回答へのお礼

経営者の方なんですね!回答ありがとうございます。

>アメリカでは「大企業が高値で買ってくれればOK」
目からウロコでした。ゴールが全く違うんですね。

日本ももっと、起業家を育てる流れができてくればなと思います。

お礼日時:2017/07/18 09:57

私は起業したクチですが、その感想としては、「日本にはエンジェルが少ない」ってことでしょうか。


その理由は出口が少ないから、入り口も少なくなるって感じ。
日本で出口を模索しようとすると、どうしてもIPOくらいしかなかたりするのが問題かと。
もっと大企業が積極的にベンチャーを買うって文化になれば、エンジェルも投資しやすい環境になると思うんですよ。
私の場合は運よく海外の会社が買ってくれたので良かったですが、自分でかなり情報収集して話を持ちかけなければ実現しませんでした。
そんな現状じゃエンジェルも投資するリスクがでかくなりますから、必然として起業が活発に行われにくくなりますよね。

まずは海外のように雛形を作らないとダメだと思います。
要するに本業以外の部分の雛形。
どう起業してどう売却するかまでの雛形。
アメリカなんかはこの雛形がある程度しっかりしてるから、起業家は本業に集中できるんですよ。
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この回答へのお礼

なるほど。まだ日本には雛形がないんですね。参考になりました。

お礼日時:2017/07/18 09:51

起業するなんて簡単ですよ

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2017/07/18 09:49

日本は、若い人に


未来への投資をしない

金融機関は新規事業者に
融資をしない

審査の土俵にすら
乗らないので
資金調達が出来ない

資金が無ければ
事業は、できません

それが、原因だと
思いますよ☺
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この回答へのお礼

なるほど。ありがとうございました。

お礼日時:2017/07/18 09:49

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