
歴史読本で忍者の特集をしたのを読みました。
戦国時代に重要な役割を果たし、江戸時代に入ってもそれなりに活躍をしていたようです。
ところで幕末の歴史に忍者がでてくるドラマ・小説を見たことがありません。
激動・暗躍の時代なので忍者の活躍にはもってこいだと思うのですが。
さらに明治になりますと、忍者は絶滅してしまったかのように影も形もありません。
近代的軍事制度の中では役に立たないのでしょうか?
そんなことはないと思うのですが。
それとも忍者はひそかに命脈を保ち、時代の影で活躍していたのでしょうか?
ご存知のかたよろしくお願いします。
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
忍者と言うと、戦国期の活躍が華々しいようですが、もともと忍者を束ねる上忍は土豪であり、一般に知られる忍者として活躍していたのは下忍と呼ばれる人たちです。
下忍は、戦国期にあっても、ふだんは農業などに従事していました。
戦国期が終わり、藩政が整うと上忍のほとんどが一般の侍と同じ身分となり、下忍は農家となるもの、火薬の知識を生かして花火師になるもの、薬草の知識を生かして薬師になるものなど、様々な職業につきました。
中には盗人になった人も少なくないようですが・・・
上忍は実際に忍術と言われるものなど使えるものなどほとんどなく、江戸期には他の侍と全く変わらない生活をしています。
もちろん、各藩で忍びを抱えていたりもしますが、一部の下忍が召抱えられていたようです。
戦国期の動乱の時代と違って、江戸期にはそれほど活躍の場はなく、次第に衰退していったと思われます。
現代でも、忍びの技を継いでいる方も居られますが、ご存知のことと思いますが、もともと忍びは煙とともにドロンなどと言った摩訶不思議な術を使うものではありません。
忍びとは、超人的に体を鍛え、なおかつさまざまな専門知識を身につけた、いわば戦う科学者(笑)といった人たちです。
江戸期には戦闘のための忍術(ゲリラ戦法)が必要ではななくなり、幕末・明治には衰退していたと考えたほうが適当でしょう。
平賀源内や、伊能忠敬などが忍者だという説もあります。
No.8
- 回答日時:
ご質問の本旨と全くずれてしまいますが、あくまでも傍系の余談として…。
多田鉄之助の『食通の日本史』(新人物往来社'78年刊)は、その肉食に関する広範にして該博な記述に大いに学ばされたものでしたが、その馬肉の名店である日本堤「小林」に昭和15年頃に行ったくだりにこのような一文が認めてあります。
「忍術甲賀流の十四世家元藤田西湖氏とは親しくしていた。この人は日本酒八升を飲んでも平気だというので、八升さんのニックネームがあった。」(徳間文庫判121頁)
この藤田西湖氏の「忍術虎の巻」(「野球少年」昭和29年4月号付録)を今もボロボロ状態で手元に持っておりますが、この記事を読んで本当にこの忍術の先生と交流のあった方がいらっしゃって、その尋常ならざる飲みっぷりに見惚れていたことが、さてもと感心させられたものでした。
心身をしかるべく鍛錬された達人ならば日本酒の八升くらいなんのなんのとは、豪傑斗酒辞せずの公言は果たして嘘ではなかったのかと、変なところに感動したものでした。
No.6
- 回答日時:
大学のとき、アルバイト先で忍者の末裔の人に会った事があります。
「忍術、使えるの?」と聞いたら「使えるわけないでしょう!」と言われました。
今じゃ普通の人でした。
回答になってなくてごめんなさい。
No.5
- 回答日時:
12/25 川路、鹿児島へ西郷の刺客を送り出す。
元お庭番針買将馬、これを盗聴しご隠居に報告。(警視庁草紙・川路大警視)====
こんなことをしていたようです。
参考URL:http://www.interq.or.jp/blue/shiroh/who0252.htm
No.4
- 回答日時:
テレビや映画では、お城やお屋敷の屋根裏に忍び込むシーンなどが多いようですが、忍者は意外と博学な知的エリートだったようです。
体制が変わっても再就職(?)には困らなかったのでは?
No.3
- 回答日時:
忍者の衰退は、江戸時代になってからで、伊賀の国をまとめるもの(藩主)が衝いたことで、小さな争いが無くなっていき忍法は衰退していったのことです。
甲賀忍者は各地で農民になったそうです。
今でも口伝によって忍術が伝わっている家系があるそうです。
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