金魚『ティエム錦』と『フロッグヘッド』という種類(？)を見掛けたのですが、どういった種類なのか、また

金魚『ティエム錦』と『フロッグヘッド』という種類(？)を見掛けたのですが、どういった種類なのか、また作られたのがいつ頃なのか等々…
教えて頂けたら幸いです

No.1 ベストアンサー 回答者： tetu758 回答日時： 2018/08/12 00:55

金魚を繫殖させていますので回答をします。

　質問で書かれているフロッグヘッドはスイホウガンの肉瘤が出ている個体を指し、チョウテンガンの肉瘤が出ている個体をトータルヘッドと言います。今まで知られていない理由は他の金魚と違い不細工過ぎる事から飼育歴が永い者、一部の物好きしか知られておらず闇に葬られていた品種です。

　スイホウガン、チョウテンガンは本来は肉瘤が出ない個体ですが、モザイク柄の個体を作る際にアズマニシキを使用するとこの様な個体はでますし、キャリコを使用するとこれ等はでません。これ等の先祖はデメキンの派生ですから目が上を向き、大きく出ずに目の廻りが膨れる個体をヒキガエルに例えており、目が大きく出て上を向き、目の廻りが膨れない個体をスッポンに例えて呼んでいる個体です。

　モザイク柄は本来はワキン系の一部とデメキンにしか出ない柄であり、これをリュウキンに取り入れたのがキャリコであり、オランダに取り入れたのがアズマニシキです。リュウキンとデメキンは親が従兄弟（従姉妹）同志であり、オランダとデメキンは祖父母が従兄弟（従姉妹）同志です。これを修正するには何倍以上の手直しが必要であり、その結果この様な個体がでます。
　
　ティエムニシキは業者が一定した名を付けていませんので詳しくは私は知りませんが、私が現在繁殖に挑戦しているリュウガンはシシガシラデメキン、オランダデメキン、デメガシラ等の名があり、ある業者が中国でデメキンを竜、麒麟に例えて呼んでいるのに肖り、この名に統一されました。金魚はこの様な例が多く、安定した個体名がありません。

この回答へのお礼

丁寧にありがとうございますm(_ _)m

『トータルヘッド』………そう言うのもいるんですね！
金魚は奥が深い…。益々興味が引かれますねぇ～♪o((〃∇〃o))((o〃∇〃))o♪

でも、フロッグヘッドが不細工…っと、言うのはちょっとショック受けました(笑)
(結構ガチ目に『可愛！』と思ってしまったから…)

何はともあれ、ありがとうございます！！(о＾∇＾о)

お礼日時：2018/08/12 03:28