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高村光太郎の「智恵子抄」の中では、智恵子は正気のうちに、自分の「頭が壊れてしまった」後のために、いろいろな準備をしていますよね。
だんだんと狂気の世界に入っていくという病気は、いったいどんなものなのでしょうか?
もし私が、「あなたはこれからだんだんと狂気の世界へ入っていきますよ」と言われたら、どんな風になってしまうか、想像も出来ません。
その時を受け入れて、二人でゆっくりと過ごしていく智恵子と光太郎の心境を思うと、涙が出ます…。

A 回答 (5件)

現在の「統合失調症」、少し前までは「精神分裂症(病)」、それより昔は「早発性痴呆症」などと呼ばれた病気だったと思います。



専門家には程遠いので自信がありませんが、人によってずいぶん症状が違うのではなかったかと思います。
ボーッとしていて、だれかが手をあげさせると何分でもそのままになっているような人もいれば、幻覚が激しくて、ブツブツと対話したり、その幻覚の声に命令されたりという人も。
昔いわゆる「狂人」と言われた人はこの後者が多いのではないでしょうか?
それにしても智恵子さんは凄くて哀しいですよね・・・。自分でかなりわかってたんですよね。
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#3です。



あ・・・ごめんなさい。
文学カテゴリーかと思ったら、医療カテゴリーですね(冷汗)経験者って書いてしまって惑わせてしまうところでした、ごめんなさい。
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この回答へのお礼

★ご回答下さった皆様へ★

こちらのお礼欄をお借りして、皆様にお礼申し上げます。
諸事情により、しばらくPCを開けなかったため、お礼が遅くなってしまいました。

統合失調症…今も、多くの人がかかっている症状なんですね。知りませんでした。いまでこそ、治すための道筋や支援する体制ができているけれど、智恵子の時代はそうではないですよね。

智恵子は個性の強い女性だったけれど、だからこそ、作品を残せたし、光太郎の側にいられたのだと私は思っています。光太郎の智恵子に対する詩には、愛情(愛慕?恋慕?)が感じられますから。
彼らの心境はどんなものだったのか知りたくて、この質問をいたしました。ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/16 14:43

こんばんは。



智恵子は精神分裂病(今で言う統合失調症です)。
智恵子抄を読む限り、あれほどまでに甘美な狂気の世界を描いていますが、真実はもっと残酷であり、光太郎自身が「小生を見て仇敵の如きふるまいをします。」と後世残した程の凶暴さと、異様なまで芸術への執着とその醜悪な芸術性が、日々刻々と蝕んでいく・・と言うほうが正しいと思います。

智恵子抄が大好きで、大学の授業でも色々と調べたりしましたが、智恵子自身かなり自己中心的な人間であり、自分のみしか愛せぬ女性であったとあります。自分も、そして周りの人間も妥協せず追い詰めていく事で、彼女の芸術性は花開き、そして「壊れて」いったのでありましょう。

智恵子抄のみならず、光太郎の書簡集や諸々の研究書を読むと、また新たな側面が浮かび上がり、それを知ることで初めて2人の「甘美な狂気」が理解できるのではないでしょうか。

以上、私見ですが・・・
ご参考になれば幸いです。
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精神分裂症(当時 現在は統合失調症)だと聞きます。



参考URL:http://kazamidori.net/kaoru/saijiki/17.htm
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 確か精神分裂だったと思います。

教科書に載ってた解説ではそのようにかいてありました。結核も併発していたようです。

 でも、今の精神分裂と昔の精神分裂って違う病気らしいです。昔の精神分裂を今どういうかは覚えていません。
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