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中央大学の法学部はいまもう落ち目のように言われることが多いですが、いつから衰退しはじめて何が原因だったんですか?

A 回答 (4件)

落ち目なのは中央大学の法学部に限らず、司法試験に強いと言われる有名大学の法学部には逆風が吹いています。

 大学・法科大学院で平均419万円にもなる借金をして弁護士になっても、ワーキングプアになりかねない法曹界の現実がロースクール不況を呼び、その影響をかつて法曹界の花形といわれた中央大学法学部をはじめとした有名大学の法学部が受けているのです。
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皆様がおっしゃる通りあなたの懸念は風評程度。

頑張る奴はちゃんと合格しています。衰退するきっかけも見当たりません。元気です。文科相の圧力で入試合格者が減れば授業内容は難化しますがレベルは飛躍的に上がるでしょう。
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個人的な意見になりますが、複数の要因が引き起こしたものであり、各々時代が違うと思います。



 まず、キャンパスの立地です。
 中大の多摩キャンパスは1978年にできましたが、当時はニュータウン開発などで多摩地域の人口が増えている時代であり、その後も郊外に移転や新設する大学が多かった時代です。当時から最近までは大学の偏差値が最も重要でありキャンパスの立地はそこまで重要視されませんでした。しかし、最近は少子化の影響もあり全入時代になると、同じ大学でもキャンパスの場所によって偏差値が違うことが多くなりました。町田や八王子、相模原にキャンパスがあった大学も都心部に集約することが増え(ちなみに、閉校したことで有名になった東京女学館大学は町田にありました)、政府が都心部のキャンパスの定員を増やさないようにしています。
 こうした状況を悪い意味でもろに食らっているのが中大とも言えます。マーチの中で都心部に(文系の)メインキャンパスがないのは中央大学だけであり、マーチの中で中大だけを避ける傾向が起きやすくなっています(もっとも他のマーチも非都心部にキャンパスがありますが、そうなるとそこと中大を避けるとなり、結果中大がいずれの学部でも避けられる候補に入ることになります)。ただ、経済的に豊かでない人は家賃や生活費を考えて中大に来る可能性もありますが、そもそも経済力に差がある時点で学力にも差があるわけで、結果的に他のマーチとも学力で差がつくことになります。
 結果的に、中大全体の落ち込みが、中大法学部にも影響していることになります。

 また、以前は「東大の法学部に落ちたら中大の法学部」のように司法試験者の間では人気がありましたが、これは教授陣が優秀であったのが理由であり、近年のWスクールなどでそうした強みが薄らいだこと(2000年頃から)、また大学の総合化があります。
 近年、就職活動の際に大きいのが「どこの大学か」であり、学部はそこまで重視されません。そうなると、中大法学部でも中大の中の一つの学部であり、早稲田の法学部などには敵いません。司法試験に強いといっても大半の人は普通に企業に就職するわけであり、やはり大学の評価は平均値で決まります。特にリーマンショックあたりから中大法学部の強さを感じなくなっています。
 また、中大法学部の人に多い勘違いが、「自分たちはマーチのトップクラスであり、何ならほぼ早慶くらいレベルが高いんじゃないか」というものです。確かに、マーチの中では中大の法学部と明治の政経はトップクラスでありますが(近年はそれに立教の経営系)、入試問題を見れば、所詮マーチクラスです。記述部分を作るなどして他のマーチとの差別化を図っていますが、早慶合格者からすれば他のマーチと大差あるレベルではなく、誤差の範囲です。しかし、中大法学部に通う人は早慶に合格しているわけではないですから、早慶の難しさを計れるはずもなく近いという勘違いを起こすのです。落ち目になったのではなく、そもそもそこにいなかった可能性があります。

 このように書くと失礼になるかもしれませんが、そもそも中大の法学部は落ち目と言われるほど高いところにいたのか、私には疑問です。
 いやいや、「白門」という言葉を知らないのか? と思われるかもしれませんが、これ自体が私の意見を証明しています。
 日本のサッカー日本代表はかつてメキシコ五輪で銅メダルを獲得しています。
 このことから日本がサッカーの強豪と今でも言えるでしょうか?ちなみに、メキシコ五輪は1968年、白門が誕生したのは1945年ごろです(中大の公式HPの白門の由来に書かれています)。白門を理由にして名門であると主張することがいかに無理があることかわかるでしょう。
 また司法試験の合格者数においても、以前の試験方式では東大、早慶一橋に次ぐ5位が定位置でした。そうした状況を打破すべく法科大学院設立後以降の試験では大学も全面的にバックアップして合格者数が上位になりました。
 最近小室哲哉さんが引退することが話題になっていますが、テレビで彼の功績をたたえる映像を見るといずれも2000年よりも前のものであり、過去の栄光が物悲しく映ります。

 他にも、シドニー五輪の時、やたら競泳選手が中大法学部なのにはびっくりしました(女子の12人中4人が中大法学部の選手、ちなみに近畿大も多いです)。近年の箱根駅伝のようにスポーツの活躍によって大学の知名度を上げようと努力していた証拠です。逆に書くと、そうしないとブランドを維持できないか、何か焦りがあったのでしょう。また、そうすることによって逆に勉強をまじめにしていた人が「中大の法学部は勉強していない人が入学している以上、自分はいきたくない」と、まじめな人が逃げて、オリンピックの競泳を見て法学部を目指すような人材確保に貢献したことになります。その効果は偏差値表にはマイナスにしか影響しません。

 以上のことから、私の意見としては、将来先細りすることになった多摩キャンパスの移転と、過去の栄光に縋り付き、現状の改善をしてこなかったこと、慌てて改善して裏目に出ていることが原因だと考えます。一度多摩キャンパスに行くとわかりますよ。同じ偏差値の大学とだったら(キャンパスの立地やきれいさなどで比較すると)かなりの確率で負けます。
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かつては、合格者1位は中央法が定位置にしていましたが、


今は、京大、一橋、東大、早大、慶大が追い上げてきて並んでいます。
合格率が高いのは、京大と一橋。合格者数は中央、東大、早稲田、慶應、京大、中央です。
衰退しているわけでもなく、落ち目でもありません。
他が追い付いてきて、争うことになっています。
2017年ですと、
慶應、東大、中央、京大、早稲田の順で大勢合格しています。
合格者数はこの五校で争っています。
聞く所によると、中央法は、常勝を再び手にすべく改革を行うようです。
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