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以下の文章の日本語訳について悩んでいます。

Hubo dos impactos directos,
cuando intentas apagarlas
solo esparces el aceite
es imposible hacer nada

訳はたぶん、
「二つの直撃弾を消火しようとしても油が散らばるばかりで、まったくどうしようもない」
なのだと思います。

問題は文法的なことです。
それぞれの文頭の Hubo, cuando, solo, es の文中での役割がよくわかりません。
また、intentar(試みる、やってみる)、apagar(消す、消火する)、esparcir(まく、ばらまく)という動詞の活用形が、なぜこのような形になっているのかがわかりません。
スペイン語の文法について詳しい解説をお願いいたします。

A 回答 (1件)

訳を見るとスペイン語中級以上とお見受けしましたが、文法的な役割が分からないというのはどういうことでしょうねぇ。


英語と日本語に直訳すると、

There were two direct impacts,
二発の直撃弾があった
when you try to put them out
あなたがそれを消そうとするとき
you only spread the oil
あなたは油をまくだけ
it is impossible to do anything
何もできない

フランス語なら、
Il y avait deux impacts directs,
quand vous essayez de les éteindre
vous ne faites que répandre l'huile
il est impossible de faire rien


Hubo 「~があった」という動詞
cuando 「~するとき」という従属接続詞
solo 「~だけ」という副詞
es+形容詞+不定詞 「~するのは○○だ」



intentar と esparcir が現在形なのは、まるで目の前で今起きているかのような、生き生きとした描写をするため。
スペイン語などでは非常に頻度の高い文体。

apagar が不定詞なのは、intentar の後だから。
intentar+不定詞 「~しようと努める」
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この回答へのお礼

この文章は映画「火垂るの墓」のスペイン語スクリプトに書かれていたものです。
http://www.kimisikita.org/scripts/hotaru/hotaru. …

空襲にあった直後、避難してきた人が話していた言葉です。
日本語のセリフだと以下のようになっています。

「直撃にあちょうとうて
むしろかぶせてほったらとおもうてな
ゆじこぼれるやろ
どないもこないもならへんわ」

英語とフランス語の文章を読むとスペイン語との文法的な比較がよくわかり、意味が明解になりますね!
スペイン語は十年ぐらい前に、初級の文法を学んだだけです。
それ以後まったく関わりがなかったので、すっかり忘れてしまっていました。
「まるで目の前で今起きているかのような、生き生きとした描写」というのも、たしかにうなずけます。
ありがとうございました!

お礼日時:2018/04/18 12:37

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