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中世ヨーロッパの大陸法における両法学の発展について教えて下さい。

両法とは具体的にどのようなもので、どのような発展を辿ってきたのでしょうか。

A 回答 (1件)

中世ヨーロッパの大陸法の両法学というのは、よくわからないですが、


多分、ローマ法大全に関する法学(ローマ法学)と教会法(カノン法)学の
ことでしょうか。

詳細は、古典的名著の碧海純一, 伊藤正己, 村上淳一編『法学史』(東大出版会 1976)を見るといいと思います。

お手軽なのは、ウィキペディアで、教会法、ローマ法、注釈学派、註解学派、ボローニャ大学、ドイツ法、フランス法など。

ローマ法については、11世紀以降、フィレンツェやピサで、
東ローマ皇帝ユスティニアヌス編纂のローマ法大全の写本が、「発見」され、
これに注釈をくわえていく学問が発展した。ボローニャ大学がその中心であった。
数世紀にわたる作業であるため、のちには、注釈と本文の区別がつかなくなったり、
注釈に対する注釈が加えられるようになった。
これらの学問的作業のゆえに、近代以降、これらの学問的作業が加えられた
ローマ法の継受がおこることになる。
(ヨーロッパ各地から大学に学生がきて学び、各地へ帰り普及を促した)

教会法については、中世スコラ学の発展とともに、世俗法と役割分担されて、
飛躍的に発展した。やはり大学が重要な役割を果たしている。
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