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漢文 二重否定について

「〇〇んばあらず」と「〇〇にあらず」の使い分けがわかりません。

例えば
未嘗一日無客。の書き下し文は
未だ嘗て一日として客無くんば非ず。

と書いてあるのですが、前に同じような二重否定で「無きに非ず」と書いてあった気がしたんですが、これは見間違いですか?

無、不、非などの組み合わせによって違うのでしょうか?

非ず以外の時もよくわかりません。

例えば、無→不の時も「無くんばあらず」と読むんですか?

二条否定の書き下し方が全体的にわかりません。教えて下さいm(_ _)m

良ければ現代語訳の仕方も教えて下さると嬉しいです!

A 回答 (3件)

未 ダ/あらズ(二) 嘗テ 一日トシテ 無クンバ(一✓)客。


書き下し文  未だ嘗て一日として客無くんばあらず。
上記のように「訓点」がついていて、はじめて書き下し文のように読めます。

「未」は「いまダ」と「あらズ」と読む再読文字ですが、本来は「いまダ」と「ズ」に読みます。この場合に限って「あらズ」とよむのは、特別であって、
「未だ嘗て」ではじまり、 「無くんば」の形が あるとき、「あらず」と読みます。これは「強調表現」です。

「無くんば」は「漢文訓読」独特の読み方で、「無くは」に強調のため「ん」を入れて読みます。「ん」という濁音が入ったため、「は」が「ば」に変化しました。「行かずんばあらず」のように、「ず」の場合にも「ずんば」となります。これも強調法です。

 未だ嘗て一日として客無くんばあらず。

 過去において、一日として、客が無かったことはない

類例
 未 ダ/あらズ(二)嘗 テ 不 ンバ(一✓)有 ラ。
 未だ嘗て有らずんばあらず
 「これまでなかったことはない」
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書き下し(訓読)については、問題になるのは4つですので、覚えておくのがよいです。


https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/questio …
二重否定は一種の強調構文ですが、その意味を「嘗て」など副詞を付加して更に強める場合のみ、そのように読み慣わしてきた、としか言えません。意味を読み取る上では、ご提示のように「無きに非ず」と読む場合と何ら変わるところはありません。
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>現代語訳


メチャクチャかんたんで「……でなきゃいけない」と訳します。
>「〇〇んばあらず」と「〇〇にあらず」の使い分け
前者は二重否定、後者は単純否定。
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