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自分は今、建築学科の一年生として建築を学んでおります。
漠然とした目標なのですが、将来設備設計一級建築士の資格を取り、大手ゼネコンまたは大手建築事務所の設備設計を担当したいと思っています。
まだ早いとは言われるのですが、早すぎて損することはないと思ったので質問させていただきます。学部卒で設備設計の職につくためには、どのような企業(ゼネコン、サブコン、組織系建築設計事務所、アトリエ系建築設計事務所、ハウスメーカーなど)に就職するのがよろしいのでしょうか。
また院卒の人と比べて、どのような企業だとどのような待遇(就活のときや就職してから)をされるかなどをできるだけ細かく教えていただけるとありがたいです。
自分の勝手な想像では、大手サブコンの設計部に就職して実務経験を積んでから一級建築士の資格を取り、さらに設備業務を積み設備設計一級建築士の資格を取ることが学部卒にとっては良いと思っています。

A 回答 (2件)

建築設備士の受験資格としての実務経験は以下のとおりです。



設計事務所、設備工事会社、建設会社、維持管理会社等での建築設備の設計・工事監理(その補助を含む)、施工管理、積算、維持管理(保全、改修を伴うものに限る)の業務
官公庁での建築設備の行政、営繕業務
大学、工業高校等での建築設備の教育・研究
大学院、研究所等での建築設備の研究(研究テーマの明示を必要とします)
設備機器製造会社等での建築設備システムの設計業務

したがって、上記の業務が行える、ゼネコン、サブコン、建築設計事務所、設備設計事務所、官公庁、ビルメンテナンス会社、設備機器メーカーで、実務経験を得る事が可能です。

一級建築士の受験資格としての実務経験は以下のとおりです。

設計・工事監理に必要な知識・能力を得られる実務
(1)建築物の設計(建築士法第21条に規定する設計をいう。)に関する実務
(2)建築物の工事監理に関する実務
(3)建築工事の指導監督に関する実務
(4)次に掲げる工事の施工の技術上の管理に関する実務
 イ 建築一式工事(建設業法別表第一に掲げる建築一式工事をいう。)
 ロ 大工工事(建設業法別表第一に掲げる大工工事をいう。)
 ハ 建築設備(建築基準法第2条第三号に規定する建築設備をいう。)の設置工事
(5)建築基準法第18条の3第1項に規定する確認審査等に関する実務
(6)消防長又は消防署長が建築基準法第93条第1項の規定によって同意を求められた場合に行う審査に関する実務
(7)建築物の耐震診断(建築物の耐震改修の促進に関する法律第2条第1項に規定する耐震診断をいう。)に関する実務
(8)大学院の課程(建築に関するものに限る。)において、建築物の設計又は工事監理に係る実践的な能力を培うことを目的として建築士事務所等で行う実務実習(インターンシップ)及びインターンシップに関連して必要となる科目の単位を所定の単位数(30単位以上又は15単位以上)修得した場合に実務の経験とみなされる2年又は1年の実務
※1 建築士等の補助として当該実務に携わるものを含む。
※2「建築実務の経験」には、単なる写図工若しくは労務者としての経験又は単なる庶務、会計その他これらに類する事務に関する経験は含まない。

したがって、両方の受験資格としての実務経験を得るには、ゼネコン、サブコン、建築設計事務所、設備設計事務所、官公庁である必要があります。(上記の実務経験を得られる職種に限ります)
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この回答へのお礼

二度も御回答頂きありがとうございました。
まずサブコンに勤めて建築設備士の資格を取得することを目標に、頑張りたいと思います。

お礼日時:2018/08/31 10:21

ひとつ注意して欲しい点があります。


設備設計一級建築士の指定講習の実務経験は、一級建築士としての業務は、確認申請に設備設計の設計者として記載されている業務に限られている事です。
したがって、5年以上の、確認申請に記載されている設計者としての実務経験が必要と言う事になります。
ただし、建築設備士の場合は、一級建築士を取得前の実務経験も含めて、全て実務経験として認められます。
したがって、まず建築設備士を取得しておくのが、実務経験上は有利だと言う事になります。(指定講習の修了考査で、法適合確認のみを受ければ良いと言うメリットもあります)
院卒、学部卒に関しては、入社後は扱いに違いはありません。(ただし、就職希望者は、院卒の方が多いと思います)
建築学科の学生との事ですが、設備系の授業科目はどの程度準備されていますか?
設備の設計演習などの科目は受講可能でしょうか?
大手サブコンや大手設備設計事務所ならば、自社養成が可能と思われますが、ゼネコン、組織設計事務所の場合は、かなり大規模でないと、自社養成は難しいと思います。
アトリエ事務所では、設備担当者自体もいないか、数名でしょう。
大手サブコンや大手設備設計事務所の場合は、確実に建築設備士の取得が必要です。(確認申請の設備設計者としての、業務が少ない為です)
建築設計事務所の場合も、建築設備士の取得が得策だと思います。(業務上、設計者としての記載は、ある程度の役職者に限られるからです)
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この回答へのお礼

ありがとう

御回答ありがとうございます。
まず、設備系の授業についてですがまだ一年次には設備系の科目がないので履修していません。設計演習の科目については、シラバスで調べたところ三年次に履修可能です。
再度質問になって申し訳ないのですが、建築設備士の資格を取得するために実務経験が二年必要らしいのですが、その実務経験はどこで積めばよろしいでしょうか。(大手サブコンに就職後施工管理等で実務経験を積み資格取得→設計部に転属、建築設計事務所において設備設計の実務を積んでから取得→大手へ転職、など)

お礼日時:2018/08/31 06:01

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