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時差式信号機のように特定方向の信号が赤に変わる時間をずらせているものもある。
という文が有ったのですが、「ずらせている」っておかしくないですか?これが正しい使い方なのでしょうか?

A 回答 (8件)

「ずらして」の意味で「ずらせて」と言うことに違和感はありません。


可能形の「ずらすことができる」ではなく、「ずらす」の意味で「ずらせる」を使います。
方言かどうかよく分かりません。方言だといわれればそうかもしれません。

多くの辞書で「ずらす」の項目に「ずらせる」を乗せています。
可能形と明記してある辞書も、とくに明記していない辞書もあります。
両方を揚げてある辞書もあります。

三省堂国語辞典 第六版
ずら・す(他五)
 (1) すべらせるように移す。「書棚を横へずらす」
 (2) 日程などをすこし動かす。変える。「予定をずらす」
 ▽ずらせる
[可能]ずらせる(自下一)

三省堂国語辞典 第七版
ずら・す(他五)
 (1) すべらせるように移す。「書棚を横へずらす」
 (2) 日程などをすこし動かす。変える。「予定をずらす」
 ▽ずらせる

新明解国語辞典 初版・第二版
ずら・す(他五)
 〔そのままの体勢で〕少し位置を変える。ずらせる。「机を右にずらす・日どりを一日ずらす」 [可能]ずらせる

新明解国語辞典 第三版
ずら・す(他五)
 〔そのままの体勢で〕少し位置を変える。ずらせる。「机を右にずらす・日どりを一日ずらす・時期をずらす」

新明解国語辞典 第四版
ずら・す(他五)
 〔そのままの体勢で〕少し位置を変える。ずらせる(下一)。「机を右にずらす・日どりを一日ずらす・時期をずらす」

新明解国語辞典 第五版
ずら・す(他五)
 (一)〈なにヲ(どこニ)ずらす〉〔押したり引いたりして〕すべるように動かして少し位置だけを変える。「机を右へずらす」
 (二)〈なにヲ(なにニ)ずらす〉〔予定した行事について〕時刻(日にち)をそのままにして、日にち(時刻)だけを変更する。「日どりを一日ずらす/時期をずらす」
 ずらせる(下一)。

新明解国語辞典 第六版
ずら・す(他五)
 (一)〈なにヲ(どこニ)ずらす〉〔押したり引いたりして〕すべるように動かして(同じ向きのまま)少し位置だけを変える。「机を右へずらす」
 (二)〈なにヲ(なにニ)ずらす〉〔予定した行事について〕時刻(日にち)をそのままにして、日にち(時刻)だけを変更する。「日どりを一日ずらす/時期をずらす」
 ずらせる(下一)。

新明解国語辞典 第七版
ずら・す(他五)
 (一)〈なにヲ(どこニ)ずらす〉〔押したり引いたりして〕すべるように動かして(同じ向きのまま)少し位置だけを変える。「机を右へずらす」
 (二)〈なにヲ(なにニ)ずらす〉〔予定した行事について〕行なう日にち(時刻)だけを変更する。「日どりを一日ずらす/時期をずらす」
 (三) 全体の枠組みは変えないで他の要素をわりこませたり順序を入れかえたりする。「話題をずらす/式次第をずらす」
 ずらせる(下一)。

明鏡国語辞典 初版
ずら・す(他五)
 (1) ものをすべらせるようにして、少し位置を変える。「机を少し後ろへずらす」「席を前へずらす」「帽子をよこちょにずらす」「鍋のふたをずらして煮こぼれを防ぐ」
 (2) 標準的な位置から少しはずれた所で物事を処理する。「標的 を/から 少しずらして撃つ」「少し視点をずらして考える」「本論から話をずらす」
 (3) 日時・日程が重ならないように、他に動かす。「予定を一週間後へずらす」「一拍ずらして演奏する」「タイミングをずらす」
[可能]ずらせる

明鏡国語辞典 第二版
ずら・す(他五)
 (1) ものをすべらせるようにして、少し位置を変える。「机を少し後ろへずらす」「帽子をよこちょにずらす」
 (2) 標準的な位置から少しはずれた所で物事を処理する。「標的 を/から 少しずらして撃つ」「本論から話をずらす」
 (3) 日時・日程が重ならないように、他に動かす。「予定を一週間後へずらす」「一拍ずらして演奏する」「タイミングをずらす」
[可能]ずらせる

