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父(81歳)は尿管に肥大部分が見つかり、腎盂尿管癌の可能性があると言われ、腎臓片方、尿管全摘出手術を受けました。術前の尿の生理学検査で「レベルⅤ」の最悪の結果がでましたが、確かなことは切ってみなければ分からないと言うことでした。手術ではプラス膀胱の一部も摘出されました。しかし術後の診察で、肥大ではなく尿管が2つ重なっているだけと言う事が肉眼で確かめられ、腎臓、尿管他の摘出部分からも何も異常は発見されなかったと伝えられました。切ってみて明らかに腫瘍さえなかったのが肉眼で分かったのに、なぜ計画を変更しなかったのでしょうか? また、なぜ最初に肥大部分を癌腫瘍と疑ったのでしょうか。 肥大は腫瘍とは少し違うのではないですか?

その後病院から電話がかかり、来週CT検査の催促がありましたがは明確な目的の説明がなかったので断り、安全な厚生連の健診のMARIを9月末に予約する予定です。。術後3か所から少しの血液と化膿の「膿」が出たが乾燥しているからよいといわれ、術後9日後には退院を命ぜられました。術後1か月の現在、切開部分がまだ痛み、少しの膿もでているそうです。

私は海外在住で後から知らされました。父はこれからカルテ等書類を集め弁護士等に相談する予定です。似たような体験のある方はいらっしゃるのでしょうか。できましたら、ここで皆様のご意見や知恵等お借りしたいとおもいます。

宜しくお願いします。

質問者からの補足コメント

  • 付け加えますが、残念ながら術後の尿細胞検査でまた陽ステージVとでたので、まだ癌の疑いがあります。そのためのCT検査の催促だったそうです。 

    右側肥大部分を疑ったので右側全摘出の根治治療だったが、切開時その肥大部分は尿管が重なっていただけで異常はなかったが全摘出を続行、全摘出部分異常なし、しかし変わらぬ陽性Vの結果が残った、という事です。 

    手術時全摘出計画を変更し、検査の段階に戻っていれば、本当に必要な、正しい治療が(必要であれば)できたのでは、と言うのが私の見解です。

      補足日時:2017/08/25 03:27
  • 更に医療機関等のページで調べましたが、組織診断報告書にある「重複尿管」と言う重なった尿管は、20人に一人というありふれた先天性奇形で、CT検査で分かるそうです。 これを癌腫瘍と疑ったのは、明らかに初歩的で、防げられた誤診ではないでしょうか? 切開時にはもっと明白だったのではないでしょうか?

      補足日時:2017/08/28 04:46

A 回答 (2件)

まず、尿の検査(尿細胞診検査だと思います)で悪性と診断されたということですね。

その診断について詳しく説明を求めてはどうでしょう。この段階で腎盂や尿管に癌があったと証明されるなら、手術そのものは当然の判断だからです。

腎盂、尿管、膀胱、尿道などに発生する癌は「尿路上皮癌」と言いますが、隆起してくるもの、臓器の壁に浸潤するもの、表層を這うように広がるものなど様々な形態があり、浸潤型のものや表層型のものは発生場所が非常にわかりにくいのです。また、尿路の癌は多発することがかなりあります。よって、細胞診や組織診断で腎盂から尿管の「どこかに」癌があると診断された場合、これをまとめて切除するのが根治療法となります。

父上のケースでも、「肥大部分に隆起性の癌がなかった」だけのことで、隆起していない、一見正常の粘膜内に癌が潜んでいた可能性は十分にあります。それなら腎盂も尿管も全部顕微鏡標本にして調べてみれば、ということになるでしょうが、尿路上皮は手術時の刺激などで剥がれやすく、術前の診断で癌が確定していても、術後の検査でどこにも見当たらないということはあり得ます。病院に依頼すれば手術検体の追加検索(摘出した腎臓、尿管の検査なので、新たに体を傷付けることはありません)ぐらいの対応は可能ですが、それで100%見つかるわけではありません。

従って、術前の細胞診検査で癌だという診断に問題がなければ、以後の病院の対応に明らかな瑕疵はないように思います。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。 この癌の特異性についての詳しい説明も大変参考になりました。

