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雨水浸透ますについての質問です。
うちの雨水浸透ますは図のようになっています。
普通、側溝がわの方が低い位置になるような気がするのですが、これってあっていますか?
大雨のときは逆流してしまうのではないかと思ったのですが…。
詳しい方、ご教授お願いします。

「雨水浸透ますについて。」の質問画像

A 回答 (6件)

再。


まあ、タテマエですが、、、
参考に法文を。

建築基準法 第19条(敷地の衛生及び安全)
【第1項と第3項を抜粋します】
1 建築物の敷地は、これに接する道の境より高くなければならず、建築物の地盤面は、これに接する周囲の土地より高くなければならない。
ただし、敷地内の排水に支障がない場合又は建築物の用途により防湿の必要がない場合においては、この限りでない。
3 建築物の敷地には、雨水及び汚水を排出し、又は処理するための適当な下水管、下水溝又はためますその他これらに類する施設をしなければならない。

おわかりですか?
今回の排水にしても、敷地単位で衛生に気を払う義務があるんです。
第1項で、敷地は道路より高くあるべき。
「ただし書き」で、この法を例外として除外できる手段の教示。
第3項で、有効な排出機能も確保させる義務。

で、自然に考えれば流出管は流入管より低いわけです。
いくら浸透とは言え、あえて高くして差分を排出不能にする必要はありませんよね。
気になったのは、現地の取り合い上でこれができないのでは?
つまり、地盤高の影響、逆算して桝と管が制限を受けて流体を排出するために必要な勾配が取れない。
(参考にイメージ図を。今回は上図、基本は下図。)

U字溝で考えると、たぶん底が高いと想像します。
十分に低ければ流出の管底を上げる必要が無いでしょ。

U字溝に流れるものは雨水だけとは限りません。
浄化槽を使う家庭があればそれも流れます。
合併ではなく単独浄化槽なら排出BODはたぶん90ppmクラス、そもそも雑排水は浄化せずに垂れ流しです。
こんなもの安易に逆流させて敷地内に浸透させてはいけない。
ちなみに合併浄化槽の排水はかなりきれいなんですが、それでも自分の家でも宅内浸透させることを多くの自治体が禁止しています。

逆流を大げさにアピールして脅すつもりはありません。
雨水処理に関しては各自治体の担当課がそれぞれ基準を設けているはず。
大規模な建物であれば指導が入ります。
私が設計担当なら浸透桝を止めて普通の桝に代えます。
自治体から雨水処理を義務付けられているのなら、小規模な貯留槽でも何でも代わりの方法はありますから。

大雨でU字溝があふれれば管を介さずとも、道路もどこでも水びたしになる理屈です。
これを建築基準法では敷地を道路より高くすることで「平常であれば逆流しないよう防いでね」と決めたわけ。
「ある程度」はどこまでか、これは耐震補強と同じで施主の考えによるわけです。

で、今回の管についても、U字溝のWL(ウォーターライン・水位)と宅内から最終桝へ接続する流入管の管底は逆転させないほうがいい理屈です。
かつて私が担当した建物でも雨水排水抑制施設の設置義務がありました。
考え方は以下。
50mm/h、つまり毎時50ミリの豪雨に耐える施設と想定しましょう。
その場所だけでなく町全体でこれ以上の雨が降ればそこらじゅうが冠水して、単独の建物での対応は意味が無い、です。
なら、そこに至るまでは何とかしたいわけ。
30mm/hの雨が30分程度降っただけで敷地内に逆流させて浸透させたくはないでしょ。

今回の計画では「余裕」が少ない(私的にはマイナスと思う)ことはおわかりですよね。
機械設備(給排水設備)って、躯体(意匠)よりおざなりにされる場合が多いです。
でも、躯体を骨格と考えれば給排水設備は消化器官、電気設備は神経系統、どれも大事なんです。
「雨水浸透ますについて。」の回答画像6
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言葉での説明も伝わりにくいと言いますか、説明自体が面倒なので推測を含め図にしてみました。



