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安倍さんが推進する「親学」とは何ですか?
Wikipedia には極めて復古主義的、非科学的、障害者への差別・誤解を生むと書いてありますが、具体的な主張が分かりません。

A 回答 (2件)

・親学とは?


1987年の中曽根内閣での臨教審最終答申「親となるための学習」がその始まり。
略して”親学”と呼ばれます。
高橋史郎氏が提唱したことになってますが、違います。
答申での議論の結果です。
福田内閣まで継続して有識者会議などで、親自身が教育に無関心なのを糺すという目的で行われておりました。
それが第二次安倍内閣発足で5年前に再検討に入ったというものです。
安倍さんがではなく、安倍さんもですね。
彼個人の主張ではありません。
世の子育ての充実を提唱する議員なら、誰ても言ってます。

・具体的な主張とは?
脳生理学者や子育て研究家のレポートで、発達障害の原因が
1.先天性のものも含まれるが、その多くが親の子育ての仕方で矯正される、または予防される。
2.2歳までに発見、早期治療で8歳までには50%が完治する。
 ↑
などが親学の発想の根拠となっています。

・いつの時代の子育てが理想なのか?
おおよそ江戸時代の寺子屋、藩塾の時代です。

・親学の問題点とは?
特に問題視される事が多いのは、発達障害に関する内容です。
現在の小児科学・精神科学では「発達障害は先天性の、あるいは幼少期の疾患・外傷に起因する、脳機能障害」という学説が主流となっています。
「子育て」に原因を求める主張がなされていた場合、こうした医学的知見を無視しているとの批判は避けられません。
冷蔵庫マザー論との関連性も指摘されています。
(なお母乳による育児の過剰評価についても、やや疑問符のつく点です。
母乳育児は多くのメリットが指摘されてはいますが、粉ミルクを全く使用しない「完全母乳育児」となるとデメリットもまた多いのです。
代表的な物のみを挙げても、母乳の出が悪い場合の栄養不良を招く場合がありますし、また母乳は元々特定の栄養素が不足気味なんです。)
懐古主義に過ぎないとする批判もあります。
これは親学の教義が現実の忙しさと合致しないためが原因です。
また「女性の社会進出」に対する反発で、女性を押し込めたいものであるとも主張される見方もあります。
日本会議においては、親学を男女共同参画社会への対案としています。
主な提言者である高橋史朗氏は精神科・小児科・産婦人科を専門とした医学者ではなく、教育政策や教育史を専門としている教育学者です。
そのために、こういった医学的根拠の曖昧な内容が主張に混在してしまっているものかと思われています。

ここには臨床士の治療結果との整合性が求められておりません。
つまり学会での縦割りが非常に問題視されます。

例えばタバコを例に取ってみます。
タバコはまさに発癌性物質の発生源のようなものですが、だからといって、吸えば癌に必ずなるようなものでもありません。
癌そのものは、人が成長(老化)と再生を繰り返す間の突然変異で起こります。
なぜ突然変異が起こるのかについては、ストレスや慢性的怠惰による”身体が死を求める”状態の陥ったことと考えられています。
実はこのストレスの緩和にタバコは効果を発揮します。
つまり精神を抑制する働きです。
なので、喫煙人口が減っても、肺癌患者は増加の一途ですし、女性に多いのです。

単純に解説すると、女性が長生きなので癌化しやすいということです。
男性は癌化する前に、なんらかの他の疾患で寿命を迎えることとなります。

なので、ここで逆説的には、タバコは吸っても癌化を逆に抑制する働きがあったことが証明されたというこになります。
これが学会が認めたくない真相です。

他にも食事の”塩分”があります。
これも糖尿病などの主な原因とされている塩分過多からの水分の取り過ぎが問題視されています。
だから血圧の為に塩分濃度を低くしようという広報がされています。

しかしながら、栄養学ではそうは言っても、実際の生理学では、人の血圧が塩分で作用するのは個人差があり、塩分を減らせば、逆に認知症が増加するという研究結果があります。
つまりは、減塩して動脈硬化を押さえても、認知症になってしまうということが判明しました。
つまり認知症を防ぐには、好きに適度に食事を摂るのが一番ということです。
なので病院食などはもっての外だったりするんですよね。
これも学会が認めたくない真相です。

食事については他にも、和食が減ったので脚気が根絶しましたが、逆に成人病が増えました。
これは天皇が代々禁止にしてきた四足獣を食ってはならないという禁忌を犯したからだとも言えます。
そもそも食べれる=分解酵素があるではないのです。
西洋人に海藻類の分解ができないように、日本人には牛乳を分解する酵素がそもそもありません。
米を主食にしたことで、酒の分解酵素を持たない人も40%も存在するのも日本人だからです。
そもそも山の幸と海の幸のみ食ってきた縄文人は脚気などには掛からなかったでしょう。
しかし寿命はわずかでした。
実に今の半分しかなかったのです。
ま~ニホンザルの寿命は6年ですからね。
ヒトが短くても当然でしょう。

このように、親学もどの視点でものを考えるかが重要です。
昔は発達障害児はそのまま隠されたものです。
僕の叔父もそうでしたが、母方の母の長男がそうでした、
そうして実家で一生小作人のように使われて世を去りました。
それが幸せだったかどうかは聞いたことがないので分かりません。
しかし、何不自由なく食べていけたのはその通りです。

現在は江戸時代の約4倍の人口を抱えていますから、当然疾患も増えて当然です。
なので今更当時のような環境には戻れませんが、それが行えるような環境を整えるのが行政の役目でしょう。

寺で道徳を学び。
寺子屋で就業に向けた個人教育と先生(先に生まれた子供、または学士)による先輩としての教育指導が伴っての、本人のやる気の出る授業の実施が叶うのだと思います。

個人主義が貴ばれ、モラルが崩壊し、家族も夫婦でさえも協調することが軽視され、混沌の極みですが、だからこそ保育を保つことを学び直すことも必要なのではと思います。
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この回答へのお礼

江戸時代ですか、、、。

実際の江戸時代の親は今とは全然違います。
貧乏人の子供は口減らしに売られたりしていました。
当時の社会の価値観では当然のことでした。
現代ではありえない発想ですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2017/08/19 02:06

「親学」とは何ですか?


   ↑
伝統的価値観に基づいた子育てのために、
親が学ばねばならないとされているもの。


具体的な主張が分かりません
   ↑
赤ん坊には子守唄を聞かせ、母乳で育てなければならない。粉ミルクは使わない。
授乳中はテレビをつけてはいけない。子供にテレビやビデオはなるべく見せない。
子供には早寝早起きさせ、朝食を必ず食べさせる。
インターネットのフィルタリングを徹底し、有害情報から子供を守る。
テレビやゲームなどのバーチャルから子供を遠ざけ、親子で演劇などを見る。
PTAに父親も参加する、また教科書もチェックする。
遊び場確保のため、一般道路を解放。
企業は授乳休憩を設け母親を守る。
乳幼児健診などの機会に自治体が「親学」講座を実施。
幼児段階で基本的な道徳、思春期到来前に社会性を身につけさせる。
思春期以降は自尊心が低下しないように講じる。
発達障碍やアスペルガー、自閉症は親の愛情不足が原因で、伝統的子育てでは発生しない。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E8%A6%AA%E5%AD%A6
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この回答へのお礼

> 伝統的子育て

伝統的といっても(美化された)戦前から明治時代ですよね。そうであってほしいです。
それより以前だと、身分に基づいた子育てで、多くの子供は労働力でした。
ありがとうございました。

お礼日時:2017/08/19 01:52

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