術前に癌が証明されたのではなく、尿細胞診検査で強い疑いがあり、CT検査の右尿管部分の誤診がそれを裏付けし、右側の器官全摘出となったとの理解ですが、もう一度父と確認します。そして摘出全組織検査に異常なしです。

尿細胞診検査の段階で癌と証明される事はできるのでしょうか? 最悪ステージVで「悪性所見が強く疑われる」と国立癌研究センターのホームページで記述されています。

いろいろな医療機関等のサイトによると尿細胞診検査は最初のステップで100%確実ではなく、他にいろいろな検査をしたうえで最終的な確定診断をするためには、組織診が必要、組織検査 は細胞診断検査より情報量も多く診断は、ほぼ100%間違ない、等の情報があり、 一般的には組織検査の結果が最終段階での決め手とみなされているようです。 また、尿細胞診検査も抗生剤の使用や他の要因等で結果が影響されるという記述もありました。
 
術後の病院からのCT検査の催促は、術後の尿細胞診検査がまた陽だったからと分かりました。少しでも癌の疑いがあるのなら対処するべきですが、またこの尿細胞診の結果ををそのまま受け入れるには抵抗があります。前後の細胞診検査が間違っている、何か問題があるなら、全てのつじつまは合うとも言えます。

「現在の状態が確定的ではない状態では、今がんであるか、あるいはそれが進行しているかなど、仮定の話は出来ないと考えます。」という記述が、あるクリニックのサイトにありましたが、私にはこれがまさに父のいる状況のように思えてなりません。

お礼日時:2017/08/23 03:58

上記の内容で弁護士に相談しても訴訟はできないと思います。



医師は画像検査でがんを疑い、尿検査をして細胞診で尿管癌の”可能性”があると臨床検査技師や病理医の診断を受けて手術をしており、

医師、臨床検査技師に落ち度がないためです。

臨床検査でどんな結果がでようが、病理検査でしか確定診断はできません。

臨床検査で腫瘍⇒病理検査で腫瘍(望ましい)
臨床検査で腫瘍⇒病理検査で腫瘍ではない(望ましくないがあるい一定の確率で必ず発生する)

その確率のことを感度や特異性という言葉があります。これは検査での正確性をあらわすものです。
腫瘍の場合は病理検査が感度・特異性が100%です。臨床検査は絶対に100%以下なので、
感度90%の検査なら10%は見逃されますし、特異性90%の検査なら10%は癌ではないのに手術を受けることになります。

肉眼での情報は検査よりもいろいろわかることが多く、あけてみなければわからないこともたくさんあります。


質問者様は納得いかないようですが、医療の現場では一定の確率でかならず発生することです。
日本人はリスク0%が大好きなので、0か100かではっきりさせたい人が多いですが、
医療でそれをやると、確実に癌であろうとわかるまで医者が手術をしなくなり、よりたくさんの患者さんが手遅れになってしまいます。

癌でなくてよかったじゃないですか。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。 検査の確実性や手術判断等についての更に詳しいご説明を有難うございました。 
他の方へのお礼に加えただけで質問の補助をしていませんでしたが、残念ながら術後の尿細胞検査でまたステージVとでたので、まだ癌の疑いがあります。そのためCT検査の催促があったのです。 

切開時に、腫瘍がなく尿管が重なっていただけ、CT検査の診察は誤っていたのが明白だったのになぜ計画を変えなかったのか - その時点で過去のCT検査判断はキャンセルになったのです - 残念ながらやはりまだ納得できません。 手術直前にもCT検査をしましたがその「肥大」部分以外疑わしい部分はなかったのです。 悪性と見た腫瘍が良性だった、ならまだしも、ただ尿管が重なっていただけだったのです。

右側肥大部分を疑ったので右側全摘出の根治治療だったが、切開時その肥大部分は尿管が重なっていただけで異常はなかったが全摘出を続行、全摘出異常なし、しかし変わらぬ陽性Vの結果が残った、という事です。 

手術時全摘出計画を変更し、検査の段階に戻っていれば、本当に必要な、正しい治療が(必要であれば)できたのでは、と言うのが私の見解です。

お礼日時:2017/08/25 03:22

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