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エアバスA350、ボーイングB787についての質問です。

以前の航空会社は同様のサイズであれば、エアバスかボーイングのどちらかを選択して、オペレーションコストを下げる方策を取ってきたと思います。

しかしながら、JALはB787を導入しながらもA350の導入を決めましたし、シンガポール航空はA350-900を導入しつつ、よく似たサイズであるB787-10の導入も始めました。

パイロットのライセンス、機材のオペレーションコストを考えるとどちらかに選択したほうがよいと思うのですが、何故、これらの会社は両方の機材を導入しているのでしょうか?

お分かりになる方、宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

製造会社を分けて各種のリスク分散を図るという側面があります。


また、製造会社に固執せず新鋭機を次々導入することによる宣伝効果を狙うという側面もあります。
更に、ローンチカスタマーとなることで宣伝効果に加え自社の要望を十分入れた性能・機能の航空機とするという側面や購入費用を抑制するといった側面もあります。

ということで航空機の機種選択、特に全ての面で価格(費用)最優先のLCC以外の航空会社ではいろんな面を考えて(=その辺の費用バランスを考えて)機種選定を行っています。
機種は異なってもエンジンメーカーを同じにすることでメンテナンス要員の育成や工具などの設備費用を抑える、、、といったことも考えたりします。
エンジンだけでなく、座席やトイレ、ギャレー設備などメーカー選定もそうですね。

参考まで。
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会社によって若干の違いがあると思いますが、基本的にB787はB767からの乗り換えとB757の一部の代替え、そしてB777のうち一部をB787で置き換える戦略でしょう。

A350とB787を国際線と国内線で使い分けるJALなどはこれに沿った戦略だと思います。

A350の特徴はB787より一回り大きい、ということです。これによるB777が担ってきた長距離大量輸送をA350が受け持つ戦略があるのでしょう。分かりやすく言えば、B747→B777→A350という「長距離の快適な運行用」だということです。

特にシンガポールエアはかなりゆったりとしたファーストクラスを持っていますので、これにA350のワイドボディが適当だったのだと思います。そのためシンガポールエアはA350を昔のB747クラスの大型機として使用するつもりなのだと思います。

それともうひとつ、ETOPSの問題があります。A350は世界で唯一ETOPS-370を取得した機種で、ということはこれまたB747とかA380のような4発機に近い運用ができるということになります。

JALが国際線で主にA350を利用するのはETOPS-370を使ってアメリカ航路の運用をスムーズにする狙いがあるのでしょう。

B787とA350はライバルですが、全く同じではなく、得意分野が若干ずれているので、両方ほしい航空会社もあるのだと思います。
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JALの場合、どちらも777の更新になるんだけど、A350は国際線、787-900は国内線と投入される路線が違う。


>パイロットのライセンス、機材のオペレーションコスト
も棲み分けることで、効率的な運用が見込まれる。

シンガポール航空は、平均在籍年数が世界で一番短いことで有名な会社。
「最新機種を取っ替え引っ替え」という社風だから、外野が心配する必要ないんじゃない?
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B787とA350では、一機当たりの登場客数が異なります。


787が少人数(=中規模)で350は大人数(=大規模)です。

勿論、787のExtended bodyを使って、A350を使わない戦略は可能です。
しかし、ボーイング一社に傾注するのはリスク管理上望ましくないので、BとAを両方使うのです。
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