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高校化学です。

次の問題でつまずきました。

【問題】次の記述は、カルシウムだけの性質、マグネシウムだけの性質、両方に当てはまる性質、いずれか。 「酸化物は水と反応しにくい」

【答え】マグネシウムだけの性質

私は、カルシウムもマグネシウムも金属だからその酸化物はどちらも塩基性酸化物となり、水と反応して塩になる、という性質をもつことから、この記述は両方に当てはまらない性質(選択肢にはありませんが…)だと考えました。
答えを見てその後色々調べた結果、「水と反応する(=化合物ができる)≠水に溶ける(=混合物ができる)」ということに気づき、私の考えのプロセスが間違っていた事には気づきました。
ただし、解答の解説には
「酸化カルシウムは水と反応して溶け、多量の熱を発生する。酸化マグネシウムは水に溶けにくい。」とだけしか書かれておらず、ん?と思ったのですが、これは、

水と反応する≠水に溶ける のうえで、
水に溶けにくい⇒水と反応しにくい
(逆は成り立たない)
……つまり、水に溶けて、初めて、水と反応する可能性があるということで、水に溶けなかったら水との反応はありえない

ということでしょうか。
長々と書いたうえ、しょうもない質問のような気もしてお恥ずかしいのですが、小さなモヤモヤがすっきりしないので、教えていただけると嬉しいです。お願いします。

A 回答 (2件)

「水に溶ける」という言葉がが2通りの意味(化学変化を伴う場合とNaClのように分散するだけの場合)で使われているのでややこしいのだと思います。


酸化カルシウムの場合、水に溶けてはじめて水と反応するというより、水と化学反応した結果、水に溶けやすい(分散しやすい)物質に変化する、そのために反応がさらに進む、と考えたほうがすっきりするのでは。物質の組み合わせや反応系によって、反応はしやすいけれど反応生成物が界面を覆って反応が止まる場合もあります。
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この回答へのお礼

なるほど、その順番で考えるのですね!不動態のことも考えると納得できました!
回答ありがとうございました!

お礼日時:2017/12/10 21:50

他の選択時も気になりますますが、たしかに酸化カルシウムは水と反応して水酸化カルシウムになって発熱します。


駅弁を暖めるのに利用されています。
水と反応することと水に溶けることとは別物と考えるしかないみたいですね。
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この回答へのお礼

酸化カルシウムの発熱反応を覚えていればこの問題はさらっと解けたかもしれないですね…!
物質の水との反応性と水溶性は混同しないよう、今後気をつけます。
回答ありがとうございました!

お礼日時:2017/11/25 10:13

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