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理系の場合って卒論テーマ決め、卒論執筆開始、卒業研究終了、卒論提出、卒業発表の目安ってだいたいどれくらいですか?

A 回答 (1件)

大学によっても、同じ大学内でも学科によって、さらには同じ学科であっても研究室によって異なりますが・・・私の場合は、概ね次の通りです。



春~研究室に配属後から夏あたりまで・・その研究室で扱うテーマに関係した、基礎的な部分の学習(国立理系でいうゼミ=勉強会)や、実験系の場合、実験装置の扱い方の修得。
大学院生の手伝いなどを通じて修得する場合も多くあります。
このような、ゼミや大学院生の手伝いを通じ、自分の興味とも相談しながら、研究テーマの方向性を考えていきます。もちろん、その研究室で扱えるテーマである必要があります。

夏ころ・・研究テーマのおおよその方向を決める。以後は、その方向に重点を置いて、実際の研究のスタート。

秋ころ・・研究成果の一部が出始める。それを元に、詳しい研究テーマ、と言うより今後の研究の方向性の詳細を決めるとともに、その方向性に沿って、さらに研究を進める。

晩秋・・卒業論文のタイトルや、論文の構成の素案を考え始める。序論の素案も書き始める。

12月頃・・成果がある程度出てくる。それをもとに、卒業論文の構成を調整したり、考察の素案を考え始める。その際、不足している実験・解析などを確認し、追加の実験・解析なども始める。

1月以降・・(本来であれば)成果はほぼ出そろって来るので、それを元に、論文を執筆する。その後、締めきりまでの間に、大学院生や指導教授に何度も見てもらい、ぼろくそに言われながら書き直す。

2月中旬・・論文提出と発表会。論文完成後は発表(プレゼン)の準備。
 私のところでは、提出の翌々日から発表会で、締めきりぎりぎりまで執筆していると、発表の準備が間に合わなくなるため、締めきりの、遅くとも数日前には論文は完成させることとしています。まあ、それでもぎりぎりになる学生はいますが。

以上です。

しばしば、理系はバイトが出来ないとか、休みが取れない、など、いい加減な情報を書き込む人がいますが、夏頃までなら余裕です。その後も、12月頃までなら、日程を工夫すれば、十分にバイトや休日は取ることが出来ます。ただし、バイトと言っても、コンビニや居酒屋などで、かつ、毎日ではないような仕事が主体です。
1月以降は、12月までに論文を殆ど完成させている学生を除き、かなりタイトな日々になってきます。
2月に入ると、一部の学生は、殆ど徹夜の連続で、休憩と言っても研究室のソファーで仮眠を取る程度と言った状態になります。もちろん、その時期であっても、余裕のある学生もいます。
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