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フイルム式カメラに詳しい方。35ミリハーフ判コンパクトEEカメラに距離計連動式で2重像合致のピント合わせるものが存在しません。これにはちゃんとした理由があるのか?どうかを是非お聞かせください。

A 回答 (6件)

ハーフ判カメラに付いているレンズは例えばオリンパスペンで焦点距離28ミリですね。


135サイズカメラで28ミリレンズなら「絞りF8、合焦距離3m」にしておけば1m手前から無限遠までピントが合ったように写ります。
私の知り合いはそこでヘリコイドが動かないようにテープで固定してスナップしていました。
そんなレンズが付いているんですからピント合わせをする必要は殆どないんです。
今のように料理や花をアップで写すとか、背景をボカしたいなどの流行りはありませんでしたから
普通のスナップや風景写真にはそれで充分でした。
もし多少なり正確な合焦の必要があったとしても「ゾーンフォーカス」で対応できました。
なのでピント合わせ機能が存在しない理由としては「不要だから」もあるんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。つまりは何を撮りたいかによってカメラもレンズも決まる、あるいは選ぶ…という事ですね。ハーフ判カメラは元来大伸ばした作品づくりとかの目的ではなく誰にでも簡単に旅の思い出などの記録を残す事が主でしょうし、それ以上のカメラやレンズを求めるなら1眼レフという事になりますからね。よくわかりました。

お礼日時:2018/11/11 10:42

ニコンS3M。

よくぞ調べたなと思います。
まぁ、このカメラ、躯体はフルサイズ用をハーフサイズに転用したもので特殊と言えば特殊カメラの部類に入りますね。
それ以外にも、フィルム自体貴重な時代には、フルサイズのフレームを狭める事で、フルサイズとハーフサイズが切り換えられカメラも、そこそこ存在したと記憶しています。

さて、本題ですが、ハーフサイズに先鞭を付けた、Olympus Pen初代を皮切りに各社も追従する形で、カメラは1家に1台の時代を迎えます。
これらカメラのコンセプトは、低価格コンパクトと簡単操作ですから距離計が省略されているのです。

距離計合致式は、三角測量の原理ですから、基線長が長いほど、ファインダー倍率が大きいほど、高精度測距が可能になります。
そうすると、低価格コンパクトのコンセプトとは両立が出来なくなる。
それが、距離計連動カメラが存在しない最大の理由です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。要はコストとボディの小ささの問題という事ですね。それで35ミリフルサイズでありながらハーフ判カメラと同じサイズのローライ35が距離計連動式に出来ない訳がわかりました。

お礼日時:2018/11/10 23:03

>ということで旅行の思い出とか家族の記念写真とかでピント合わせなど考えず誰にでも簡単に撮れる事を前提として設計された。

という解釈上でよろしいのですね。

それは、どうかな?と
距離系連動式もしくは二重像合致式のどちらかの機構を持つハーフカメラ、というのは沢山ありましたから

レンズ交換式ハーフカメラというのもありましたし、黎明期は色々なことを試行錯誤していましたよ

まあ、普及したのはEEで固定焦点なのは確かですが
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この回答へのお礼

お礼の返信遅れました。二重像合致式のハーフ判カメラがあったとは知りませんでした。どこのメーカーで何という名称なのか知りたいです。昭和の終わり頃からカメラをやりだして30年が過ぎいつの間にか40数台いろんなカメラを所持しておりそれなりに地方のカメラ中古店を歩き廻りましたが見つける事は出来ませんでした。

お礼日時:2018/11/17 20:20

あとは「レンズの焦点距離」のことがあるのでは?。


ハーフサイズだから、同じ画角であるならば、焦点距離は短くなるはず。
すると、被写界深度も深くとれるわけで、ピントの幅が大きいと。
それで「多少不正確な距離計でも足りるでしょ?」ということもありそうです。
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この回答へのお礼

わかりました。要するにハーフ判はパンフォーカスでスナップ的に撮る事を前提に設計されていて厳密にピント合わせて撮るならば他のカメラですよ。…ということで旅行の思い出とか家族の記念写真とかでピント合わせなど考えず誰にでも簡単に撮れる事を前提として設計された。という解釈上でよろしいのですね。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2018/11/10 18:10

当時は、同じフィルムを使って、2倍の枚数が撮れるというケチな人向けのカメラでしたから、販売価格を抑えるために、ピントは固定か、せいぜい目測で。


キチンと二重像合致式を採用しようとすれば、カメラの横幅がある程度、必要になります。ライカなどが、小型化にあまり関心がなかったのは、この前提があるため。小型という特徴重視のハーフ判には、なじまない方式です。
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この回答へのお礼

なるほど今でこそフイルムは子供のお小遣いでも買えますけど当時は高価だったでしょうし、ましてやそのあとの現像とプリントとなれば現在の価値から換算すれば3倍の価格はしてたでしょうね。それとお答えのボディのサイズの上で距離計に出来ない…のは気が付きませんでした。言われて見れば35ミリフルサイズのローライ35でハーフ判に負けないぐらい小型なのに目測にせざるを得なかったという事ですね。納得いく回答ありがとうございました。

お礼日時:2018/11/10 15:28

ニコンS3Mが距離計連動式で2重像合致のピント合わせ式のハーフサイズカメラです。


https://blogs.yahoo.co.jp/gatapasya/67078537.html

基線が短いので距離系連動させても正確なピント合わせが出来ないから
二重像合致もファインダーが小さく、合焦した像を判別し難いから
一般人に普及させるのは、それらも端折って絞りの被写界深度でピント合わせをしたほうが楽だから
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。ニコンにそういうカメラがあったとは初耳です。それからファインダーが小さいからピント合わせしずらいから…なるほど言われて見ればそうですね。ローライ35が距離計連動式に、なっていないのが重ね重ね残念で仕方ありません。ありがとうございました。

お礼日時:2018/11/10 14:50

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