三省堂現代新国語辞典 第五版
ずら・す(他動五段)
 (1) すべらせて位置をかえる。「いすをずらす」
 (2) [予定していた日時などを]変える。「出発の日を一日ずらす」
[可能]ずらせる(自動下一)

現代国語例解辞典 第五版
[ずら・す]〔動五〕
 [1] ある位置からそのまますべらすようにして動かす。「椅子を後ろへずらす」「視点をずらす」
 [2] 日時を変更する。「日程をずらす」


「ずる」の自動詞・他動詞はたいていの辞書が挙げているようですが。

三省堂国語辞典
ず・る 〔話〕
 [一](自五) (1) ずれる。「ふたがずる」 (2) ひざをついて動く。「ずって行く」
 [二](他五) ひきずる。「足をずって歩く」
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現代語では、「ずらす」という他動詞が存在しないという話ではありません。

これは辞書も認めています。
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ahkrkrさん


>私は何の違和感も無かったのですが、方言かも知れません。
「ずる」とは言いませんか。

ズボンがずってくる。
ずらないようにピンで止める。

「ずる」の使役形だと思います。


なるほど、「ずる」ですか。その使役形が「ずらす」または「ずらせる」。それは有りかもしれません。
そうすると、「ずる」に対応する「他動詞」は何だろう?

調べていくと[日本国語大辞典]に次のように書いてあります。
「ずる」自・五段  「ずる」他・五段 「ずる」(自・下二段 古語)→現代語では「ずれる」

引用[日本国語大辞典]
【一】〔自ラ五(四)〕
(1)
(イ)物が、ある姿勢や状態を保ったまま、ほかの物に沿って少し移動する。また、そうして本来あるべき位置からはずれる。ずれる。

*虞美人草〔1907〕〈夏目漱石〉一五「黒い眸は眼尻迄擦(ズッ)て来た」
*毛利先生〔1919〕〈芥川龍之介〉「そこで自分は椅子を《ずらせて》、違った位置から又鏡を覗きこんだ」

(ロ)膝をついたままで移動する。すり動く。
*蓼喰ふ虫〔1928〜29〕〈谷崎潤一郎〉一「畳の上を膝でずってゐる裾さばきの(ふき)の下から」
*不在地主〔1929〕〈小林多喜二〉七「健は泥足も洗はずに、炉辺へずって行って、横になりながら封を切った」

(2)基準となるものとのあいだに、一定のへだたりやわずかなくいちがいを生じる。ぴったりと合わなくなる。ずれる。
*業苦〔1928〕〈嘉村礒多〉「この張り切った音に、彼女の絃は妙にずった音を出してぴったり来ない」

【二】〔他ラ五(四)〕
ひきずる。また、こすりつける。
*死霊‐三章〔1946〜48〕〈埴谷雄高〉「後肢をずって後退りしながらも」

【三】〔自ラ下二〕
ずれる。
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私は何の違和感も無かったのですが、方言かも知れません。


「ずる」とは言いませんか。

ズボンがずってくる。
ずらないようにピンで止める。

「ずる」の使役形だと思います。
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横から失礼ですが、


「ずらす」という他動詞に「使役形」を作る必要はありません。使役形を作るなら自動詞の「ずれる」の使役形「ずれさせる」でしょう。
 他動詞の使役形を作ると厄介な話になります。
「散る」(自動詞)の使役形→散らせる
「散らす」(他動詞)の使役形→散らせさせる
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「ずらす」に使役の助動詞を繋ぐ際、「せる」「す」の選択が混乱している問題と思います。

「ずらさせる」と「ずらさす」。共通語的には本来「ずらさせる」でしょうが、これを「ずらせる」と端折った物、または本来古語のはずの「す」が今日も生き続けている、そのどちらかでしょう。この使い方は、関東では?でしょうが、関西方面なら普通に「す」の使用で説明できるだろうと言う気はします。
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自動詞は「ずれる」(下一段活用)で、他動詞は「ずらす」(五段活用)でしょう。

「ずらせる」という下一段活用はあまり聞かないし、「ずらす」の可能動詞が「ずらせる」なので混同したのではありませんか。
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「ずらしている」んじゃないでしょうか。

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