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メキシコは主食のトウモロコシすら守れなかったと聞いたのですが、どういうことでしょうか?調べてみてもあまり要領を得ません。NAFTAによって種子も自由貿易に晒されて、自給率が大きく低下したということなのでしょうか?

また、もしおすすめの書籍や資料などありましたらそれも教えていただきたいです。

A 回答 (1件)

メキシコ住まいです。



農業政策の失敗からです。貧しい農民を救うということで、トウモロコシの種を無償供与。最初は一生懸命に畑を耕して働き、豊作。でも、雨が降らない、降り過ぎで立ち枯れの年も。種の無償配給がその家族が一年で消費する量だと分かり、畑に植えるのではなく、自己消費用にと。そのうちに、種を配達する係員が転売して、貧しい農家に売り上げ価格の半分を渡すように。これで、畑を耕さない農家だらけに。

急激な人口増にトウモロコシ国内生産も足りなくなり、輸入せざる得なくなっているのが現状で、NAFTAとは関係なしです。

土壌豊かな畑では、昔からトウモロコシは作っておらず野菜です。これは国内消費量をはるかに越す収穫で、NAFTAで優位になりアメリカに輸出されています。

石ころだらけ、水にもあまり心配なしに育てられることができる貧しい畑には、トウモロコシしか栽培できない。その貧しい畑の持ち主を補助する農業政策の大失敗となりました。
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