上の図が普段のお宅の状況です。
すべて枯れていればそれまでですが、一定の雨が降った場合、側溝側の配管底面に達するまではマスに溜まり、あとは自然と側溝側にオーバーフローしますので、マスの中と家の方への配管には勾配にもよりますがわかりにくいかも知れませんが、勾配2センチ分だけの赤く囲った三角分だけ水が溜まるのが水位の上限となります。

ところが下図のように豪雨となりお宅を始め周辺地域に一斉に雨が降りますと、側溝の水位自体が上がり、そうなるとお宅に関しても側溝方向に流れるべき水も行き場がなく、むしろ逆流?滞留するわけですので、マス内は側溝水位まで満水にもなり兼ねませんし、さらには敷地全体にオーバーフローもあり得ることになります。

わかります?
「雨水浸透ますについて。」の回答画像5
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これ、雨水の最終枡の施工図ですか?


GL(地盤面)の高さも管の径も関係なく、入りと出の水面だけに注意。
宅内(流入)側がU字溝(流出)側より2cm低いの?
普通は無い。

ましてや浸透枡ですよね。
U字溝の状態がわからないけど、中途半端にU字溝が滞留したら、外部の排水を質問者さん宅の敷地に浸透させかねない。
衛生上の問題があります。

高さが逆転したのは敷地の内外の高低差の関係ですか?
例えば、それぞれの集水枡の埋設深さが確保できないとか、U字溝の底が高い、とか。
枡を浸透にするなら途中の配管も有孔の塩ビ管を使う場合もあるし、浸透メインだから敷地内の配管に勾配を付ける必要は無いので施工は比較的楽かと思うんですが…

業者が作成した施工図なら工事監理者(施工側ではなく建築士の資格所持者)がいると思うから、確認させること。
図面の流れは、普通は専門業者(この場合は水道屋)から元請けを経由して工事監理者がチェックして、承認した印として各人が原図に捺印をすると思うんですが…
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
まさにその事を心配しておりました。
この間の大雨で側溝がオーバーフローし、雨水浸透ますに流入しておりました。
可能性として逆流がおきますよね。
勾配のついた家なので、トラップ前で二センチの高さが、ついているかもしれません。
また施工業者に聞いてみます!ありがとうございました。

お礼日時:2018/07/11 13:16

水面からの高さで答えは出ていますね。



ただ、建物からの配管の勾配の取り方で、入りと出の差が15-17=-2cm。
で、枡から家側にさかのぼり、はじめの分岐(合流)までにその2cmが確保できていれば、ひとまず問題はないでしょう。

構造的には、はじめのトラップまでということになりますが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
少し勾配のある家ですので、たぶんトラップ前には二センチ以上あると思います。
詳しくは分からないので、施工業者に聞いてみますね。

お礼日時:2018/07/11 13:12

それぞれ配管の底面の高さだけで言えば、家側の方が水面から2cm低いので、その2cm分は絶えず雨水が球亭ることになりますね?


ただその2cmを超えて流れ込みマスに溜まる分は側溝側に流れていきそれ以上に水位が上がることはないとも言えます。
汚水マスではなく雨水マスとのことですし、そもそも浸透升とのことですので、マスに溜まった雨水はゆっくりながらも地中に浸透していきますので、実質逆流として家側に2CM分溜まる=逆流するのも一時的なものかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。先日の雨でオーバーフローしておりまして。側溝側から流入していたのです。この分水が雨水ますにたまってしまって。いまはパイプより下にありますが、側溝側からの水が家側のパイプに逆流するのかな?とちょっと気になりまして。

お礼日時:2018/07/11 13:10

家側が 水面まで 52cm


側溝側が水面まで 50cm

水面は あくまでも水平なので
側溝側の方が低いですよね 水は 側溝側に流れて行きますよ
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
地面までの勾配は側溝側についているのですが、パイプの位置(高さ)が気になりまして。
また調べてみます!

お礼日時:2018/07/11 13:07

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