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漏電ブレーカーが漏電をキャッチして動作する仕組みをわかりやすく教えてください。

また、ある回路で漏電が発生した場合に、まったく別の回路の漏電ブレーカーが動作しないのはなぜなのかも教えてください。

また、ある全体の回路の漏電ブレーカーの2次側に複数のブレーカー回路がある場合に、それぞれのブレーカー回路が少しづつ漏電している場合、その漏電電流は合算されるように漏電ブレーカーに伝わるのでしょうか、それとも最大値のみが伝わるのでしょうか?

専門的な回答もOKですが、できましたら素人にわかりやすい解説もお願いいたします。

A 回答 (3件)

(簡単のために単相二線式で説明します)


漏電していない回路では、二本の電線(行きと帰り)には同じ電流が流れています。
漏電すると、二本の電線の電流に違いが出ます。(漏電した電流は、地面に抜けて、漏電ブレーカを通らずに、電柱のトランスのアースを通して、トランスに戻ります)
漏電ブレーカでは漏電で発生する電線間の電流の違いを検出しています。

ある回路で漏電しても、別の(漏電していない)回路では、電線間の電流の違いはおきませんので、そちらの漏電ブレーカは動作しません。

漏電ブレーカーの二次側が複数に分岐してても、漏電ブレーカのところでは、漏電の合計が見えていますので、全体の漏電電流の合算で動作します。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすく、納得できました。ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/23 14:11

#1の方の回答に補足させて頂きます。



漏電遮断機の下に漏電遮断機を取り付ける場合、「保護協調」になるように、漏電遮断機の動作する電流を、下位より上位の方を大きくします。
例えば、分岐が15mA、主幹が30mAのようにします。こうしないと、下の遮断機より先に上の遮断機が動作してしまい、漏電していない系統まで影響が及んでしまうことになります。
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ある一定以上の電流が流れたときキャッチし、ブレーカーが働きます。

回路別に監視しているからです。最大が伝われば2次側には合算として伝わり、切れるため、1次側でキャッチする前に切れることになります。
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