

亜硫酸ナトリウムの純度を調べたいのですが、JISの亜硫酸ナトリウムでは、0.05mol/Lよう素溶液50mLに、試料を0.25g溶かし、塩酸1mL加え、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウムで逆滴定するとあります。
その計算式に、A=0.006302×(b-a)×f/S×100
A:純度(%)
S:試料の量(g)
b:空試験の滴定量(mL)
a:本試験の滴定量(mL)
f:チオ硫酸のファクター
0.006302:よう素溶液1mLのNa2So3相当量(g)
とあるのですが、よう素溶液のファクターは、考えなくていいんでしょうか?
よう素溶液のファクターって、ちゃんと調整しても、変化すると思うのですが。
教えてください。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
逆滴定時の過剰添加試液ファクターを求めなくて良い理由
(原理)
逆滴定は、定量成分が一定量の過剰に添加する試液を消費したその残量について、含量既知試液にて測定し、過剰に添加した試液の消費量を求め含量を測定する定量法です。
よって、数学的にこの定量法をあらわすと次のようになります。
(数式の定義)
定量成分の量:w
過剰添加する試液の量:x
空試験に要した滴定試液の量:y0
試験に要した滴定試液の量:y1
とすると
(数式)
w=(試験)-(空試験)
w=(x-y1)-(x-y0)
=y0-y1
よって数式上、xの変数は含量を求める上で関与しないこととなる。
故にx(過剰添加試液)のファクターを求める必要がない。
No.6
- 回答日時:
単位mlといいましたが、
「仮に」mlとします。
mlとした場合
定量成分の量wは試料と反応したヨウ素溶液の量(ml)となりますので0.006302:よう素溶液1mLのNa2So3相当量(g)を掛けた後に、定量成分(亜硫酸ナトリウム)の量(g)となりますので注意して下さい。
最終結論としては
ヨウ素溶液のファクターは無視していいので
滴定結果bとaの値をそのまま当初の式A=0.006302×(b-a)×f/S×100に当てはめればOKです。計算式で出た値が試料の純度(%)です。
No.3
- 回答日時:
すいません。
昨日からずっと考えていたのですが、
考え直したら間違ってました。
待ちがったこと教えてはまずいので...。
まだ間に合えばよいのですが。
結論から言うとファクターはやはり求めなくて良いです。
今すぐ次回の回答でその論拠を提示しますので。
No.1
- 回答日時:
たぶん合っていると思うのですが...
>よう素溶液のファクターは、考えなくていいんでしょうか?
空試験はかならず行いますよね?
初めにおこなう空試験が結局ファクターなのでは?
空試験-本試験=滴定量
空試験(ヨウ素溶液50ML)で使ったチオ硫酸Naの量
本試験(ヨウ素溶液50ML+試料)で使ったチオ硫酸Naの量
>よう素溶液のファクターって、ちゃんと調整しても、変化すると思うのですが。
結晶をすりつぶして調整するからロスするという事でしょうか?それなら当然調整するたびに変化します。
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