A 回答 (9件)
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No.4
- 回答日時:
どうだろう かなり前から「未来の世界」で言われていたし 電卓みたいな自動計算機のプログラムでも 会話は無理でも選択式の「それっぽい」のはあった。
多くの情報を蓄え 処理速度の上がった現在なので やっと実用に耐えるシステムが出来つつあるだけで これが「近代」かと言うと ちょっと違う気がする。
なにしろ現在においても 「人工知能」はまだ出来ていない。
あくまで統計を数値的に量として換算し より確率の高い方を選択できるだけ。
これらは「正解」を出すためだけに開発され 人間のように沢山の頭が失敗したり試したりする事がないし 「その先」を作り 成長する「知能」ではない。
いわば「小脳」までは出来たけど「大脳」はまだ中途半端 ましてや それらによる多くの「人」を重ね調和した「社会」を作り得る「知能」は 全然未定。
だから 「近代において研究が進んでいる科学分野」ではあるけど まだ届いていない 確立していないが故に「近代科学」とは言えないと思う。
No.6
- 回答日時:
何で「近代」と言うんでしょうかね?
近代と言う表現があれば、「現代」という表現が有るように思いますが・・・・。
人工知能とは、ごく最近の「現代」であることには間違いないですが、近代と言う
ニュアンスがあるか?
例えば、飛行機やロケットやPCは、近代でも構わないように思いますが?
先ず、「近代」とは、何?を決めたほうがいいように思います。
No.9
- 回答日時:
ターミネーターがあるのか?
* コラム * 脳とコンピューター
最近の認知科学の発展により、脳は情報処理機関としてとらえられるようになってきました。それにともない、同じ情報処理機関としての脳とコンピューターとの異同も議論されるようになりました。コンピューターにも意識はあるのか、もしあるとすれば、それは人間と同じような意識なのか、それともそれとは異なる意識なのかも、これからの研究課題となってくることでしょう。
そうしたことに関連して、ヘーゲルは『現象学』において、人間の意識は、意識から自己意識へ、自己意識から理性へと、真理を求めて発展することを論じています。では、そもそもなぜ人間は真理を求めるのでしょうか。それは脳のはたらきと関係があるのでしょうか。
哲学は英語で「フィロソフィー」といいます。フィロソフィーはギリシア語の「フィロソフィア」に由来するものであり、「フィロ」とは「愛する」、「ソフィア」とは「知」を意味していますから、哲学とは「知を愛する」学問ということができます。
ソクラテスは、その哲学によって青年たちを惑わし、神を信じなかったという理由で告訴され、裁判を受けますが、その法廷で「わたしの息のつづくかぎり、わたしにそれができるかぎり、決して知を愛し求めること(哲学)を止めないだろう」(プラトン全集①八三ページ、岩波書店)として、死刑の判決を受け入れるのです。
こうしてみると、人間はコンピューターとは異なり、知を愛すること、つまり真理を求め愛する存在であるということができると思われます。ではなぜ人間が知を愛し、真理を求めるのかを、脳科学の観点から考えてみると、脳とコンピューターとの違いに起因しているように思われます。
脳もコンピューターもどちらも情報処理のシステムですが、決定的に違うのは、コンピューターが与えられたプログラムに従って情報を処理し、出力することを目的とするシステムであるのに対し、脳は出力することをつうじてコンピューターのプログラムに相当する「情報処理のアルゴリズム(処理方法)」(松本元『愛は脳を活性化する』五ページ、岩波書店)を獲得、強化することを目的としているシステムということができます。
いわば脳とコンピューターとでは目的と手段とが逆になっており、脳では情報処理の仕組み(ネットワーク)の形成が目的であって、出力はその手段であるにすぎないのに対し、コンピューターは、出力を目的として、情報処理の仕組みを手段としているのです。
脳は、経験をつうじて記憶を質・量ともに発展させ、記憶された情報のうち、使用に耐えうるものを知識に変化させ、蓄積させていきます。記憶自体も「外部から取り入れた情報がそのまま保持されているものではない」(仲真紀子編著『認知心理学』一〇六ページ)のであり、ましてや記憶を知識に変えるには「主体による記憶情報や現実世界に対する積極的な働きかけが必要である」(同)と考えられています。すなわち「記憶や知識は外部から受け身的に入ってくるものではなく、記憶主体が自ら積極的に作り上げていくものである」(同)との考えが、一般的なものとされています。こうした知識をつかって「思考(考えること)」がおこなわれます。思考とは、入力された新しい情報が提起した「何らかの問題を解決する」(同一四九ページ)ことを意味していますが、「思考の本質は推論」(同一五六ページ)にあります。こうして脳は「感じる」「知る」「考える」「創造する」というすべての機能をつうじて新しい問題を解決することにより、主体的により発展した神経細胞のネットワーク(アルゴリズム)をつくりあげていくのです。
このように脳は出力することによって、脳の情報処理の仕組みを発展させますので、知を求め、真理を探究することは、脳にとって神経細胞のネットワークをより発展させる作業であり、脳はその作業を「快または善」として受けとめます。脳は、新しく知ること、真理を探究することによって自らの情報処理能力を発展させることから、こうした作業をすることを「快または善」として受けとめるのです。ソクラテスが哲学することを止められないと言ったのも、それが最も人間らしい心の働きだからということができそうです。
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