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名古屋金山間の二重戸籍という質問がありましたが、二重戸籍の意味がわかりません。
単に平行して走っていて、線が重複してるだけなのに、どういう問題が生じるのでしょう?
山手線は、山手線、東海道線、東北線の3つの線を走ってるらしいことは知ってます。しかし、京浜東北線は平行して走ってますよね?これが二重戸籍かどうか知りませんが、田町ー東京間を利用する人間に、東海道線に乗って下さいと教えられないですよね?
二重戸籍を問題にする場合ってのは、どんな時なのでしょうか?

A 回答 (2件)

これ参考になりますか?


http://homepage2.nifty.com/mars/linename.html
頑張ってくださいヽ(^。^)ノ

参考URL:http://homepage2.nifty.com/mars/linename.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。線の名称についてはよくわかりました。複雑怪奇なのですな(笑)

お礼日時:2004/10/18 16:32

鉄道の路線名等は、正式名と日常使われている通称と大きく違うことが多くあります。

質問者がおっしゃるように山手線は3線をまたいで環状運転をしています。
その環状運転区間の全部を山手線と仮定すると、東京~品川間は東海道本線と二重戸籍になってしまいます。
でも実際にはこの区間は東海道本線の単独区間です。
どのような背景で二重戸籍であったり、単独であったりするのかは明白ではありませんが、明治5年以後、早急にしかも複雑な鉄道網を作り上げたためだと思います。
また路線名も正式名で使うとかえって混乱する場合等には通称名で案内するのが日常となりました。
実際「東海道線」「東北線」は実在さず、正式には「東海道本線」「東北本線」です。
東京近辺でこれらのことを述べると永遠に説明しなくてはなりませんので、一部のみ説明します。
「東海道新幹線」「埼京線」「京浜東北線」等も実在せず通称名で使われています。「東北本線」の起点は「上野」でなく「東京」です。
東京駅から南へ向かう路線は「東海道新幹線」「東海道本線」「京浜東北線(南行)」「山手線(外回り)」「横須賀線」の5本あり、案内もそのように表記されていますが、正式にはこの5本は全て「東海道本線」だけです。
また山手線は、過去に「やまてせん」となったり「やまのてせん」になったりして、現在は「やまのてせん」が正式名になりました。
問題になっている中央本線ですが、これも非常に複雑です。
国鉄時代の中央本線の起点は「東京」で終点は「名古屋」でした。JR発足後は塩尻を境に東側はJR東日本、西側はJR東海の所有となりました。
つまり国鉄時代は「東京~神田」は「東北本線」と「中央本線」、「代々木~新宿」は「中央本線」「山手線」の二重戸籍でした。JR移行後はJR東日本が「二重戸籍禁止」と言う規則が出来、「東京~神田」は「東北本線」の単独となり、「中央本線」の起点は「神田」に変わりました。そして「代々木~新宿」は山手線となり、「中央本線」はこの区間で分断されると言う矛盾が生じました。
その名残で起点を表す「0キロポスト」は未だに東京駅の高々架線となった中央線の線路脇にあります。
しかしJR東海では「二重戸籍禁止」の規則はなく、「金山~名古屋」は「東海道本線」と「中央本線」の二重戸籍のままです。
また「金山」はもともと「東海道本線」には駅がなく、「熱田~名古屋」と「中央本線」の「金山~名古屋」は全くの別線でした。「中央本線」の「金山」駅は、東海道本線と分岐する近くに駅があり、東海道本線からはその駅を目の前にして走行していました。しかし、金山駅再開発事業で、「金山」を統合駅にする計画が立てられ、近くを通り過ぎていた東海道本線にも「金山」駅を設置し、大きな乗換駅に生まれ変わりました。その後「名古屋~金山」の中間部分に「尾頭橋」駅が開業しましたが、東海道本線の線路のみにホームが作られ中央本線の列車はホームがないので通過運転をしているため、質問があったようです。
で、現在の「中央本線」の正式な区間は「神田~代々木」「新宿~(塩尻)~名古屋」と言うことになっています。
さらに中央本線をより複雑にしているのは、全線を走破する列車は1本もなく「塩尻」で打ち切られていることです。また塩尻を境に東京方面を「中央東線」名古屋方面を「中央西線」と区分されています。
「塩尻」から名古屋方面は本来「下り」になりますが、「塩尻」から名古屋方面も東京方面も「上り列車」です。列車番号や列車名もそうなります。名古屋方面行きの特急は「しなの2・4・6~~~号」新宿方面行きの特急も「あずさ2・4・6~~~号」です。また各駅の案内も「塩尻」を境に逆転します。
中央本線の起点は「神田」と「名古屋」で、終点は「塩尻」そう解釈してもおかしくありません。
二重戸籍を問題にする場合は、JRの収支計算の問題等ではなく、一部の鉄道ファンの方たちです。
国鉄時代少しでも増収を図るため「チャレンジ2万キロ」と言うキャンペーンが展開されました。全国の国鉄全線完乗を目指した方もいました。それらに関した書籍も多数販売されています。で実際に乗った距離を計算するにあたり、正式な路線によって、重複乗車を除く距離を計算するため、この二重戸籍が問題化されました。2万キロを目指しわずか1キロでも足らなければ、それは目標達成にならないからです。
現在、「JR線に今まで何キロ乗っただろうか?」と考える方が多く、乗車距離を計算するにあたり、二重戸籍が問題になっているようです。
わかりにくい説明になりましたが、日常鉄道を利用するにあたっては全く関係のない話です。
日本を代表する「新幹線」が正式路線名にないのも、一般の方からすると「ウソ!」と思ってしまいますよね。
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この回答へのお礼

すごいご解説ありがとうございます。
要はマニアの国鉄全線完乗のためだけに問題になってるんですか・・・アホくさって感じがしますが、どうでしょう?
ちなみに、新幹線が正式路線じゃないとすると、妾扱いなのですか?JR東海のドル箱は、妾の収入ですかね(笑)

お礼日時:2004/10/18 22:58

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